未来の不安を抱くよりも、今できること

どうも。

パチンコ店長のクロロです。

数ヶ月前に、うちの家内からハッとする一言をいわれたことがあって、今回はその話をしようと思います。

私の両親は現在田舎で農業を営んでおり、私を含めて他の兄弟は全員そとに出てしまったので
田舎の農業であったり、両親のことが心配だという話は以前に書きました。

その話の詳細はこちらをご覧ください
↓↓↓↓↓
パチンコ業界で働くジレンマ

自分の悩みといえば
両親の未来や家業に関することであり、それ以外の悩みはぶっちゃけありません。

家内や子供がいますが二人とも健康だし、大学を卒業させるくらいの金はある。

さらには、本業では日本人の平均年収を200~300万上回る給料をもらっており
ネットビジネスやスロットといった副業においても毎月20万以上を稼ぎ続けている。

そんな感じで、自分自身や家内子供に対する不安はないのですが

「うちの両親は大丈夫なのかな」

「この先、病気でもして寝たきりになったらどうしよう」

「父親がなくなったら、農地と機械と設備はどうなるんだ‥」

といった不安があるということです。

その為、将来のことに対して家内に話をしたりします。

「俺と君の両親とか、先のことを考えると不安になるよね」

しかし、家内のほうは楽観的であり

「そういう時期がきたら考えればいい」
といったことを返してきます。

そして、そのような会話の中でふと家内に投げかけられた言葉が印象に残ったのです。

「クロロはそう自分で言うわりには、家に帰って親に姿を見せたりしないよね」

これを言われた時には、たしかにその通りだなと思って
私はたしかに、家に帰って親に姿を見せるということを、ほとんどしてこなかったのです。

お盆や正月においても帰らないことが当たり前であり
それはたしかにパチンコ店を営む以上、繁忙期に帰れないというのは致し方ないことなのですが

帰れる状態になっても、スロットとか自分の趣味を優先してしまっていたのです。

そのようなことを家内にいわれたときに、自分は口先だけの人間だなと気づきました。

それから、できるだけ家に帰って親に姿を見せてやろうと思ったのです。

そして、先月は父親の誕生日があったので
「その日、実家に帰って食事をご馳走するよ」と母親に連絡しました。

これがその時の写真です
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両親は喜び、3人で談笑しながら2時間近く食事していました。

父親は弱いのに酒好きであるために、昔は飲みすぎて体に負担をかけることが多かったのですが
今はいい年なので、なるべく飲みすぎないようにしているらしく、熱かん2本だけにとどていました。

その後、会計を終えて(3人で9000円だった)家に帰ると
父親が「近所の●●の寿司屋にいくぞ」といい出しました。

熱かん2本だけで止めておけばいいものを、さらに飲むといい出したわけです。

母親は「ヤメておきなさい」と反対していたのですが
私は「せっかくの誕生日だから行かせてあげていいと思うよ」
といって1万円を渡しました。

父親と母親は、お金を受け取るのを拒否したのですが
「せっかくの誕生日だから」といって1万円を強引に受け取ってもらいました。

その後は、酔った父親が1人で寿司屋に行くのも危ないからといって、母親もついていきました。

一方、私は実家では何もやることがないので持参した本を読んでいました。

その時に読んだ本
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そして、途中母親からLINEが入りました。
30519

私がとった行動に対してこんなに喜んでくれたとは‥

今まで、誕生日を祝うという当たり前のことができていなかったなかで
家内の一言がきっかけとなり、親に喜んでもらうことができて嬉しかったです。

最近は落ち着きましたが、一昔前であれば親と食事するよりも
パチスロ稼働で期待値を積むことを優先していたと思います。

翌日、実家を帰るときに、父親から子供にと封筒を渡されました。

その後、家に帰って子供に渡すと1万円入っていたらしく

「ご馳走したのに結局意味ない‥」

と苦笑いしました(^^;

ただまあ、今後も両親が元気なうちに食事とか旅行とか連れてってやりたいなと思います。

将来の不安を色々と嘆いているのではなく、今できることをしてあげるということが大切だと悟りました。

やはり、未来や過去ではなく現実に生きるべきであるかなと。

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◆発行者:北山クロロ

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2016.11.11 メルマガバックナンバーより

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“未来の不安を抱くよりも、今できること”のコメント一覧

  1. ライブ より:

    あんたは嫌いだが奥さんには好感がもてるな
    お金お金もいいけど
    女性はこうゆう時の感性が素晴らしい
    女性は強し

  2. モグモグ信玄 より:

    エリア長として、繁盛期(年末年始の休暇)前に現場の方々にも何かしてあげてみてわ
    クリスマスに働く人たちにケーキとか

    • アバター画像 クロロ より:

      そういったサプライズ系の行為は、従業員満足(Employee Satisfaction)を上げる為に重要な要素であり、けっこうやってるホールが多いですよ

  3. - より:

    お父さんそんなに喜んでくれるとはよかったですね

    ぶち壊してやりたくなりますね♪

  4. あきたん より:

    農機具の売却は、近くのイセキやヤンマー等の近くの農機具メーカーに声を掛けると、即引き取り→転売してもらえます。

    農業をしていると…農業は高齢の方が多く、体を悪くしてから辞められる方が多いので、そういう場に直面する事が非常に多く、私も昨年は何度か農機具のメーカーさんに「買わん?」と声を掛けられた事があります。

    • アバター画像 クロロ より:

      情報ありがとうございます。

      父親がリタイヤしたら土地と機械がどうなるのか不安ですが、どうにかなりそうな感じですね。

  5. まさ より:

    クロロ店長さんはじめまして。
    実家を逃げるように飛び出してこの業界に入り、
    祖母の臨終にも立ち会わなかった身としては
    心にしみたお話でした。
    皆様のご多幸をお祈りしております。

    • アバター画像 クロロ より:

      業界人の方なんですね。

      私も臨終に立ち会えるかどうかはわかりませんが、元気なうちに色々と喜ばせてやりたいと思うようになりました。

  6. 市井無頼の徒 より:

    親は
    どこまでいっても
    親ですね。

    ありがたいものです。

    「一丈の堀を越えられないものは
    十丈、二十丈の堀を越えられない」との喩えもあります。

    和製カジノでは
    娯楽の範囲にとどめ
    日々、堅実に生きねばと
    猛省する次第www

  7. エルニーニョ より:

    過剰な新台入替や抱き合わせ販売についての質問です。
    一台40万円もする新台を頻繁に入れ替えたり、欲しいものの為に必要無いものを購入し、客に多大なしわ寄せが来てるこの業界に嫌気がさしてここ一年実践していません。新台を入れる事自体悪いことではない、寧ろいい事だとは思いますが適切なタイミングに適切台数を入れての事だと思います。八百屋に行ってきゅうり(新台)だけ欲しいのにトマト(不必要なセット販売の台)を買わないときゅうりを売ってくれないのなら、買うのをやめるか他あたりますよね。今後もメーカーがヒエラルキーの頂点に立つ殿様営業は続くのでしょうか。私自身パチスロは好きなので打ちたいですが、設定なんて期待出来ない状態に飛び込む勇気はありません。

  8. なかた より:

    他人の両親の話なのに、自分も嬉しくなりましたよ(^^)

    自分もいつまで両親が元気で居てくれるかわからないなと思って、積極的に親孝行するようにしてますね。

    • アバター画像 クロロ より:

      大変よいことだと思います。

      忘れがちなんですけど一緒に生きていられる時間は有限なんですよね

  9. ゴンザレス より:

    何時か何時かと言っている内に、親は先に死んじゃいますからねぇ・・・。

    しかし近頃過激なコメントが増えましたね。

  10. しゃち より:

    良い話しでした。
    感動しました。

  11. 黒のマルメン より:

    いいお話でした。自分に置き換えて考えてみたら、なかなか真似できないなぁと実感致しました。しかしながら、この業界大丈夫てすかね?ホール・メーカー全て潰しに掛かってます様な気がしてます。一寸先は闇と言いますが、来年、再来年どの様になっていくのだろう??

    • アバター画像 クロロ より:

      来年、再来年はわかりませんが、20年後にはパチンコ屋はこの世からなくなっているだろう・・・という話がピデアの最新号に書いていました。

  12. 海老塩ラーメン大好き より:

    >しかし、家内のほうは楽観的であり

    >「そういう時期がきたら考えればいい」
    >といったことを返してきます。

    >将来の不安を色々と嘆いているのではなく、
    >今できることをしてあげるということが大切だと悟りました。

    >やはり、未来や過去ではなく現実に生きるべきであるかなと。

    先の事や将来の事を考えすぎて、鬱になる人が多いですが
    誰だって先のことは不安です。
    が、確かに今できる事を精一杯やるべきですよね

    そん時がいつか来た時のために、ある程度「覚悟」をしておくと
    幾分かは気が楽になるでしょう

    この記事・・じゃなくて、この日のブログは誠実に良いと思いました

    • アバター画像 クロロ より:

      胸糞悪いものから、誠実なものまでバラエティに富んだ記事構成が理想です

      どっちかに偏ってもつまらないと思うんですよね

  13. さととも より:

    非常に良いお話でした。
    正直、海外に住んでいるので、中々両親に顔を見せる機会が持てずにいる状況は中々モドカシイものがあります。
    しかしながら、直接ではなくても、容易にテレビ電話もできるようになり、一緒に来ている家族とテレビ電話をすると両親は非常に喜んでくれます。

    SNSも最近は、孫を見せることに終始取り組んでいる感じですかね。。。

    • アバター画像 クロロ より:

      海外となるとなおさら会う機会は限定されますよね。

      SNSで少し連絡するだけでもすごく喜ぶんですよね。
      で、あるならできるだけ連絡してあげようと思うようになりました。

  14. ふっちー より:

    いい話ですね。
    感動しました。

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