他人に興味を持たないことの重要性とポジショニングの話
最近、仕事が忙しくてクソみたいな記事しか書けてないです。
元々ブログを書くのが好きなんで、もっとじっくり記事を書くことに集中したいんだけど、本業と副業でがんじがらめになりつつあります。
・・で、その為にライター雇って週3~4回くらい書いてもらってるんだけど、自分が面白いと思える記事ってハッキリ言ってないです。
いや、それっていうのは、龍也さん・エイミーさん・カルトさん・123さんに限った話ではなく、それ以外のブログにおいても私が「このブログ面白い!」と思えるものってただの一つもないんです。
だから、私は自分のブログは何度も読み返すことはありますけど、他人のブログを読むってことがほぼありません。
興味ないんですよね。他人のブログは。
読もうとしても半分くらいで飽きてしまうんです。
漫画家はなぜ漫画を書くか?
私が好きな言葉の一つに
「漫画家はなぜ漫画を書くか?」 という疑問に対して
「自分の漫画が一番面白いから書いている」という言葉があります。
(これはネットビジネス大百科で有名な和佐大輔さんが音声で話していた言葉です)
こういう感覚ってすごく必要だと思っていて、
要は周りを一切見ずに自分に集中するということです。
これって、一般的な日本人の観点からすると一見NGのように見えるけど実はそうではない。
特に漫画家でも作曲家でもブロガーでも何でもそうだけど、何らかのコンテンツを生み出す人っていうのは、どれだけ自分に集中できるのかってことだと思ってます。
似たような言葉で、エンヤっていうアイルランドのミュージシャンは
「ビートルズなんて知りません」と話していたし
元モーニング娘の後藤真希は、モーニング娘のオーディションを受けるまでモーニング娘の存在を知らなかったそうです。
このように他人に関心がないってことはある意味長所だったりします。
それは裏を返せば“自分自身に集中できる力がある” ってことですからね。
もちろん組織で成果を出す一般的なサラリーマンであればNGなんでしょうけど、コンテンツを生み出すようなクリエイターにとってはこの感覚って必要不可欠なんですよね。
ポジショニングとは?
ただ実際問題、この記事を読んでる多くの人は会社員の方が多いと思うんで、そういう人にとってみれば上記のような感覚ってNGになると思います。
会社員となると、周囲の人間とどれだけ仲良く仕事できるのかってことが大きなポイントとなるので、それができる人は出世するしできない人は平社員のままでしょう。
だから会社員である以上はまったく必要のない感覚なわけで、大切なのは今現在自分が身を置いている場所が自分に合っているのかってことがすべてだと思います。
つまり“ポジショニング”ですね。
自分に合ってないポジショニングにいるとその人は不幸になります。
理由は、仕事をやっていても楽しくないし、自分に合わない仕事だから給料も上がらないからです。
私は不幸にも20~30代はずっと自分に相応しくないポジショニングに身を置いていました。
そのポジショニングとはご存知の通りパチンコ店員なのですが、まあ普通に
・接客は嫌いだし
・機械トラブルは苦手だし
・スタッフとコミュニケーションを取るのも下手
だったのです。
その一方で営業は得意だったんだけど、営業に携われるようになるのは副店長以上の立場になってからだったので、平社員・班長・主任で手こずってる時代がかな~り長かったんです。
自分にとってはその期間がまさに暗黒時代であり、本来自分はそういうタイプの人間ではないのに、そのポジショニングで要求されるようなことを一生懸命やってきました。
そして、一生懸命やってはいるものの、本来そういうタイプの人間ではないので上手くできないわけですね。
だから、主任時代には私よりも5年も10年も後から入社した奴に追い越されて副店長や店長になられたりして悔しい思いもしてきました。
そして、特にパチンコ業界で顕著なのは
「出世するタイプの人間とそうでない人間で大きく分かれる」
という特色があることです。
つまり、出世するタイプの人間はトントン拍子で出世してあっという間に店長になりますが、
そうでない人間はなかなか出世できず、長い年月をかけて班長~主任へと出世していき、せいぜい主任が限界だったりします。
同じ人間でも昇進スピードや限界点がまったく違う。
そのような傾向が顕著に現れるのがパチンコ業界の大きな特色といえますね。
なので、単純にいうと
入社して8年で副店長になれなかったらそいつは一生主任以下
という法則が存在したりするわけです。
まあ、実際その通りで副店長も店長も狭き門なわけだから、誰でもなれるわけではない。
だから、入社して8年で副店長にならなかったらその先はかなり期待薄なわけです。
人間、8年で変われないことが9年目に劇的な変化をもたらすということは基本的にはないわけですからね。
しかし私の場合は
入社15年後に副店長になってその2年後に店長になりましたw
これはかなりの特殊パターンというか、会社内でも初のケースだったと思います。
実際に入社10年で副店長に昇進した人は私の他に一人しか存在しませんでした。
元々営業が得意なタイプの人間だったので、副店長になった後はトントン拍子に店長~エリア長と昇進しましたが、とにかく副店長になるまでが大変でしたね。
それって一言で言うと「大器晩成型」であったということです。
実際に現在では本業で毎月60万。
副業で100万ほど稼げていますが、30代の頃にこうなることを想像していたということは全くもってありませんでした。
とにかく副店長になるまでの間は、自分の苦手なことをやらなければならない状況が多かったので苦労しました。
ただ苦手なことに関してはどうにか人並みレベルにできるように意識して、あとは他人にはない長所を生かして店舗に貢献することを意識していましたね。
たまたまそのタイミングで良い上司に恵まれて副店長に昇進することができましたが、やはり自分にとって不利なポジショニングで勝負することって避けたいものです。
このブログを読んでいる人の中で、今の自分の仕事に一定の満足感を持っている人ってどのくらいいるのでしょうか?
私は、40代になった今では自分の仕事が楽しいと思えますが、20~30代の頃は毎日の仕事が苦痛そのものでした。
とにかく私はポジショニングがすべてだと思ってるんで、このブログを読んでいる皆さんにはいち早く自分にあったポジショニングに身を置いてほしいなと思います。
そのポジショニングに身を置くのが早ければ早いほど、人生にとっては幸福なことですから。
先日、うちの若い女性社員に「今の仕事楽しい?」って聞いたら「天職です!」って言葉が返ってきました。
その子は接客が大好きな人なんで毎日お客さんと挨拶したり会話するだけで楽しいんだそうです。
そういう人であればいいと思うんですよね。
これは非常に幸福なことです。
(なみち可愛い~~~~。今度うちのホールに来店するんでバックヤードの控室で声を掛けて一発40万で交渉してみます)
ブログには書けない超激ヤバの裏話
私がこの業界に入社してから現在まで生い立ちを書いた自伝です。
日本中どこの本屋を探してもないような業界のヤバい話が書いてあります。
正直あまり多くの人に読んでほしくないのですが、シャレで1年前に作った電子書籍です。
興味のある方は読んでみてください。
特にパチンコ業界人の方にはかなりオススメです。