いやあ、今週はアメリカン番長HEY鏡の話題で持ち切りでしたね。

私は新台には興味がなく（っていうかそもそも鏡ってキャラが嫌い）、相変わらずマイホで閃乱カグラと麻雀３に金をぶっ込んでいましたわ（大ウソ）。

全国平均値が赤字という結果に！

実際に鏡が導入されてからまだ一週間が経過してないですが、全国平均値がなんと赤字という結果になっております。

■アメリカン番長HEY!鏡　営業数値
アウト：23,550枚
粗利：-106円
コイン単価：1.75円
台数：325台

ちなみに、全国平均値の詳細は掲載できないので、独自算出のデータのみ掲載しておきます。
上記は、私の系列店と全国の業界人から集めたデータです。

全国平均でも赤字になっているので、おおよそこの数値が平均値であると判断して良いでしょう。

ちなみに、私のホールでは設定は1と2しか使いませんでした。

コイン単価1.7～1.8円という驚異の結果に！

今回のデータの注目点はなんと言ってもコイン単価1.7～1.8円という驚異の数字です。
それがどのくらい驚異なのかは以下のデータをご覧ください。

■各主要機種コイン単価　比較
アメリカン番長HEY!鏡　1.75円
グレートキングハナハナ　1.95円
ディスクアップ　2.00円
マイジャグラー３　2.14円
ロックマンAbility　2.54円
バジリスク絆　2.80円
聖闘士星矢海皇覚醒　3.22円
ミリオンゴッド神々の凱旋　4.92円

ご覧の通り、鏡はディスクアップよりもコイン単価が安い状態となっています。

ちなみに、上記のデータはすべて共通の設定で運営した営業数値ではありません。
例えばミリオンゴッドはオールピンで営業するホールがほとんどなのでコイン単価は高くなっています。

とりあえず、今回のHEY!鏡がコイン単価1.75円だったという件に関して、そこから考えられることは

・全国的に高設定を使っているホールがそこそこ存在した
・設定1～2でも利益が取れない（甘い）

ということが伺えます。

アメリカン番長HEY!鏡の初週の反応と今後の考察

そりゃあ、初週からフル稼働することは予想していた。

あの、いそまる大先生もHEY!鏡は面白いと動画で言っていたので、今後もしばらくは高稼働が続きそうだ。
（基本的にいそまる大先生が動画で面白いと言えば、その台の中古値が急騰する傾向があるので彼の発言には常にアンテナを立てておく必要がある）

打っている層としては、絆や凱旋を好んで打つ層が流れていた印象だが、最近の客は新台に飢えているという印象を感じた。

そりゃあ、そうでしょう。
ホールでメイン機種として動いているのは、何年も前から稼働していた機種です。

その間のヒット作といえば、番長３と聖闘士星矢くらいなので、それ以来のヒット作となってくれることを望んでいた部分はユーザーにもあったのだと思います。

私も、バジリスク絆・番長３・ミリオンゴッド凱旋といった機種を打つのにはもうウンザリしています・・（ハイエナで食えるからどうしてもメインとして打ってしまうけど）。

今後の見解に関して書きますと、

現状のコイン単価を見る限りでは、等価ホールでは１以外使えないでしょう。
一方、非等価であれば、１～２をメインに使うと思います。

ただ、イベント日であれば６を使う可能性もありますが、普通のホールであればまず使いません。
似たようなスペックの機種でルパン三世世界解剖に６を使った例は皆無でした（５なら１回だけ使ってますが）。
もちろん、世界解剖と鏡とではまったく注目度が違うので、世界解剖での営業はあまり参考にはなりませんが・・。

以上のように、HEY!鏡はホールにとっては儲からない機械なので、これが1年前であれば秒で撤去されます。

しかし、ディスクアップが全国的に増台されている例を見ても分かるとおり、
現在においては「儲からないから撤去する」という営業は通用しなくなってきています。

やはり、儲からない（甘い）機種でも、そのようなユーザーが喜ぶ機種を複数台設置しておかないと、なかなか稼働を維持できないということですね。

最後に、この機械の良いところは夜からの稼が強いということが挙げられます。
純増5.0枚という瞬発力があるので、短時間でまとまった出玉を獲得することが可能であり、6号機のリミッターがあるので閉店時に取り切れないというリスクも少ない。

現状では導入初週なのでフル稼働で動いていますが、落ち着いたあとも等価ホールの夜からの稼働は相当強そうです。

今回は以上です。
うちのホールでは今後も設定１～２で運営する予定ですが、周りの状況も含めて変化があった際には当ブログで考察していこうと思います。

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