先日、藤商事の営業所で戦国恋姫を打ってきましたので、レポートを書きます。

CR戦国恋姫？？

こんにちはー

営業所に足を踏み入れると、中の営業マンが声を掛けてきた。

「どうも、いつもお世話になっております。先日、新台戦国恋姫のサンプル品が届きました。どうぞご遊技ください」

戦国恋姫？

戦国乙女や恋姫無双や百花繚乱など色々とごっちゃになってるので、何が何だかわからない。
少なくともエロパチの代表格である三姫繚乱とは異なる単なる萌えパチのようだ。

面倒くせえけど一応試打するかぁ。

▽ＣＲ三姫繚乱-麗しき戦い-(奥村)ニンジャガイデンのお色気キャラが登場するエロパチ。スペックが辛いことが有名で、以前導入した時は千円スタート16～17回程度にも関わらず一週間で平均6万円(日毎)も粗利が取れてしまった

CR戦国恋姫の最大の特色

営業マンに戦国恋姫の特徴を聞くと、最大の特徴はスタート入賞の約73％がステージからによるというもの。
つまり、ヘソ釘をシメてもスタートを落とせないということだ。

これはどういうことかというと、上の画像を見て欲しいのだが液晶左のルートは最終的には必ず右か左かに分岐されるシーソーの上を通過するシステムとなっており、右に行くとステージへ。
左に行くとヘソ釘の方角に行くわけだ。

つまり、シーソーというシステムだけに左右均等に玉の動きが振り分けられることによって、ステージ側に玉がバンバン流れるということである。

その為に、スタート入賞の約73％はステージ経由となる。

ちなみに、マイナス調整がない場合のスタート分岐は5.5回という設計になっているのだが、その場合のスタート振り分けは、ステージ経由がスタート4.0、ヘソ釘経由が1.5となる。

スタート値だと分かりづらいか・・

以上のことを千円スタートに置き換えると本機の場合には約19回まわることになるので、まとめると以下のようになる。

入賞ルート	千円19回時の振り分け
ステージ経由	13.8回
ヘソ釘経由	5.2回

繰り返すがステージ経由の回転数は落としようがないので、仮にヘソ釘経由の釘をシメたとしても落とし幅に限界があるということである。

そのように考えるとユーザー側に優しいパチンコ台であるといえる。

※ちなみにスタート分岐とはボーダーラインのことです。スタート分岐5.5の台があったとすると100発中5.5回まわれば期待値0円となります

業界初　連撃ラウンドシステム

天下らーーーーーーーーぶ

大当たり時などに完成される“天下ラブギミック”はフェイス・オブ・ガロほどのインパクトはないものの、ヤケに耳に残るキャッチーなフレーズだ。
さらには、萌え画像などのカットインも頻繁に出現しボリューム満点の内容となっている。

その中でも注目点は、継続チャレンジと天下ラブチャンスで構成される“連撃ラウンドシステム”。

大当たり当選時の65％で確変に入るわけだが、確変中の大当たりは終了後に継続抽選が行われ、右打ち中は1/1.55(64.5％)で確変継続となり、そのチャンスが2回存在する。

つまり

⇒大当たり終了後に右打ち
⇒1回転目の64.5％で確変が選択されれば再び確変へ
⇒失敗しても2回転目の64.5％で確変が選択されれば再び確変へ
⇒失敗で通常へ転落

1回転目の大当たり：継続チャレンジ
2回転目の大当たり：天下ラブチャンス

ということである。

ちなみに64.5％の継続抽選に2回連続で漏れるまで、確変がループするので事実上の継続率は約85％となっている。
65%規制下でも、混合スペックを採用し特図2保留(1個)を用いる事により、高継続を実現したというわけだ。

実際に打ってみた感想では、率直にいうと何が起こっているのかわからない感じ。

とにかく当たり(抽選)が早く、ラウンドも複数存在するので、12Rを消化しているのか4Rが3回継続されているのか一見するとわからないように作られている。
ゆえにどのタイミングで継続チャレンジに入ったのかがよく分からない。

まあ、スピード感を求めるのであればありかもしれないが、私はポイントポイントでアツくなりながらじっくり消化したい派なので、あまり楽しめなかった。

あとは、確変中の右打ちに関しても抽選が2回しか存在しないので、そこで出玉を削るということもほぼできないようになっています。

導入情報・スペック

導入情報
タイトル	CR戦国恋姫
メーカー	藤商事
タイプ	一種二種混合タイプ
導入日	2016年10月3日
導入台数	約15,000台

基本スペック
大当り確率	実質1/259
確変割合	65%→87.4%
時短	なし
賞球	5&1&8&10
カウント	8カウント

ラウンド振り分け（ヘソ）
12R確変（約960個）	15%
4R確変（約320個）	50%
12R通常（約960個）	35%

ラウンド振り分け（電チュー）
12R継続チャレンジ（約960個）	11.5%
8R継続チャレンジ（約640個）	38.8%
4R継続チャレンジ（約320個）	49.7%

ボーダーライン

交換率	表記出玉	出玉5％減
2.5円	24.5 回	25.5 回
3.0円	22.7 回	23.7 回
3.3円	22.0 回	22.9 回
3.5円	21.5 回	22.4 回
4.0円	20.6 回	21.7 回

動画

感想・総評

スタート入賞や連撃ラウンドシステムなど斬新な部分は多い。
特に規制の網をかいくぐって確変継続率実質85％を実現したことは賞賛に値する。

ということで、バラで1台での購入とさせていただきます。

クロロ店長の購入意欲：★☆☆☆☆

以上。

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