レディース台を間違って打った時の思い出 前編
イベント規制が入る前は、レディース台っていうコーナーが存在していて、そのコーナーでは女性しか遊技することができなかったんです。
ちなみにレディース台においてはパチンコだったら釘が開いていたり、スロットだったら設定が高めだったりします。
もちろん、ガセもありますけど基本的には女性の来店数を増やすために、女性に勝たせるためのイベントでした。
これは今から10年位前の話なのですが、当時住んでたアパートの近くにスロ専がオープンしてちょいちょいハイエナしに行ってたんですよね。
当時は、北斗の拳や吉宗の大ヒットによりスロットバブルが起こっており、日本中にスロ専がバンバン建てられていました。
そんなわけでそのスロ専は、以前は少台数の古いパチンコ店だったのですがスロ専に建て替えられたってわけです。
そして、私がある日その店に行くと、至る所に「レディース台」と書かれた丸ポップが刺さっていたんですよね。
私は「ああ、レディース台を設置してるんだな」と思ってそれらの台を避けて台を選びました。
結局、選んだ台は吉宗の1000回転ハマリの台でした。
吉宗は1921Gが天井でBIGかREGのいずれかが当たります。
そして、BIGが当たると711枚獲得、さらにそれが1G連チャンする仕様になっているという今では考えられないほど瞬発力のある爆裂機でした。
ちなみに、ボーナス後は天国移行やその他のモードのテーブルを考慮し193Gまで回してヤメるという立ち回りが主流でした。
そんなわけで、打ち始めると1700Gまで回った時に店員のオッサンに声を掛けられました。
「お客さんすみません。その台はレディース台なのでおやめになってもらえますか?」
私は一瞬わけが分からなくて、っていうのもレディース台の丸ポップは隣の台に刺さっていたんですよね。
なので、そのことを店員に告げました。
「この台にはレディース台のポップは刺さってないですよね?」
しかし、店員は隣の台に刺さっているポップを指さして「これが刺さっているのでレディース台です」と言ってきました。
その時に気付いたのですが、台に対して右側のプレートキャッチャーに付いているポップが、その台のプレートキャッチャーだったというわけです。
つまり、私は左側のプレートキャッチャーがその台のプレートキャッチャーと勘違いしていたというわけです。
実際に、こういった間違いは起こりえます。
その為に、プレートキャッチャーのみならず椅子カバーにおいてもレディース台と書かれたものを設置するわけですね。
椅子カバーが付いていればそれを見落とすことはないわけです。
私はポップを見誤って遊技したことを告げました。
その後、天井間近まで回してしまったので、ボーナスに当選して連チャンが終了したらヤメると店員に告げました。
しかし、店員には「それはできません。レディース台なので今すぐやめてください」と言われたのです。
いやいやいやいや、簡単にやめてくださいと言われても困る。
私は以下のようなことを力説して食い下がりました。
・レディース台のポップが台間ポップのみでわかりずらい。これじゃあ、間違って座ってしまう。
間違って座らせる原因を作った店側にも問題がある。
・約1時間近く遊技させてしまったわけだが、その間にすぐに気付いて声を掛けることはできたはず。
散々金を使わせて、天井間際になって遊技をやめろというのはあんまりだ。
(ちなみに、その店は台数260台で稼働が40台くらいしかない過疎店です)
・別にずっと打たせろと言っているわけではない。レディース台なのはわかったからボーナス当選して連チャン後にヤメる。
以上のことを話しましたが店員は聞く耳持たず「レディース台だからダメです」の一点張りでした。
私は拉致があかないと思い責任者を呼ぶように言ったら、他の人が出てきて対応を変わりました。
そして、私は同様に上記のようなことを力説すると、その人もダメですの一点張り。
挙句の果てには「ダメだ!ダメだ!台の電源を落とせ!」といった感じで、部下に指示をし始めました。
何だって~~~!
私はふざけるなと思いました。
そこで私のとった行動は…