先日ガーデンに関する記事を書いてきたが「王庭伝説」についても色々と書きたくなってしまった。
そこで、今回は業界人視点からの「王庭伝説」に関する意見と、ついでに同様のテレビ番組である「今夜もドル箱V」についても考察していきたい。

※先日のガーデンの記事はこちら
悔しいがガーデングループは今後も伸びると思う

王庭伝説とは？

埼玉県を中心にパチンコホール「ガーデングループ」を手がける「株式会社遊楽」の創業60周年記念番組として2016年4月8日に放送開始。

多彩なキャストが本気(ガチ)の実践に挑むパチンコ・スロット完全ドキュメンタリー番組である。メインMCは、パチンコライターのチャーミー中元とスロットライターのレビンが務める。朝に一般客と一緒に並び実践を行い、出演者一人ひとりがパチンコ・スロットを自由に立ち回る。

また、出演者に関しては
フェアリン(パチスロ攻略マガジンライター)
をはじめとして以下の通り。

木村魚拓(パチスロ必勝ガイドライター)
レビン(パチスロ攻略マガジンライター)
チャーミー中元(パチンコライター)
ヒロシヤング(パチンコ・パチスロライター)
カブトムシゆかり(タレント)
玉ちゃん(パチンコライター)
鈴木涼子(タレント)

-Wikipediaより-

以上のような内容だが、番組収録のホールで玉出しすることによって、うまい具合に宣伝広告として使っている。

例えば、楽園などでも「今夜もドル箱V」をプロデュースしており、テレビ東京で放映しているのだが、あの使い方は上手くない。

今夜もドル箱とは？

『今夜もドル箱』は、1998年から2005年10月6日までテレビ東京で毎週木曜深夜24:09-24:50に放送されていた、パチンコをテーマにした深夜バラエティ番組である。

2004年9月までは『今夜も千両箱』（千両箱を「ドル箱」と読ませた）と言う表題で放送されていた。放送開始当初はモノラル放送だったが、後にステレオ放送になった。

-Wikipediaより-

この番組は、結局のところ芸能人が新台を遊技するだけなので、新台のアピールとはなっているが、楽園のアピールにはなっていない。
(もちろんブランディングにはなっているだろうが)

「ああ、楽園ね。今夜もドル箱のあれね」

とジジババがつぶやきながら来店してくれればそれでいい。
それはたしかにそうだろう。

ただし、莫大な資金を投じてテレビ東京で放映しているのにも関わらず、その程度の恩恵では費用対効果が低いと言わざるおえない。
王庭伝説のように、営業中の出玉を撮影すればよいのだろうに。

例えば、その日だけ麻雀３を全6にしてそこだけ撮影すれば、翌日には全国の楽園に客が殺到することだろう。

それにしてこの番組は酷い。
ガチ実戦じゃないので緊張感がまったくなく、出演者が眠そうですらある。

例えば、上の画像のように当たってガッツポーズしていても、まったく嬉しそうに見えない。

王庭伝説と今夜もドル箱　総評

先日の記事でも書いたが、こうしたちょっとしたところにおいても販売促進力の差がでている。
今夜もドル箱の使い方次第では、楽園がパチンコ業界を牛耳る可能性もあると思うのにもったいない。

ガーデンはメディアを営業に繋げているのに対して楽園はそれができてない。

まあ、全国放映のテレビ東京だけに自社の宣伝広告に関しては制限を掛けられているのだろう。
これはつまり、インディーズ時代は自由が効くけど、メジャーデビューすると縛れれてしまうというロックバンドに似ている。

▽王庭伝説

▽今夜もドル箱

▽名前は知らないが妊婦好きの私としてはメチャ好みのライターさんです

ガーデンと楽園にクロロ店長がアドバイス

上記のマスコットキャラでもわかるとおり
この2法人はある程度のブランディングを確立しているのだが、まだ十分ではない。

その為に、アドバイスしたいと思う。

とりあえずガーデンに関してはイベント日である２と８のつく日には以下のBGMをオープン時に流すべし。

さらに毎月２８の激アツイベント日には以下のBGMを流す。

これだけで一気にイベントが立ち上がる。
たとえバジを全2で営業してもだ。

続いて楽園だが

イベント日であるゾロ目の日には以下のBGMをオープン時に流すべし。

このBGMは強烈。
これは効果抜群！

これだけで一気にイベントが立ち上がる。
たとえ北斗無双のヘソ釘を10.25で営業してもだ。

クロロ店長おすすめの本

最近、全国のパチンコ店情報について記事に取り上げているのは読者からの要望が多いためだ。
このブログは業界人にもかなり読まれているようなので、業界人にオススメの本を紹介しておく。

現代広告の心理技術101

この本を読むことによって

・店舗メールにおける効果的な集客方法
・店舗ブログでユーザーの関心を引く為の技術
・P-WORLDの上手い見せ方
・次回来店に繋がる効果的なセールストーク
・訴求力のある店内ポップや店舗外壁の看板のデザイン

上記のスキルが圧倒的に上がるのは間違いない。

ってか、この本で学んだコピーライティングの技術を店舗メールに活かしたらかなり強いと思う。
まあ、このブログを読んでいる業界人でコピーライティングという言葉を知っている奴がどれだけいるのかはわからないが。

現代広告の心理技術101

この本は、企画部や店長クラスはもちろんだが、やる気のある平社員にも読んで欲しい。
この本を読んで、鳴り物入りで昇進した幹部クラスを圧倒的に抜かすスキルを身に着けて欲しいと思うし、それによって職場では悠々と仕事して欲しいと思う。

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ガーデンと楽園の関係者の皆さん。

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