パチンコ店員が客から物を受け取ることができない理由 後編
前回の記事の続きです。
~前回の記事~
パチンコ店員が客から物を受け取ることができない理由 前編
物を受け取れないルールの店舗に、普段のお礼にと「韓国のり」を持ってきた常連様がいました。
その方は、一人娘を数年前に失くしてしまい、店舗のスタッフを我が子のように思っている。
そんな方からの差し入れをどうしたのかというと‥
丁重にお断りしました
しかし、お断りしても聞いてくれずに、韓国のりの入ったダンボールを無理に渡そうとしてきましたので
放り投げました
そして、韓国のりは宙を舞ったあとにコンクリートに叩きつけられて変形してしまいました。
常連様はガッカリしてそのまま帰りました。
その時に対応したのは私ですが、もちろん心が痛みました。
でも、それは致し方ないことだと思っています。
私達パチンコ店の仕事は、言うなれば胴元である私達が一部を受け取り、残されたお金がホール内を循環して、いわばお客様間で動いているということに他なりません。
その為、一部のお客様と親密になってはいけないのです。
あくまで、全てのお客様とフラットな距離感を取り続けるべきなのです。
私も頑固な人間ですから、そのルールを破ったことはありません。
唯一、破ったことといえばそうですね‥。
当時来店していたケンシン似のOLと仲良くなって食事に行ったくらいです。
今回の記事は以上となります。
すみません。
嘘つきましたw
本当の答えはこちら↓
結論としては、特例として韓国人の常連のお客様から韓国のりを受け取ったというのが答えです。
韓国のりはスタッフ間で分けてありがたくいただきました。
後日、スタッフ全員の感謝の気持ちを色紙にまとめて、常連様にお渡ししました。
まあ、流石に今回のケースであればその対応でいいと思います。
マニュアルはあくまでマニュアル。
例外は普通に起こるものですから、その都度最適だと思われる行動を考えていくべきですよね。
マニュアルに従った結果、大きな何かを失うことがあってはいけません。