パチンコ店のまかない飯の思い出
10年ほど前には、パチンコ店内で従業員にまかない飯を作るスタッフが存在した。
大概、どこにでもいるオバちゃんが雇われる形で、スタッフに温かい飯を作っていたのであるが、その時の思い出を書いてみようと思う。
パチンコ店で従業員にまかない飯を出していた理由

昔はパチンコ店のイメージが今ほどクリーンなものではなかったので、人材確保が非常に難しかった。
実際に15年ほど前となると、パンチパーマの店長が普通に存在していたので、そりゃあ人材がいなかったんだろうなというのが想像できると思う。
個人的に印象に残ってるのは、大学生時代にバイトしていたパチ屋ではエクスプローラーに乗っていた副店長が裏口で日本刀を振り回し(何だかようわからんが素振りをしていた)、高卒でアルバイトに長く居座っている20代中盤のサーファーがAV男優として出演していたという凄まじい職場も存在していた。
そのサーファーは、時給1000円からスタートして2年間でMAXの1250円まで時給を上げたことに関して、私に自慢話をしていた。
ちなみに1日8時間労働の休みは週1だったので、総支給は月26万だったと思われる。
ただ、そいつは500万もするサバーバンに乗っていたので、財布の中身はいつも火の車だった。

それはともかく、当時は人材不足かつ離職率が高いということで、パチンコ店ではよほど待遇を良くしないと見向きもされなかったというわけである。
だから、当時としては以下のような待遇が当たり前だった。
・社員寮完備(家賃無料)
・光熱費と水道料金等は会社負担
・食事付き(勤務中のまかない飯)
・タバコとジュース支給(勤務中の休憩時)
しかし、これほどの待遇をしていても、給料をもらった翌日にいなくなってしまったりなど、突如行方をくらますことも珍しくなかったのだ。
ちなみに、当時ある廃れたパチ屋で社長兼店長をしていた奴がこれまたとんでもない奴で、パチ屋の2階にある社員寮の合鍵を持っているもんだから、2階で寝泊まりしている女性社員に片っ端から夜這いを掛けていたということもあった(なんて羨ましい!)。
もう20年前の話だが。
パチンコ店のまかない飯

以上のような感じで、まかない飯とは昔のパチ屋の厚待遇の一つであったわけだ。
その後、時代が変化して流石にそこまで至れり尽くせりの待遇をしなくても、従業員が集まるようになったからそれに合わせて待遇も変わってきたわけである。
しかし、だからといってそれに合わせて、いきなりまかないのオバちゃんをクビにするわけにはいかないので、現在もまかない飯が存在しているパチ屋もそこそこあると思う。
そして私の働く系列店では、まかないのオバちゃんが会社をヤメた店ではまかない制度をやめる形にして、現在もオバちゃんが働いている店のみはまかない飯を提供している形となっている(その為、まかない飯のないホールの従業員には1食400円の食事代が支給されている)。
そして、そのまかない飯に関しては味の方は作っている人しだいであり、料理が上手いオバちゃんであれば旨かったのだが、下手な人であると不味かった。
ただ、基本的にはまかない飯の方が温かい飯が食えるのでスタッフには好評であった。
パチ屋のスタッフは昼食に何を食べているのか?

なんかどうでもいい話題で申し訳ないが、私がいつも昼食で他のスタッフと食事している中で
「ひでえもん食ってるなあ・・」
と思うことが余りにも多かったので、記事に書いてみたいと思った。
パチ屋の店員が昼飯に食べるもの 第1位

カップラーメン
コンビニで買ってきたカップメンやカウンター景品の従業員販売で購入したカップメン。
または、ホール内のカップメン自販機で購入したカップメンを昼食で食べてる奴が1番多かった。
で、特に女にその傾向が多くて、例えばバツイチの女とかだと子供の学校の準備で忙しいし、お金に余裕があるわけではないから、カップラーメンで安く済ませようといった理由が最も大きかったようだ。
パチ屋の店員が昼飯に食べるもの 第2位

コンビニ弁当
これは男性スタッフに多かったかな。
流石に、カップラーメンだと食欲旺盛な男には足りないので、コンビニ弁当を買ってくるケースが多かった。
パチ屋の店員が昼飯に食べるもの 第3位

手作り弁当
私の経験上では全体の90%はカップラーメンorコンビニ弁当だったので、手作り弁当を作ってくる奴は皆無に等しかった。
本当に10人中1人というレベル。
ただ、これって例えば公務員とかなら、手作り弁当が1位になりそうな気がする。
結局パチンコ店で働いている奴は、後先のことをあまり考えていないので食に関してもそれが現れているのだと思う。
だって、月に22日の勤務中22回がカップラーメンというのでは流石に体を壊すというか、将来的に病気に掛かりそうな気がする。
結局、将来的に健康に害を及ぼすということに目を向けずに「美味しいし安く済めばそれでいい」と考えている奴がほとんどということだ。
ということで、この記事を読んでいる業界関係者の従業員がいるのであれば、未来の自分に対する投資として、もっと体に良い物を食えと言いたい。
パチ屋の店員が昼飯に食べるもの 特殊編
その他にもこういったもので昼飯を済ませるパターンも存在する。
まず一つはコレ


冷食の自販機である。
休憩時にホールの自販機から購入して、そのまま食べるという感じだ。
これがけっこう旨くて、特にチャーシューおにぎり&からあげのセットが好きだった。


さらに、パチンコホールにうどん屋やカレー屋などの移動販売が存在していた際には、休憩中にそれを購入し、食べるということも度々あった。
ただし、この場合は購入する際に時間が掛かってしまうので、休憩時間が削られてしまうというデメリットがある。
ちなみに私がまかないのオバちゃんがいないホールで働いていた頃は、家内が弁当を作ってくれていたので、毎回手作り弁当を食べることが多かった。
しかし、状況によっては作ってくれないこともあったので、その時はコンビニ弁当を食べるパターンが多かった。
一方、カップラーメンに関しては基本買わないのだが、時々食べたくなるのでたまに買うこともあった。




私も20年ほど前にパチ屋でバイトしてた時はたまに賄い食べてましたね〜。
あれはありがたかったな〜。
てか今は少なくなってるんですね。
クロロさんのおっしゃる通り、食べ物はマジ気を付けたほうがいいですよ。
ここでは書けないですけどホントヤバいです。
クロロさんも食べ物には気を付けてお身体大事にしてくださいね〜。
どうも、お気遣いありがとうございます。
20年前なら賄いは普通に存在していましたね。
今ではほとんどないと思いますよ。
クロロさんの記事はいつも共感できます。
学生時代にバイトした店舗は、コンビニ飯1沢でした。
理由は、制服のまま外食なんて無理だと思ったからです。
一人暮らしだったので、賄い付きのスロ専に変わった時は天国だと思いました。
その後は、バイトをやめてパチスロばかりのダメな大学生活が始まりました。
懐かしいなぁ…。パチ屋の店員の休憩時間ってだいたい常連とギャンブルの話がほとんどですよね。
よく行く店舗でどんなあだ名をつけられているのか知りたいですw
ほんと一人暮らしでは、賄いは天国でしたね。
あと、休憩時間もたしかに9割がパチスロの話題でしたね~。
私の勤めてた店のまかない飯は旨かったですよ。
でも餃子はやめて欲しかった。
匂うからね。
接客業なのに賄いで餃子を出すのはありえませんね。
食習慣の大切さ
クロロ店長の
お説のとおりです。
当職が通う
マイホでは
館内に食事処があります。
失礼ながら
ここの女性担当者が
鬼夜叉のような性格。
新人と思しき
年配スタッフにも
畳みかけるような言葉の嵐。
なんとも
いやな雰囲気。
加えて
メニュー変更もあり
値段も高くなり
かつ
味もさらに酷くなったので
足が自然と遠のきました。
鉄火場で
飯を食うような
ヌルイ事では
だめなのでしょうが
少しは
味の改善もしてほしいものです。
パチ屋の食事処にはそこまで味は求めてないですが、そこまで味が酷いの嫌ですね。
接客も最低限レベルは心掛けてほしいものです。
わざわざまかないのおばちゃん雇うってことは、それくらいたくさんのスタッフがいるってことですよね。
大きい店舗だと、バイト含めて一日何人くらいのスタッフが働いてるんでしょうか?
うちの近くの小さいホールは、土日でもフロアに2人くらいしかスタッフがいないので、まかないは多分ないでしょうね。
大型店だと40人くらいですかね
コンビニ弁当とか買う余裕あるなら普通の弁当屋に行った方がいいし、食べる事が楽しみな自分にとっては毎日コンビニ弁当はありえません。
今は400円くらいで業者さんが弁当宅配とかもありますし、コンビニ通い=浪費癖みたいなとこある気がします。
以前、ケバブサンドとか色々屋台が来てた頃が懐かしい。
最近、屋台来店どころかスーパーとかにも来なくなりました。
確かに最近はスーパーの屋台も少なくなりましたね。
コンビニ弁当は私も嫌いです
近頃何でもかんでもグルメと絡ませめくる風潮があるから、パチ雑誌で特集組んでも良いかもしれませんね(笑)わが店舗の賄い飯、わが青春の味~パチンコバイトの賄い飯~とかで。
その特集ならホールの旨い飯屋みたいな感じの特集があるといいかも。
ラーメン屋顔負けの旨いラーメンが休憩所で食えるパチンコ店があったら行ってみたい
白河のビックつばめの食堂美味いですよ。つばめでパチはしないですが腹が減ったらメシは食いに行きます。定食系はハズレはないかと思います。
食堂の上手いパチ屋で飯食ってみたいですね。
ビックつばめは流石に遠い・・