ジャグラーのクレーマーの話【前編】
パチンコ店で働いていると度々クレーマーに遭遇することがあります。
今回は今から1年くらい前に遭遇したクレーマーの話をしますね。
その人は40代後半くらいのチンピラ風の男です。
ある日を境にうちの店に来るようになってからはほぼ毎日来店し1~2ヶ月するとすごく態度がでかくなりました。
いつもニューアイムジャグラーを打っていて(ごくたまにハナハナやミリオンゴッドを打つこともある)、負けが込むと台を強く叩いたりとか下記のように店員を呼びつけて延々と因縁をつけます。
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クレーマー「お前このデータを見てみろ!ジャグラーでこのくらいREGが出現するということは設定5~6で間違いない。でもなんでここまでREGが先行し過ぎるんだ?REGの確率が設定5以上なのにBIGの確率が設定1を下回ってるじゃねえか!」
自分「何ででしょうね~。でも、そういった偏りはでるものではありますよ」
クレーマー「馬鹿野郎。こんな推移は見たことがねえ。こっちは実機を購入して研究してるんだ、舐めるな。こんな推移になる原因といったら一つしかねえじゃねえか」
自分「何でしょう?」
クレーマー「ホルコンだよ。事務所で何かやってるだろ」
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スタッフを呼び出して基本このような会話を短くて15分、長いと1時間以上延々と話します。
さらに以下のようなパターンもあります。
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クレーマー「てめえの店は広告宣伝規制に違反してるじゃねえか。いいのかこんなことして?」
自分「(とぼけたふりして)何の話でしょうか?」
クレーマー「パチンコ店では設定を匂わすような打ち出しをするのが禁止されてるんだよ。お前の店はそれに違反してるじゃねえか」
自分「そうですか。そんなつもりはなかったのですが。すみません」
クレーマー「今に所轄に報告して店を潰してやるからな。仲間を近くに集めているから既にその準備はできている」
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まあ、このように
・ジャグラーの豊富な知識を話して悦に浸る
・遠隔操作をしているだろうと恫喝する
・多数の輩を従えていることを自慢気に話す
・広告宣伝規制に関するツッコミを知識をひけらかしながら話す
・その上で所轄に電話して店を潰すと恫喝する
・地域の店の情報をひけらかす
(あの店は設定が入っている、あの店は遠隔をやって潰れたといった類の話)
これをアルバイト・社員を問わずホールスタッフや主任、店長にまで一日数回スタッフを捕まえて延々と話をするわけです。
話をしている途中はジャグラーやハナハナの台を1台確保している状態なので、他の客からしてみれば打ちたいのに打てない状況となり、そもそもそのクレーマーの遊技態度は台を叩いたりなど最悪なので周囲には客が座らず稼働低下を招いています。
ちなみにそのクレーマーは自分では知っているつもりでもジャグラーのことをぜんぜん分かっていません。
低設定が数10台もあればそのうち数台が設定5~6の合成率となるのは珍しくないことは大抵の打ち手は知っていると思いますが、このクレーマーはそれがぜんぜんわかってない。ですから、その人はいつも負けまくっています。
「2000回転も回っててREGの確率が1/250の1を下回ってるのに出ない。これはどういうことなんだ!遠隔だろ!!」
と言ってくるんですけど、設定1でそんな台はザラにありますから。実際、クレームを付けていた台も1でしたし(苦笑)
しかし、そんなことが毎日続いているとスタッフが足止めされて他のお客様へのサービスに支障が出る。さらに遊技態度が悪いのでジャグラーの稼働低下を招く。
という大きなデメリットが発生してしまいますので、それが1ヶ月ほど続いたときにこのクレーマーを出入禁止にしようと考えました。
さて、その為にどうするべきか・・・・
To Be Continued
(続きは明日のブログにて)