0Gヤメが業界を滅ぼす

最近スロットで危惧していることがありまして、それが0Gヤメなんですよね。
この状況が頻繁に見られたのは北斗転生くらいからだったと思います。

北斗転生が登場した当初、私はそこまで勝ちに徹したスロリーマンではなかったので、遊技性をそれほど調べずにスロットを打っていました。
それでも4号機のストック機時代にはハイエナで激しく稼がせてもらっていたので、その時も基本的に収支はプラスではありました。

私の固定観念として4号機の名残でボーナス終了後は128Gまで回す(前兆次第ではその手前でやめる)というものがあった為に、各機種においては基本天国否定まで回すという立ち回りをしていました。

そういった状況の中で北斗転生においては0Gヤメで放置されている台を度々発見し、それに対して疑問を感じていました。

「これはラッキーと思って打つべきなのか」
「いや、0Gで捨てるには何か理由がある」

その状況を見て、多少ハイエナの知識を持っている人であれば容易に理解できると思います。
北斗転生で最も期待値が取れるやめ時はAT終了後0Gであると。

ハイエナにおいては「どこから回す?」ということと同じように「どこでやめる?」ということが重要であるとはつくづく思います。

「AT終了後、天国否定まで回す価値はあるのか?」

こういった疑問にはサイトで容易に調べられますが、そこから一歩踏み込んで
「このゲーム数で当たった場合は天国否定まで回す」
「小役(またはチャンスゾーン)解除の場合は天国否定まで回す」
「AT終了後特定の演出に入ったら天国否定まで回す」
「AT終了後特定のセリフや背景の出現で天国否定まで回す」
といったようにさらに踏み込んだ知識を付けることによって勝率は上がります。

さらに天国否定したが、その途中にスイカを引いたらどうするべきか。
それが強チェリーであればどこまで回すべきか。などあらゆるところで判断力が問われます。

勝つ為に最も大切なのは最小限の投資でATを当てて、AT終了後も一切無駄なコインを消費せずに最善のヤメ方をする。
この2つにつきます。その為にも知識は絶対に必要であり。以前の自分のような「128Gでやめればよい」もしくは「天国否定まで回せばよい」という固定観念では今の時代稼ぐことはできないですよね。

話はそれましたが、北斗転生の時から0Gヤメが頻繁に見られるようになり、私も気になって調べてみるとやはり0Gヤメが最も期待値が取れるという事実を知りました。
そのほかにも。カイジ3や吉宗。バジリスク3や蒼天の拳などAT終了後の示唆にもよりますが、0Gヤメが最も期待値が取れるという台が現在ではほとんどです。

そして今後も0Gヤメが最も期待値が取れるという状態が続いてしまうとホールでの空き台は0Gヤメの台がメインになってしまい単純に稼働が減ります。
そして、スロットをよくわからない素人も0Gヤメをするべき台なのだと薄々感じます。
そうなるとAT終了後即ヤメ。そして即ヤメの台には手を出さないという構図ができてしまいます。
これではスロットコーナーは衰退しますよね。

同じようにモンキーターン2の島に入っても全ての空き台が128Gで終了しているという状況を見て何か危機感を憶えます。
モンキーターン2は個人的には0Gヤメで稼働しておりますが、一般的には128Gヤメが主流です。
ではこれからモンキーターンを打とうと思ってる人がモンキーの島に行って空き台が全部128Gだったらどう思うでしょうか?
何だか打つきが失せますよね。
そうなると稼働に影響して結果的にスロット業界は衰退すると思うんです。

ですから、あまりにも明確なやめ時というのが問題だと思いますしその主たるものが0Gヤメと言えるでしょう。
ハイエナ稼働をしている私からすると0Gヤメできる台が効率良くて重宝しておりますが、業界全体で考えると大きな問題です。
もっと天国ゾーンの期待値を上げる、もしくは天国否定まで回させるような演出示唆を考えるといったことで0Gヤメさせない台を作る必要があると思います。
かといってモンキーターンのように128Gヤメが目立ってしまってもそれはそれでダメなわけですから、それも改善しなくてはならないですよね。

しかしまあ、ゲーム数解除方式を採用している時点で、期待値が最も取れるヤメ時というものが必ず存在してしまうことは理解できます。しかしながら、そこからいかに打たせるかといった仕様や演出をメーカーに考えてもらうことが要求されますね。

【7月17日 稼働報告】

種別 機種 内容 枚数
20円 戦国乙女 西国参戦 553 -31枚
20円 CRリング~呪いの7日間~ FPF 89回転@千円 -2000玉
5円 バジリスク3 294 +53枚
20円 バジリスク2 642 +67枚
20円 モンキーターン2 512 -6枚
20円 蒼天の拳2 464 +854枚
移動件数 6
日別収支 14,380
今月累計 152,620

蒼天2では21:30くらいから464Gの台を打って宿命の刻14連中に閉店となりました(>_<) まあ、こればっかりは仕方ない。 464Gですからその時間からでも個人的には打ちますね~。

“0Gヤメが業界を滅ぼす”のコメント一覧

  1. えーたいぷ より:

    こんばんは。
    いつも楽しく読ませてもらっています。
    確かに最近の0Gヤメは怖いぐらい浸透してます。自分も含めそんな台は敬遠しますからね。

    いつでも止めれるジャグラーでさえ0Gヤメなんて見たことないですよ。

    蒼天2が全台1桁G数ヤメの島を見た時は寒気すら感じましたね。

    どこのゲーム数でも当たる可能性がある台の開発を望みます。

    • アバター画像 クロロ より:

      >えーたいぷさん
      はじめまして。
      いつもご愛読ありがとうございます(^-^)

      やはり0Gヤメ台のイメージはよくないですよね。
      どこのゲーム数でも当たる可能性がある台となると完全確率のAタイプとなるのでしょうが、現在のテーブル方式のAT機でそれをやるのは難しいと思います。

  2. キムチ より:

    初めまして^^
    いつも楽しく拝見してます
    0G止め、難しい所ですよね
    というか、4号機時代と比べてユーザーの知識レベルが高いのが原因ではないでしょうか?
    昔は皆さんG数等何も考えずにお札ツッコんでましたよね・・・
    この業界自体終わりは近いんでしょうね、クロロさんが一番肌で感じられてると思いますが(^_^;)
    1つ質問があるんですが、営業中に短時間で北斗転生の液晶表示のあべし数を全台0あべしにする事は設定変更以外で可能でしょうか?
    例えば、液晶表示100あべし等様々なあべし数の転生が1時間後(営業中)に全台0あべし

    • アバター画像 クロロ より:

      >キムチさん
      はじめまして(^-^)
      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおりユーザー知識ですよね。
      その主たるものとしてスマホの普及がかなりでかいと思います。
      あべし数は電源入り切で表示は0となりますが内部的にはカウントされたままです。
      表示も内部的にも0にする為にはリセットしかないですね。

  3. 相(かわ)性 より:

    0Gヤメの走りはあべしよか前にばんちょじゃないですかね。と、どうでもいい事を言ってみた。
    そして21:30の464はスルーかな。って思ったけど、天井到達で打ち止め22:45分で850枚プラスになるのなら余裕で行ってよさそうかな。
    きわどい!でも、入ってる!みたいな

    • アバター画像 クロロ より:

      >相(かわ)性
      確かに番長のが先であれは操グローブによる判別でしたね。

      ただし、グローブの判別で状況によっては0Gヤメが推奨されておりましたが、なんだかんだいって32や64まで打つ人は多かったですよね。
      それに比べて北斗転生のときは番長よりも圧倒的に0Gヤメが目立ってました。

      グローブで判別とはいえ、一般ユーザーからしてみれば0Gでヤメるということはなかなか勇気のいることなのかもしれないですよね(^^;

  4. […] 私が当サイトを開設した初期の頃に0Gヤメが業界を滅ぼすって記事を書きましたけど、それと同じようなことをここで書きたいと思います。 […]

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