今回は質問にお答えします。

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必ず目は通していますが、返信や記事に取り上げられるかはお約束できませんので予めご了承ください。

どうも。
ご質問ありがとうございます。

このレベルの要注意人物は10年とかパチ屋で働いていると2～3人は対応することが多いです。
私自身も現在20年以上の業界歴となりますが、現場での経験ですと5～6人程度はこのような人物が存在しました。

まず、その人物が投稿したと思われる文章で削除してほしいものがあればお問い合わせフォームから直接ご連絡ください。

日時を指定すればそのまま削除させていただきます。
（基本、こちらの判断のみでしか削除はしないのですが今回は特別です）

ちなみに、気になったのはこの部分ですかね。

＞度重なる嫌がらせを受けたことである日たまりかね、暴言を吐いて逃げる相手を追いかけて、待ちやと背中を押しただけで、今度は店内で暴行やと大騒ぎ。
相手の挑発にのってしまった私も悪いのですが、その結果、相手は二回目の出入り禁止処分（永久）になりました。

ストーカー被害に遭いながらも「逃げる相手を追いかけて」というシチュエーションが何ともピンときません。

案外パワフルな女性のようですね（＾＾；

しかも、追いかけられて背中を押された相手が出禁になったというのも珍しいケースですが、詳細を確認して店側が判断したことなんでしょうね。
（まあ、文面を読む限り当然の対応だと思います）

一度出禁にした人物の出禁を解除する際の危険性

それにしても、このような要注意人物に関しては複数回の出禁宣告をされているケースが多いです。

以前「あまりにも不潔で出禁になった客の話」という記事を書きましたが、そいつを出禁にする時に「そりゃねえだろう。ここが出入り禁止になると他に行く店がなくなるんだよ。頼むよ入れてくれよ」と懇願されたことがあります。

つまり、他のパチ屋で出禁になっていて最終的に私のホールにたどり着いたということであり、客やホールへの迷惑行為は全くもって改善されていないということが分かります。

また、酷いものではこのようなケースもありました。

海物語の要注意人物の話

この記事のケースでは一度出禁にした人物をその2ヶ月後に出禁解除してます。

その後、その要注意人物は店内で悪の限りを尽くしました。

ドル箱の箱下ろしをする際には、スタッフが膳板から両手でドル箱を持って椅子の後ろに下ろす動作をしますが、膳板から両手でドル箱を持った瞬間（身動きが取れないとき）にスタッフの股間を手で握るなどのセクハラ行為を働いていました。

さらには、女性清掃員が灰皿清掃にやってきた時に、肘で胸を触るなどの行為を働き口論になったこともあります。

そのホールは、その後もさらに海物語コーナーの稼働が飛ぶことになり、4パチ20スロをやめて低玉低スロ専門店にしてからは多少は盛り返したのですが、それから1～2年後に世の中に低スロ低パチが増えると稼働が減少した上に売りがつかないというジリ貧状態となり、間もなくして閉店しました。

もちろん、安易に低玉低スロ路線に切り替えたのもそうですが（私は強く反対していました）、営業そのものに問題があったことはともかくとして、客の管理がクソ過ぎることが第一の問題だったと思います。

っていうもの、客の管理ができない店長の営業なんてたかが知れてますから。

その店長は現在降格して、副店長として私よりも下の立場で働いていますが、今考えても人の上に立つべき人間ではないと思いますね。

一度出禁にした人物の出禁を解除しても良いケース

私の場合は、客を教育する為に、期間限定の出禁を言い渡すケースも多いです。

例えば、以下の記事がそうなんですけど、掛け持ちを禁止してもイタチゴッコになるからその場で出禁にするという対応が一番なんです。

パチンコの掛け持ち遊技を完全に防止する方法

例えば、スロットの強イベントなどで掛け持ちするような輩は一発出禁の永久追放でOKです。
そういう奴がいても店に不利益しか被らないので、すぐに出禁にすべきでしょう。

しかし、その一方で定期的に海を打ちに来る年配層の客で、稼働20％くらいしかないような海物語コーナーで2台同時にハンドルを握って遊技するという程度であれば、一発出禁の永久追放をするべきではないでしょう。

むしろ、一人で2倍の台売りを付けてくれているということと、稼働20％くらいの海物語コーナーということで他の客に迷惑を掛けているわけでもないので、それほど大きな問題ではなく売上面でのメリットの方が大きいわけです。

・・ただし、いくら空き台が多いとはいえ「2台同時にハンドルを握って遊技する」という行為そのものの見栄えが良くないので、それは取り締まる必要があるわけですね。

で、その客は何度言ってもいうことを聞かないので、数回注意してもダメだった場合は「今日はお引取りください」と伝えて帰ってもらったということです。

つまり、当時の私は店側と客側の被害のレベル感を考えた時に、今回の件に関してはその対応が適当であると考えたわけです。

逆にこれが「出禁にはするな、掛け持ちを注意してお客様を教育しろ」と指示するような店長だともう最悪です。

そういう店長はスタッフの気持ちを何も分かっていない。

そうなってしまうと、

スタッフが客を注意⇒客は掛け持ちをやめる⇒数分後に掛け持ち開始⇒スタッフが客を注意⇒客は掛け持ちをやめる⇒数分後に掛け持ち開始⇒スタッフが客を注意⇒客は掛け持ちをやめる⇒数分後に掛け持ち開始⇒スタッフが客を注意⇒客は掛け持ちをやめる⇒数分後に掛け持ち開始⇒スタッフが客を注意⇒客は掛け持ちをやめる⇒数分後に掛け持ち開始⇒スタッフが客を注意⇒客は掛け持ちをやめる⇒数分後に掛け持ち開始

このような無限ループに陥ってしまい、スタッフの負担が膨大なものとなり、本来の接客に集中することができません。

▽無限ループはせいぜいまどマギのワルプルギスか、巨乳乱舞くらいにしてほしいものですな

だから、何度言ってもわからない客には教育してはいけないんです。
そこは店長が判断して、期間限定もしくは永久なのかはケースバイケースですが出禁にすべきなんですよね。

そういった上の者がすべき決断をせずに、現場のスタッフを困らせている店長があまりにも多い。

私は、会社では大器晩成型の人間だったので、店長になるまでの苦労が多く何人もの若い奴に抜かされてきましたが、現場経験が多かったのでそういう気持ちだけは人一倍分かりますね。

おそらく、このブログを読んでる業界人もかなり多いと思うんで、ここであえて言いたいのは「ちゃんと自分で決断して店長の仕事をまっとうしているのか」ってことなんですよね。

それができずに部下に迷惑を掛けまくっている店長がかなり多いんで、そういうのはイライラしてしょうがないって思いますね。