牙狼金色で明らかになったユーザー心理
CR牙狼金色になれXX
間違いなく今年最大の業界ヒット作。
出来が抜群に良く、ここ数年稀に見る傑作だと思ってます。
私の店にも大量導入。
釘調整も大変でしたが、意外に釘の本数が少なかった(液晶がでかい関係上)ので1台1台の調整は楽でした。
長らく新台の寿命が短いと言われていますが、一昔前までは海シリーズ以外で1年間稼働が見込める台といえば
慶次シリーズ
エヴァシリーズ
北斗シリーズ
牙狼シリーズ
といった4大機種でした。
しかし、現在は「エヴァシリーズ」と「慶次シリーズ」は厳しいと感じます。
実際のところCRヱヴァンゲリヲン8もCR花の慶次SP~琉L2‐Kもホールではほぼ消えてるかと思います。
これらのシリーズにとって変わったのがAKBシリーズかという話はさておき
牙狼シリーズの人気は本作(特撮ドラマ)に反比例して今や絶大です。
老若男女が打ってます。
普通に50~60過ぎたオバさんが牙狼を打つんですよね。
物語はどうでもいいんですけどたぶんあの黄金騎士といいパンチの効いたホラーといい。
過激で荒削りなイメージが出玉の射幸性を連想させるんだと思います。
だって、ぱちんこCRうる星やつら 電撃LOVE ATTACKとか言われてもあんまり出なそうじゃないですか(苦笑)
やはり牙狼っていうどこか過激な名前がいいんだと思います。
話は長くなりましたがこの牙狼金色に関しては、当然どこのホールも欲しがった為に非常に厳しい台数制限が設けられました。
実際に50台希望したのに20台しか買えなかったり。弱小店舗では1台も買えなかったり。
それは業界内でも問題になっています。
ぶっちゃけサンセイは
CR牙狼外伝 桃幻の笛XX・Y2
CR BE‐BOP~壇蜜与太郎仙歌~JP2
CR WINNING TURN
といったクソ台を大量に買ってくれた店に優先して牙狼金色を販売してるんです。
まあ、ホール側もそれはよく理解していて牙狼金色が欲しいために、前述したような台を大量購入している店もありました。
ちなみに私の店ではそこそこ購入したので、牙狼金色もそこそこ入れられました。
そして新装開店当日は通常の新装開店の6~7倍の客が牙狼を目的に来店しました。
その中で牙狼を打てなかった客は帰るか、リング3やルパンを打っていました。
一日営業していても牙狼の空き台はほとんどできませんでした。
私自身も他店視察を兼ねて牙狼を打ちに行ったのですがどこの店も空いてませんでした。
数十分待って空いたとしてもすぐに埋まってしまう感じですね。
これほど多くの客が新台の牙狼に魅了されているのを目の当たりにして気づいたんですよね。
「客は勝つ為にパチンコに来てるのかと思いきや実はそうではない、新台を打ちたいから来ている」ということだと思ったのです。
もちろん、負けようと思ってパチンコ店には入らないですよね。
誰でも「勝ちたい」と思って来店します。しかし、勝ち負けよりも新台を打ちたいという気持ちのほうが強いように思います。
視点を変えれば、新台でも旧台でもだいたい負けるからそれなら打ちたい台を打つという考えもあるかもしれません。
まあ、新台であわよくば勝ちたいと思っているのでしょう。
しかし、新台を打って勝つなんて至難の技です。
新台の勝率なんてかなり低いのではないでしょうか。
おそらく勝率は20%くらいと予想されます。
新台はまず負けると断言できる理由は長くなったので明日のブログでお伝えします。
そして意識元の意識として客は勝つ事よりも新台を打つことを求めているという根拠についても明日のブログで詳しくお伝えします。