設定④⑤⑥確定は④確定!?
広告規制の緩かった5~6年以上前は高設定の告知をバンバン行っていました。
実際に『設定456確定』とか『設定6確定』といったように数字をそのまま書いた札を台につけたりしていました。
その後、数字をそのまま記載するのはあまりにも射幸心を煽るということで警察から指導が入り、数字ではなく他の手段で設定456を告知することにしました。
その時に最も多く使われたのは『サメ、エビ、アンコウ』です。
当時からパチンコでは海物語が流行っていたのでそこに登場する『4、5、6』の図柄を利用することによって設定を告知していたんですよね。
昔、大ヤマトAという台があったのですが朝一から店に入ると設置してある大ヤマト8台全部にアンコウの札が付いているということがありました。
もう9年前の4号機です。
ストック切れを起こすタイプのストック機でキングパルサーと似たタイプの台といえます。
当然、朝一から夜までブン回して6,000枚ゲットしたのは今でも良い思い出です。
ただし、8台中明らかに出ていたのは私の台を含めて2台だけでしたので本当に全台6だったのかは微妙です。
さらに『サメ、エビ、アンコウ』に続いてよく使用されていたのが『金・銀・銅』でした。
この場合は『金=設定6、銀=設定5、銅=設定4』ということになります。
このように設定4以上をどのホールでも頻繁に告知していたのが約5~6年以上前の話となります。
しかし、謳い文句としては
設定4の確定札を付けたとしても「設定4確定!」とは言わずに「設定456確定!」といった言い方をします。
同様に設定5の確定札を付けた場合は「設定56確定!」と言います。
つまり「最低でも設定4であり56の可能性もありますよ」といった表記というわけです。
ですが、この場合はほぼ99%が一番下の設定を使っているということは言うまでもありません。
つまり「設定456確定!」の札でしたら「設定4確定!」です。
ちょっと考えればわかることなんですけど設定5とか6の台に「設定456確定!」をつける意味がないんですよね。
それなら「設定56確定!」か「設定6確定!」の札をつけるだろうってことなんです。
しかし実際には「設定456確定!」の札でも「6かも知れない!」と思って打ってる人はいましたね~。
やはり夢を膨らませてしまうのも無理がないとは思いますが…。
あと、悪質なホールでは「設定456確定!」の台で1や2を使ったり「設定56確定!」で1や3を使ったりするホールも存在します。
これは当時の台には設定4以上が確定となるような演出が一切なかったこともあり嘘がつきやすかったということなんですよね。
このように広告宣伝の規制が緩いということを利用して集客の為に各ホールがガセイベントを連発していました。
私のホールでも完全ガセということはしないですが微妙な嘘はついていました。
例えば、この機種は全体の1/3で設定6確定というイベントで実際に入れているのが1/4であったり。
1/2で設定56確定というイベントで実際には1/3であったりとそんな感じです。
こういった状況の中である日大変なミスが起こってしまい大きな顧客トラブルになったことがありました。
続きは明日のブログでお伝えしますのでお楽しみに(^-^)
To Be Continued