パチンコ店のシフト管理やそれに付随する人間関係のトラブルについて
今回はご質問にお答えします。
題名:店員さんのシフトについて
ちょっと質問させてください。
パチンコ屋さんの社員(バイトではなく社員について聞きたいです)のシフト?出勤日?についてです。
例えば、今もう7月に入って数日経ちますが、7月5日現在の地点で7月の末までの出勤日って全て予定は組まれているのでしょうか?そしてそれらは社員さんは分かるのでしょう?
例えば現在の時点では、半ばの15日までしか発表されていなのか、それとも7月一杯まで発表されているのか、
当然お店によって違うとは思います(絶対店によってバラバラだから参考になるかは重々承知です…)
いきなし、変な質問すいません、
回答願いまする(_ _).。o○
こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
私もシフトを作った経験はけっこうあるのですが、一月一気に作るというパターンもなくはないですけど、半月分づつ作るパターンも多かったです。
っていうのも、パチンコ店では新装開店やリニューアルやイベント日など様々な予定があって、しかもそれが競合店の動きによっては変更になることも日常茶飯だからです。
そのように店舗の予定が変わると日毎の必要人数も変わるので、当然シフトも組み直します。
だから、一ヶ月分シフトを作っても後に修正するというケースも少なくなく、であれば半月単位で作った方が効率いいっていうのはありますね。
シフトの公開について
シフト表には、店休情報も載っているので機密情報となります。
つまり、店休日や時間差開店などを競合店に知られるということは、その情報を元に競合店は対策を講じてくるわけですから、当然知られたくない情報となります。
その為、月全体のシフトは店内では主任以上にしか見せないケースが一般的だと思います。
例えば、一ヶ月全ての情報をアルバイトにまで開示してしまうと、そのアルバイトが競合店に時間差オープンや店休日の情報を漏らす可能性がありますよね。
だから、1週間単位でしか社員・アルバイトにはシフトを公開しないんです。
1週間単位であれば、その中の情報が競合店に知れ渡ったとしても対策する時間が少ないのでリスクを最小限に留めることができます。
シフトを公開しないのは人権無視?
ただし、現実的に1週間先までしか自分の休みがわからないという状態ですと予定が立てられないですよね。
例えば、友達から10日先の日に遊びに誘われてもシフトがわからないので返事ができません。
1週間先までしかシフトを教えないスタイルは店舗にとっては都合がいいかもしれませんが、スタッフにとってはとても嫌な制度だと思います。
ある意味、働く人間の人権を無視している行為といっていいでしょう。
そういったこともあり、近年では2週間単位かそれ以上でシフトを公開している店舗も増えているようです。
まあ、流石に店休日はほぼ固定で営業していることがほとんどなので、万が一それを知られてもほぼリスクにはならないといえます。
ただ、たまに店休を変えたりとか時間差やリニューアルオープンをやる情報などはもちろん競合店には絶対に知られたくない情報なのです。
社員やアルバイトのシフトに対する不満
誰でもそうですけど、特に平社員やアルバイトにおいては休日の日を楽しみにして生きています。
そういった点からもシフトは彼ら(彼女ら)にとって超重要事項であり。
以下のようなことがあると不満を露わにします。
①公休希望を出した日が休みになってない!
②連勤が多い!
③飛び休が多い!
④早番が多い!
⑤中番が多い!
①公休希望を出した日が休みになってない!
一番不満に思うのは「公休希望を出した日が休みになってない」というケースですね。
これは本人においても何らかの予定を入れて希望を出しているわけなので、出勤になってると流石にイラッとします。
多分、イラついて仕事にも手が付かないレベルです。
大体、休憩時間にシフト作成者の副店長のところまできて抗議をします。
もしくは、それを言えずに溜め込んでしまうタイプのスタッフは、それが引き金となって退職することすらあります。
仕事ができる班長や主任であれば、そういったスタッフの不満に気づいて声を掛けることによって、主任から副店長に話がいき解決されることもあります。
通常は、シフトを作っている時に誤って出勤にしてしまったという場合が多いので、話をすれば解決される場合が多いのです。
もしくは、人数の事情などでどうしても出勤して欲しい日だったので、公休希望を蹴って出勤にしたというのであれば事前に希望を出した本人に一言声を掛ける必要があります。
そこに気が回らない副店長(もしくは主任や店長が作る場合もあるが)であればシフトを作る資格はありません。
繰り返しますがシフトというものは末端のスタッフにとっては人生の全てと言っても過言ではないほど重要なものなのです。
それを軽くあしらった結果、そのことにスタッフが不満に思い仕事で良いパフォーマンスが発揮できない状態になってしまったというのでは、上司失格と言えるでしょう。
②連勤が多い!
3日出勤して1日休みとかそういった場合は体に負担はないですが、6日出勤して1日休みといったケースであると疲れが溜まります。
こういった休みの日までの連勤の日数について不満に思うスタッフも存在します。
っていうか、私に言わせれば6日出勤して1日休みなのも普通だと思うんですけどね(苦笑)
こういったことに対して不満を言うスタッフも過去に存在しました。
特に以前、記事に書いたメンチという女性主任は酷かったですね‥。
彼女の場合は5日連勤でも体がキツイってブーブー言ってましたから。
あの人とはもう二度と一緒に働きたくないですね。
ただし、できるだけスタッフの疲れが溜まらないように4日出勤したら1日休みみたいな感じで作ってましたね。
③飛び休が多い!
飛び休というのは休み明けに1日出勤したらまた休みというパターンです。
つまりこんな感じ。
出勤
出勤
出勤
公休
出勤
公休
出勤
出勤
シフト作成においては各スタッフの公休希望日を加味するので、時としてこのようなシフトとなることがありますが、これを嫌がる人はけっこういます。
「スタッフからしたら飛び休にするなら連休にしてくれ!」
という心理なのでしょう。
このように連勤でも飛び休でも不満に思うのがスタッフであり、シフトを作る側の人間からすればそれだけわがままな存在と言えます。
④早番が多い!
早番専門は別としてフリーで入っているスタッフは、基本的に早番を嫌がります。
理由としては朝に弱いとか、遅番の方が深夜手当が付くとかそういった理由です。
ただし、例外としてスロッターのアルバイトに関しては早番を好む傾向にあります。
っていうのも、勤務終了後に打ちに行けるからですw
⑤中番が多い!
中番というのは特に週末の忙しい時間帯に出勤することです。
パチンコ店の週末においては12時~20時がピークで忙しくなるので、週末のみ中番を作ってその時間帯に出勤してもらうことがあるのです。
しかし、当然ですが中番は最初から最後まで忙しいので体力的にキツく、20時くらいで上がりとなりますので深夜手当が付きません。ですから不満が多くなるのです。
その為、私は中番を一人のスタッフに集中させるのではなく、なるべく多くのスタッフにバランスよく分配しました。
今回の記事は以上となります。
シフトに関しては、もう二度と作りたくないですね(苦笑)