沖ドキの設定状況を暴露します
久々に質問コーナー記事です。
何気に質問記事も20個くらい溜まってるんですよね。
いちおう全部答えるつもりですので気長にお待ちください(^^;
今回はxazさんからのご質問です。
クロロさん始めまして いつも楽しみに拝見させて頂いております、私もスロ(Aタイプ)が好きでよく打つのですが、店側(経営側)であるクロロさんのご意見は私のような下手の横好きにとっては新鮮であり、又、とても参考になります。 実はクロロさんにお聞きしたい事があります。 私の地域はハナハナが人気機種であり最近は「沖ドキ」を導入する店舗がとても多いです。それだけなら良いのですが沖ドキで出す分(出てしまう分)をハナハナで回収するという営業を非常によく見かけます、特に沖ドキを大量導入した店舗などはこれが随所に現れています。 沖ドキは「低設定でも吹く、設定よりも瞬発力で客を着ける機種」というイメージが私の中で非常に強く印象付いています。 以前クロロさんの記事で「利益の取りやすい機種、取りにくい機種、問題児」といった表現で色んな機種を挙げていたんですが、その中で沖ドキはどの辺に位置付けられるのでしょうか。 業界(パチ店経営側)の一般的見地 クロロさんの客観的(一般的)見地 クロロさんの個人的な見方 上記3点をお聞きしたいしたい次第です。 宜しくお願い申し上げます。 |
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はじめまして^^
いつもご愛読ありがとうございます。
今話題の沖ドキに関するご質問ですね。
それでは答えさせていだだきます。
沖ドキの立ち位置
ダイコク製のホールコンピューターにはPPM帳票というものが存在しており、それによって機種毎の立ち位置をクリック一つで調べることができます。
それは大まかに言いますと以下のような項目の帳票です。
金の成る木 | 稼働もあり利益も取れる |
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花形 | 稼働はないが利益が取れる |
問題児 | 稼働はあるが利益が取れない |
負け犬 | 稼働もなく利益も取れない |
そして結果から言うと沖ドキは典型的な金の成る木となります。
これは実際にホールコンで調べたので間違いないです。
~PPM帳票の関連記事はコチラ~
『金のなる木』と『負け犬』
沖ドキが金の成る木と言われる理由
その理由は十分過ぎるほどあります。
まずはコイン単価が高く儲かるということですね。
沖ドキのコイン単価は約4.1円もあります(ちなみにジャグラーは2.3円、サラ番は3.3円)。
そしてコイン単価とはアウト(イン枚数)1枚あたりの売上のことです。
つまり、同じアウトでもコイン単価が高ければ高いほど儲かるという点で、ホールにはコイン単価の高い台が重宝されるわけです。
そして、コイン単価が高いということは打ち手に負担が掛かるということでもあるのですが、それにも関わらず沖ドキのアウトは落ないのです。そこが素晴らしいところなんですよね。
つまり、打ち手はリターンを期待しているから延々と金を突っ込むわけです。
逆に言うと期待感を持ってもらえるゲーム性だからこそコイン単価が高くても高稼働となっているのです。
それはもうゲーム性が優れているとしか言いようがないと思います。
そして最後に、個人的には出玉感があるというところも重要なポイントと見てます。
つまり、それは出玉のメリハリなんですよね。
コイン単価がキツイ機種だけど、一度型にハマれば2~3箱は軽く積んでしまうような爆裂スペックということです。
例で言うと沖ドキが10台並んでいるとして5,000枚オーバーが3台もあったとしても全体では利益が取れているというのが沖ドキなんです。
営業における沖ドキの使い方
xazさんからは「沖ドキで出す分(出てしまう分)をハナハナで回収する」といったご意見がありましたが、それは多分錯覚かと思います。
沖ドキで還元してハナハナで回収するなんて通常の営業ですと考えられません。
その理由としては高設定を使ったところで沖ドキの出玉感はさほど変わらないからなのです。
もちろん、多少は変わりますが1でも十分に出玉を見せられる為にそれ以上を使う必要性が低いんですよね。
それに対してAタイプであるハナハナはデータ表示機においても設定が反映されやすいので、オール1という状態にはしづらいですよね。
その為、等価なら4、5.5枚交換であれば5or6を数台使う必要性も出てくるでしょう。
言い換えるとAタイプのハナハナは設定を入れないと稼働が落ちるけど、沖ドキは高設定を入れなくても稼働が落ちにくいということです。
実際に沖ドキに4とか入れて5,000枚吐き出したとしても、大体の人は1で出たと思うでしょう。それに対してハナハナで5,000枚出たらそれは高設定を使ったと思う人の方が多いですよね。
それがハナハナに高設定を入れて沖ドキには入れない理由です。
その為、ハナハナの台粗利は3,500円くらいなのに対して沖ドキでは7,000円くらいは利益を取っています。
そのような状況でも「沖ドキで出す分(出てしまう分)をハナハナで回収する」と錯覚を起こさせるほどの出玉感を演出できるのが沖ドキの素晴らしいところなんです。
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