パチンコ店の閉店補償や閉店時の悔しい思い出など
ARTが終わりそうもない状態で閉店間際にぶん回している時って、なんとも言えない気分になるけど、今回はそんな閉店間際の思い出について書こうと思う。
パチンコ店の閉店補償
おそらく現在で閉店補償をやっているホールはかなり少ないと思う。
っていうのも、補償自体が規定上良からぬものであるからである。
その為、現在では
・AT・ART中に閉店を迎えた場合にはベルが揃い次第メダルを抜いて終了
・Aタイプなどでボーナス消化中の場合にはそのボーナスが終了次第終了
・パチンコで大当たり中の場合にはその大当たりが終了次第終了
このような感じだと思う。
しかし、一昔前はそうではなくて例えば4号機のミリオンゴッドで閉店間際にGOD揃いを引こうものなら5000枚の出玉補償が存在していたのである(4号機のGOD揃いは一撃5000枚の破壊力があった)。
同様に当時も人気だったスーパービンゴにおいても「残りゲーム数×純増枚数(7.7枚)」で算出した枚数を補償していたりしたものだった。
▽4号機のミリオンゴッド
一方、パチンコにおいては確変中に閉店を迎えたら1箱分補償。
また、確変大当たり中に閉店を迎えたらその大当たりを消化後にヤメかつ1箱分補償といった対応だった。
その為、閉店時間を迎えた瞬間の止めの段階で確変大当たりをしたか否かの微妙な判定においては、トラブルの原因となることが多かった。
閉店マイクを入れた瞬間の確変大当たりはいいにしても、マイクを入れてから1分程度経過しても遊技をヤメずに確変大当たりを当てられたパターンなど、そういった時に客側とトラブルとなることが非常に多く、今でも憶えているのが入社したての時にその対応に携わった時に、明らかに閉店時間後の確変大当たりだったのにスタッフ人数が少なく止めに回れなかった時に、客が遊技をヤメてくれずにそれでも後から食い下がったら「うるせえ!」と強烈な裏拳を食らったことだった。
とにかく、こういった時の客の心理ってすごく興奮していて、潔く遊技をヤメてくれる人なら良いのだが、中には言うことを聞かない奴がいてすごく大変だった。
閉店時間になってもスーパーアラジンチャンスに入っている客が遊技をヤメてくれずに、それをずっと横で説得する店員がいたりとかそういった光景は今でも憶えている。
閉店間際は毎回苦痛
例えば現在では、閉店間際となるとどこのホールも過疎っているが、昔は違った。
そもそもの遊技人口が多かったので、閉店間際となっても余程の過疎店でない限りは20~30人程度の客が残っていたりしたのである。
で、それを5人程度のスタッフで止めに入るものだから、閉店間際は熾烈を極める。
一度止めに入って遊技をヤメた奴がその場を離れると再び遊技を再開したり、「あいつも打ってるから俺にも打たせろ」なんて感じで抵抗する奴がいたりして、収拾がつかなかったのだ。
しかしながら、これは数年前に知ったのだが、あるホールでは閉店時間と同時に全台の台電を落とすというホールも存在しており、そのようなホールであれば非常に閉店間際の対応も楽であり、そこで働くスタッフは羨ましいと思った。
結局、遊技できる状態であるから、客は遊技をヤメないのであり、それが時間と同時に全台の台電を落とされたら抵抗のしようがない。
この対応は一見無慈悲に見えるが、実はかなり平等でスタッフ側には嬉しい対応であると思う。
今やったら一発出禁のずるい行為
ちなみに、私が客の立場で打っていた頃は店員の目を盗み「ちょっとでもメダルを多く取ってやろう」と考えているどうしようもない奴だった。
今でも憶えているのは、ネオマジックパルサーでボーナス中に閉店時間となり、スタッフに「ボーナス消化後に遊技終了となります」と言われたのだが、そのボーナスを消化中に2台となりの台を打っていたババアが、連続演出中にスタッフに止められたのである。
ちなみに、その連続演出とはカエルとパンプキンヘッドのバトルであり、カエルが3回連続で攻撃していた後に敗北となってババアが遊技をヤメたのである。
そして、ネオマジックパルサーにおいてはカエルが3回連続で攻撃すると勝利確定なので、4ゲーム目に復活演出が発生して勝利することはわかっていた。
その為、店員にボーナス終了後にやめるように言われた私は、そのボーナスを消化後に店員の目を盗み、ババアの打っていたネオパルを1ゲーム回したのである。
すると案の定、次のゲームでボーナス確定。
残念ながらレギュラーボーナスだったのだが、美味しくいただいたわけである。
ちなみに、その時は店員がスロットコーナーに3人しか存在せず。
うち2人はジェットカウンターの対応に追われていたので、私がネオパルを打ったことに気づかなかったのだった。
まあ、これは流石に今やったら一発出禁になりそうな行為だが、昔は案外こういうのは多かった。
※文中の「ババア」という表記は好意を抱いているからこその文言です。
私はババア好きなんです。
閉店時の悔しい思い出
これは以前、記事にも書いたと思うが、数え切れないほど存在する。
まず、記憶は朱絹げなのだが猛獣王の天サバから一撃8000枚ほど出していた時に閉店を迎えた時は悔しかった。
あの時は、相当サバチャンをストックしていたので、時間があったら20000枚くらいはいっていたのではないかと思っている。
一方、5号機で一番記憶に残っているのが豪炎高校應援團のフリーズを閉店1時間前に引いた時のことだ。
その時はビッグが13連ほどしてその後、ATに突入して閉店。
ATを500Gほど残して帰るハメとなった。
その他にも定番だと思うが、ハーデスのAT消化中に閉店5分前にGOD揃いを引いたこともある。
さらに、機種で一番多いのが北斗転生。
これは過去記事の「AT中に閉店して一番もったいないのは?」にも書いたが以下のような感じである。
・勝舞玉44個残して閉店
・勝舞玉38個残してケンシロウ画面のSPバトル中に閉店
・勝舞玉20個残してトキ画面のSPバトル中に閉店
いずれも悔しくて夜も寝付けない内容であるが、私よりも多く稼働している読者さんであればさらに壮絶なる体験をしていると思われる。
最後に、閉店間際に高速消化するにあたっての私の生み出した打法があるので興味のある方は読んでいただければと思う。