変態やオタクであることの重要性
どうも。
パチンコ店長のクロロです。
世の中に「変態」とか「オタク」だとかいう言葉がありますけど、そういう言葉って一般的には人を軽蔑する言葉となります。
日本人は集団への帰属意識が強いので、人と違うことに対して不安を覚えたり、人と違う行動をする人を非難するところがありますよね。
今回はそれについてのメリット・デメリットを話していきます。
フツーの人
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変態やオタクの対義語をここではフツーの人と表現する。
そして、これが10年以上前であればフツーの人で良かったということになる。
つまり、その頃は会社に所属さえしていれば、贅沢さえしなければ一生食べていくことができた。
当時のサラリーマンの平均年収は500万。
ボーナスと退職金が存在し、福利厚生が充実しており、リストラもない。
そういった世の中で求められるのは会社内での協調性であり、集団における帰属意識。
つまり、会社の言うなりになっていればいいというわけだ。
それによって、時間的・精神的な拘束があるが、一定の生活の補償がされるという時代だった。
そして、そういった時代においては会社への帰属意識が何より重要視されるので
変態やオタクであったり、いわゆる“変わり者”はいらない。
とにかく、空気が読める奴が会社では可愛がられ、最速で出世していったというわけである。
処世術とトレードオフ
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このように社内で上司から可愛がられる立ち振舞を処世術という。
そして、処世術が優れた奴に限って仕事の能力が欠損しているという例が多い。
つまり、処世術が長けている奴はそこにしか意識がいってないので、あまり大した仕事ができないということである。
物事は何でもトレードオフで動いているので、それはしごく当然の現象といえる。
(トレードオフ:一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態)
その為、そういった奴にボロが出てきたのが今の時代といえる。
一昔前であれば、そういった奴らが会社を牛耳っていてもヌルい時代だったので、会社が潰れることはなかったが、現代では違う。
例えばパチ屋がいい例だが、スマホゲームがなくユーザーが潤っていた4号機時代であれば、能力のない奴でも会社に利益をもたらすことができた。
しかし、現在ではそういった法人は次々と淘汰されている。
実は、つい最近でも郊外で3店舗をチェーン展開する法人が潰れた。
利益が落ちていて新台導入もままならない状態であるのに部長や上層部だけ毎月70万以上の給料をもらっていたらしい。
以上のような厳しい時代だからこそ、最近ではイノベーション(技術革新)とかいった言葉が聞かれるようになった。
つまりは、会社が生きるか死ぬかという、そんな厳しい時代に処世術に優れた奴なんぞいらん、というのが現代といえる。
では、処世術が優れた奴の代わりに、必要とされているのはどんな人材なのだろうか?
変態やオタクの重要性
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それは今回のメルマガのタイトルにあるように
「変態」や「オタク」となる。
これからの時代はフツーの人がやる作業は
安い賃金で雇える外国人労働者やロボットがやるようになる。
フツーの人でもできる作業を、賃金の高い日本人にやらせることはありえない。
(実際に社長からは「今お前らがやっているパチ屋のホール作業は10年後には全部外国人に取られるぞ!」なんてことを言われる)
もちろん会社組織である以上、ある程度の協調性は大事だが、それ以上にフツーの人にはできない特化した能力が必要なのである。
実際に私はホールでクソみたいな作業を15年も続けてきたのだが、その状況下でも自らの個性を活かして上司に認められることはできたし、処世術のみで出世していった奴も今やそのほとんどが実際にはイノベーションにはなりえないという現実に直面し、降格か退社を余儀なくされている。
現代では、外国人労働者であったりロボットでは真似できない
その人にしかできない特化した能力が求められる時代であり、そういった物を持っていると本当に強い。
だから「フツーの人」ではダメなのである。
「変態」「オタク」になってそのメンタリティーを仕事に活かす必要があるわけだ。
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2017.1.10 メルマガバックナンバーより