“相性”を論理的に分析してみる
よく「この店とは相性が悪い」とか「この機種とは相性が悪い」といったことを言う人がいますけど、こういうことを言う思考の人はまずギャンブル(パチンコ・スロット)で勝てないでしょう。
そして“相性”を口にする人は特に女性が多いですよね。
まあ、人との相性は確実に善し悪しはありますが、遊技台に関してはそんなものは存在しないでしょう。
勝つためには「期待値のある台を打つ」というただそれだけであって相性で台を選んではいけません。
そういう人って例えば、マクロスフロンティア2で800回転の台が落ちていてもマクロスとの相性が悪いという理由で他のどうしようもない台を選んだりするんですかね?(笑)
パチンコはスタートチャッカーに玉が入ったら、スロットはメダルを入れてレバーを叩いたら大当たりを抽選しているのであって、誰がスタートチャッカーに玉を入れても(スロットでは誰がレバーを叩いても)当たるかどうかはわかりません。
そこに相性は関係ないと思うんですよね。
ただ“相性”が存在するのであれば下記のようなケースが考えられます。
①その店の設定の入れ方
例えば、メリハリ営業とフラット営業の2パターンがあったとします。
メリハリに関しては小台数の6を使う一方で他は全部1ってパターン。
一方のフラット営業は遊ばせる為に最低でも2を使っているが6は絶対に使わないパターン。
この状況を考えたときに、昼過ぎや夕方から稼働する主婦やサラリーマンはフラット営業の店の方が相性がいいでしょう。逆にオープンから設定狙いをするようなヘビーユーザーからするとフラット営業ではまず勝てませんのでメリハリ営業の店との方が相性はいいということになります。
そういった意味で営業スタイルとの相性であれば存在すると思います。
②機種との相性
スロットではレバーを叩いたときに大当たり抽選をするのですが、その抽選はメイン基板で行います。
そしてそのメイン基板には65536個の乱数があり65536個の乱数の中から何かを一つを引くわけで、引いたものが大当たりだったら、大当たりするというシステムになっています(そう考えると大当たり確率が1/250の台だとしたら65536個の乱数の中に263個の大当たり乱数が存在することになります)。
となるとそのレバーを叩いたときの乱数抽選のメカニズムに関してはメーカー毎に違うから「このメーカーの乱数抽選のメカニズムが自分との相性が悪い」といったことが存在する可能性はありえますよね。
以上となりますが、こうして分析すると“相性”の存在もあながち否定できないですね(^^;
ただ、ギャンブルで勝つ為にはそんなこと気にする時間があるのなら、期待値の取れるゲーム数を調べたり、モード移行率や天国モード示唆を勉強したりといったような努力をしろって話になります。
結局のところ冒頭で話した通り“相性”だけを気にして勝てるほどギャンブルは甘くないです。