ジャグラーの設定パターン・配分 営業考察を暴露
現在、ジャグラーはマイジャグ3が主力になりつつありますね。
1年ほど前は、ニューアイムジャグラーが主力だった為に、とても食える状態ではありませんでしたが、最近では随分と状況が変わってきたと思います。
そこで今回はマイジャグ3の設定配分パターンを等価と5.6枚交換の状況別にシミュレーションしてみようと思います。
朧ちゃんのように瞳孔を開いてじっくりとお読みください。
マイジャグ3の設定配分の心構え
その② 角台の設定を使い分けろ
その③ 強イベント日はなるべく5以上を入れろ
その④ 必要以上に高設定を使うな
まずは、マイジャグ3の営業の心構えから。
とりあえず、1を使ってはいけません 。
ちなみに、設定1の機械割は95.7%といったように超絶低い機械割となっています(ジャグラーに関してはどの機種の機械割も低い傾向にあります)。
余程ジャグラーが強いホールであれば、繁忙期や週末に1を使うという例もありますが、そうでないホールでそれをやってしまうと、客滞は減りそれによってヒット回数も減ります。そうなったら誰も打ってくれません。
逆に言えば、1を使って客滞が低下したとしても常に満台近い稼働となるだけの集客力のあるホールであれば1を使ってもOKということになります。
私は過去にどうしてもノルマがキツくて、通常営業日にマイジャグで3日連続でオール1を使ったことがあるのですが、やはり流石に客の顔色が変わりました。
いつもマイジャグを打っている主婦層からも直接クレームを受けましたし、連日の設定1で客を傷めつけてしまうと、そういう結果となり客を飛ばしてしまう原因になります。
あとは、角台の設定を使い分けることが重要 ですね。
ちなみに、使い分けるというのは高設定や低設定といった設定の話です。
基本的に角台は高稼働となるので、低設定でも動きます。
となると、高設定を使っていることを客にアピールしたいというタイミングの時は角台に入れるのも一つの手段となります。
一方、高設定台をアピールするのではなく、全体的な稼働を意識するのであれば角台に高設定を入れずに、角2に入れた方がいいです。
角台に比べて角2は低稼働になりがちなので、動きづらい場所に高設定を入れて全体的な稼働をアップさせるということです。
分かりやすく言うと極端な話ですが
角台に誰か座っていたら角2には座らないけど、角2に誰か座っていても角台には座る ということです。
それだけ、角台は動く傾向があるということなので優先的にそこに人がいる状態を作る必要はないんです。
つまり「角台はほっといても埋まる=低設定でも稼働する」ということなんです。
だから、角台には基本的に高設定は入れない。
下手すればオール2での営業時にも角台だけ1だったりする。
た・だ・し、稼働するということを逆手に取って、確実に高設定台を回してほしいのであれば角台に入れた方が効果的なので、その特性を活かす意味で「角台の設定を使い分けろ」とここでは言っています。
さらに、イベント時にはなるべく5を使え とありますが、まあそこは換金率や客の特性やそのホールのジャグラーがどれだけ強いかによって変わります。
それが④番の必要以上に高設定を使うな に関わってくるのですが、結局のところ良いお客様層をより多く集めたもの勝ちということになるんです。
良いお客様というのは、ガテン系・主婦層・年配層。
それらの客層が多ければ、高設定を入れなくても追っかけてくれます。
また、イベント日は設定56ではなく、3や4を散りばめる程度で十分満足してくれます。
つまり、良いお客様を沢山顧客にしてしまえば、高設定を使わなくてもスタート回転数が回ってヒット回数が沢山つくだけで勝手に高設定だと判断してくれます。
逆にプロはそうはならないですよね?
ヒット回数がついていても、さらに細かいところまで見て高設定か否かを判断してきます。
だから、その客層を見極めて設定を入れるわけですが、良いお客様を沢山顧客にしている場合には、あまり高設定を使わせて満足させてはダメで、低設定の状態に慣れてもらう必要があります。
その状態を上手く作ることができれば、競合店が何か仕掛けてきたり、近隣でグランドオープンがあった時の対抗手段として通常の設定1~2から設定3に上げるだけで、いつもの常連客はめちゃくちゃ出ていると勝手に勘違いしてくれるからです。
そういう状態が作れれば常に安定した稼働が見込めることになり無敵の状態となります。
ジャグラーの常連客はAT機の層と違って他店にはほぼ動かないからです。
逆にいえば、ジャグラー層を他店から奪うことほど大変なことはありません。
もちろん、ジャグラー層の中でもプロ層ならすぐに奪えます。
プロは設定を基準にホールを選びますので、設定56を使い続けていればやがて反応するからです。
一方、最も欲しい顧客であるガテン系・主婦層・年配層は設定を入れても動きません。
これらの層がマイホを変えるということは余程のことがないとそうそうないのです。
(ただ、ここでは割愛しますがガテン系の顧客を奪う方法は実は存在します)
以上の理由からジャグラーを看板機種として立ち上げるということは非常に難しいことと言えます。
(実際にジャグラーを立ち上げるのには3年掛かると言われています)
その一方で、AT機はすぐに立ち上がるんです。
イベントで6入れればすぐに集まりますからw
つまり、AT機の客層はケツが軽く、ジャグラー層はケツが重い傾向にあるということになります。
マイジャグ3の設定配分 等価ver(台数8台)
通常営業 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
予想アウト | 15000 |
---|---|
台粗利 | 6300 |
総粗利 | 50400 |
出玉率 | 97.9% |
還元日(利益ゼロ) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 |
予想アウト | 15000 |
---|---|
台粗利 | 300 |
総粗利 | 2400 |
出玉率 | 99.9% |
大還元日(台粗-2000円) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3 | 4 | 3 | 3 | 3 | 4 | 3 |
予想アウト | 15000 |
---|---|
台粗利 | -1875 |
総粗利 | -15000 |
出玉率 | 100.6% |
平均15000枚のアウトが入ると想定してシュミレーションしてますが、高設定ほどアウトが伸びて低設定ほどアウトが落ちるので、実際の粗利はもっと落ちます。
その為、通常であれば各台個別にシュミレーションするのですが今回は割愛しました。
ジャグラーではメリハリを付けずにフラットに営業することが王道です。
その方が、同じ配分でも全体アウトが良くなる傾向があるからです。
ただし、フラットな営業では満足してくれない客層の場合には、メリハリにする必要性も出てきます。
特にジャグラーが立ち上がっていない状況では、何らかのインパクトというか動きを付ける為に高設定を入れる必要性も出てきます。
しかし、高設定を入れたとしてもバジリスクやまどマギといったハイスペック機のように、朝から並んで狙うといった反応までには発展しないのがジャグラーです。
そういう意味でも、重要機種ではありますがイベントコーナーとしては不向きです。
マイジャグ3の設定配分 5.6ver(台数8台)
通常営業 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 3 | 3 | 2 | 2 | 3 | 2 | 3 |
予想アウト | 15000 |
---|---|
台粗利 | 6273 |
総粗利 | 50186 |
出玉率 | 98.9% |
還元日(利益ゼロ) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 3 | 3 | 4 | 3 | 2 | 3 | 3 |
予想アウト | 15000 |
---|---|
台粗利 | 155 |
総粗利 | 1243 |
出玉率 | 101.0% |
大還元日(台粗-2000円) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 6 | 3 | 4 | 3 | 2 | 3 |
予想アウト | 15000 |
---|---|
台粗利 | -1448 |
総粗利 | -11582 |
出玉率 | 101.6% |
5.6枚交換ともなれば通常営業でも設定3があたりがベースになります。
もし、平均設定が2程度のホールであれば、超絶ボッタクリ店となるので避けたほうが無難です。
(ただし、家賃の高い都内のホールではありえます)
まあ、マイジャグに関しては6は別格ですね~。
使用すれば確実に出るので客も気づきます。
ただ、5でも6っぽい挙動になることは普通にあって、6と勘違いする客も多いです。
基本的に、設定5以下はBIGよりもREGの出現率が落ちるのですが、設定45ともなると大幅にBIGのヒット回数をREGが上回ることが日常的に起きてきます。
そういったこともあるので、マイジャグの設定狙いではREGの出現率云々よりも、まず合成が重要になってくるでしょうね。