パチンコ店の駐車場の重要性と無断駐車について
郊外のパチンコ店では数百台クラスの大型駐車場完備が当たり前となっているが
今回は駐車場に関する話題について書いていきたい。
駐車場は集客の生命線
特に郊外のパチンコ店においては、建物よりも駐車場が重要だったりする。
その為に、広大な土地に建物を立ててグランドオープンといったように、パチンコ店を立てるのにはまず土地の広さが重要となる。
例えば、郊外で700台の店舗があったとしたら理想は700台車を止められるスペースが欲しい。
しかし、実際のところ土地の面積の問題で、収容スペースに関しては設置台数以下のホールが多い
ちなみに、パチンコ店の駐車場では平駐と立体駐車場の2種類が存在する。
▽平置き駐車場
▽立体駐車場
これに関しては土地の広さの問題で立体駐車場にするケースが存在するが、理想をいえば平駐の方が良い。
顧客は立体駐車場を経由して来店となると、何となく面倒に感じるものだ。
逆に少し距離は遠くなるとしても、平駐の方が気軽に店内に入れるイメージがある。
おそらく、これを読んでいる読者の方々も、郊外のパチ屋に立ち寄った際にはまずは平駐で空いているスペースを探して、次に立駐といった経路になるのではないだろうか?
特に年配層においては立駐を嫌う傾向があるらしく、そういった意味でも平駐がベストなのである。
駐車場が狭かった為に稼働率80%が限界点だったホール
過去に私が勤務していたホールでは、600台規模のホールだったのだが、駐車場が400台ほどしか止めることができなかった。
その為、週末のピーク時は駐車場のスペースがなくなってしまい、稼働率80%が限界値といった事態になっていた。
もちろん、この由々しき事態を改善する為に駐車場の増設を図ったのであるが、いかんせん周囲の地主が土地を貸してくれなかった。
また、そのような状況下の苦肉の策として、そこから500メートル離れた場所に、20台ほど止められる土地を借りて、週末やイベント日には全スタッフの車をそちらに止めるなどして、少しでも一般客の駐車場スペースを確保する努力をした。
パチンコ店の従業員が車を止める場所
ちなみに、パチンコ店のスタッフは出勤時に店の近くに車を止めてはいけない規則となっている。
例えば平駐であれば、駐車場の奥。
立駐であれば最上階といった感じだ。
理由はもちろん、店舗近くのスペースは来店客の為に空けておくという考えである。
しかし、面白いのは日によって駐車スペースを使い分けているというホールも存在するということだ。
例えば、駐車場が埋まりやすい週末やイベント日は建物から離れた場所に駐車する規則となっているのだが
稼働が落ちる平日であれば、離れた場所ではなく店舗の道路際などに止めさせる場合が多い。
その理由は、駐車場がガラガラになりがちな平日に、客がいない雰囲気を駐車場から醸し出すのを防止する為である。
例えば、従業員20人分の車を道路際に止めることによって、敷地の近くの通行車両に「盛り上がってるなあ~」という印象を少しでも植え付けたいということである。
極端な例では、常に稼働率20%以下となっている、私のアパートの近所にあるスロ専では、隣接する工場の従業員の車まで無料で止めさせているような徹底ぶりだ。
その為、いつもそれなりの数の車が駐車場に止まっているのだが、中に入ると閑散としており、駐車場の盛り上がりとはかなりのギャップがある。
私は、このことに関して最初は気づかなかったのだが、数日間通った後にそのようなカラクリとなっていることに気づいた。
パチンコ店駐車場の無断駐車
パチ屋の無断駐車に関して以下のような質問が届いたので、それに関連する私個人の思い出を書いていきたい。
題名:パチ屋の無断駐車について
メッセージ本文:
初めての質問ですが、
パチ屋を利用しないのに車などを
停めたりするとどうなりますか?
やはり利用してないのに車を無断駐車
したりしたらバレますか?
弟がいつもそれをしていて
辞めろと言うのですが一向に
辞めないんです。
クロロ店長ならどのような対応をするか
分かれば弟も分かると思うので
返事お願いします。
かなり前の話だが、配属されていたある店舗で明らかに無断駐車だろうという車が何台もあった。
その店舗の裏は住宅街だったのだが、おそらくそこの住宅街に住む奴らの関係者などが、勝手に奥の駐車場スペースに車を止めていたってわけだ。
そして、その中でも一番頭に来たのは、私がゴールデンウィーク期間の朝6時ごろ出勤したときの出来事である。
「なんで世間一般では連休となるゴールデンウィークに、朝6時からパチ屋に出勤して働かなければならねえんだ」
といった感じで、ぼやきながら駐車場奥に車を止めた時の話だ。
住宅街の方から、ヤンキー系の男女がイチャイチャしながら駐車場の中にやってきて、女が違法駐車していた車に乗って男がそれを見送り立ち去ったのである(車はトヨタbBだった、今でも鮮明に憶えている)。
「俺が今から世間様の為にパチ屋で働かなくちゃならねえ時に朝までイチャイチャしやがって‥」
頭に血が登った私は、この男女を張り倒してやりたい気分に駆られたが、そこは頭を冷静にして後日、当時の店長に報告することにした。
「店長!第2駐車場の奥ですが、住宅街の若い奴らが勝手に駐車してますよ!
これは取り締まるべきなんじゃないですかね!」
すると店長は以下のように言葉を返した。
「週末でもあの場所まで車が埋まるということはないし、そこは放っておいていいよ。
結局、パチンコ店と周辺の住民は持ちつ持たれつの関係だ。
こちらも何かと迷惑を掛けていることがあったとしても、地域住民が駐車することによってそれを黙認している可能性もあるわけだし、現時点では触れない方が得策だよ」
まあ、たしかに・・それが得策といえるのかもしれない。
週末でもあの場所まで車が一杯になることはないだろうし・・。
ただまあ、それにしてもあのカップルは羨ましかった憎たらしかった(怒)
- ▼パチンコ店の駐車場でのトラブル
- ▼新車を買いましたがパチンコ店の駐車場に置くのが心配です
- ▼パチンコ店で接触事故を起こして逃げました
- ▼パチンコ店の警備員が車No.を記録する理由
- ▼過去にあったホルコンでの不正行為
実は、あのカップルの女がめちゃ好みでした・・。