押忍!番長3の天井狙い対策と設定配分を考察
押忍!番長3が導入となるんで、営業考察してみようと思う。
基本スペック
タイトル | 押忍!番長3 |
---|---|
メーカー | 大都技研 |
タイプ | A+ART |
1Gあたり純増 | 2.0枚 |
千円あたりG数 | 約41G |
天井 | 1800G |
恩恵 | ART当選 |
導入日 | 2017年4月3日 |
導入台数 | 約30,000台 |
コイン単価 | 約2.9円(設定1) |
設定 | ART | 機械割 |
---|---|---|
1 | 1/430 | 98.2% |
2 | 1/414 | 99.4% |
3 | 1/389 | 101.6% |
4 | 1/336 | 106.7% |
5 | 1/334 | 116.0% |
6 | 1/242 | 119.3% |
コイン単価
コイン単価2.9円ってことで、ポセイドンの3.5円より0.6円低い。
ただし、最近の新台の中では高めに設定されており、出玉性能には期待できそう。
最近の新台メイン機種のコイン単価
機種名 | コイン単価 |
---|---|
魔法少女まどかマギカ2 | 2.7円 |
北斗の拳 修羅の国 | 2.8円 |
バジリスク3 | 2.6円 |
アナザーゴッドポセイドン | 3.5円 |
押忍!番長3 | 2.9円 |
今年12月から旧基準の5号機(主にAT機)が、店内では設置比率を30%以下に縮小しなくてはならないのだが、そうなった時に新基準機の中でメインで動きそうなのが、本機「押忍!番長3」と「アナザーゴッドポセイドン」といえる。
その為にも、押忍!番長3がコケるようなことがあっては、今後の業界の存続に関わるといえるだろう。
また、歴代番長シリーズのコイン単価は以下の通りである。
歴代番長シリーズのコイン単価
機種名 | コイン単価 |
---|---|
押忍!番長(初代) | 3.8円 |
押忍!番長2 | 3.1円 |
押忍!サラリーマン番長 | 3.3円 |
押忍!番長3 | 2.9円 |
歴代番長シリーズのコイン単価と比べてしまうと、見劣りするがそれでもまだ打てる範囲かと。
※コイン単価とは?
売上÷投入枚数=コイン単価
で算出される値。
ざっくりいうと
コイン単価が低い台=ローリスク・ローリターン
コイン単価が高い台=ハイリスク・ハイリターン
となり、コイン単価が高い台ほど爆裂性を秘めている傾向がある。
天井
天井はベルの出現回数で管理されており、上記のように液晶にベルカウンターが搭載されているのだが
上の表示が「対決演出のカウンター」
下の表示が「ART間のカウンター」
となっている。
【対決演出のカウンター】
・天井は64
・天井到達でART期待度約20%の対決演出に突入
【対決演出高確率ゾーン】
・1~7回
・15~17回
・30~32回
・45~47回
【ART間のカウンター】
・天井は200
・天井到達でART確定
天井期待値
引用:すろぱちくえすと
600Gくらいから遊び打ちしてもOKかと。
勝ちにいくなら900Gからかな。
ちなみに、等価での期待値0ボーダーは470Gとのこと。
リセット恩恵
設定変更 | 電源OFF⇒ON | |
---|---|---|
天井までの ベル回数 |
再抽選 | 引き継ぐ |
モード& 規定ベル回数 |
50%で再抽選 | 引き継ぐ |
ステージ | 公園ステージ |
朝一はモードと対決発展カウンターが50%で再セットされるので
「前日閉店時のベル回数+当日のベル回数」が64回を越えればリセット確定となる。
また、リセット時の恩恵は以下のようにけっこう強い。
【リセット恩恵】
・初当たり時に継続率80%のループストック選択率が優遇
・初当たり優遇(ベル128回以内にほぼ当たる?)
ハイエナ・宵越し対策
ART間ベルカウンター | 天井までの残りベル回数 | 対応 |
---|---|---|
0 | 200 | 1~7回まで回してゾーンを潰す |
10 | 190 | 15~17回まで回してゾーンを潰す |
20 | 180 | 据え置き |
30 | 170 | 30~32回まで回してゾーンを潰す |
40 | 160 | 45~47回まで回してゾーンを潰す |
50 | 150 | 据え置き |
60 | 140 | 対決天井となる64回まで回して天井を潰す |
80 | 120 | 据え置き |
100 | 100 | リセット |
120 | 80 | リセット |
140 | 60 | リセット |
160 | 40 | リセット |
180 | 20 | リセット |
リセット後は、ベル128回以内にほぼ当たるみたいなんで、天井までの残りベル回数が128回以上ある場合には、リセットすべきではない。
それでいて、ART継続率優遇の恩恵付きなので、天井までの残りベル回数が100回を切ってきた時くらいにリセットを考えるといったくらいの運営方法がいいだろう。
なお、以下のように対決演出に突入となるゾーンが存在するので、そこに近い場合にはゾーン抜けまで回すこと。
・1~7回
・15~17回
・30~32回
・45~47回
ちなみに、ゾーン前だからリセットという対応はしない方がいいだろう。
今回のリセット恩恵は強いので、リセットすることによって期待値が跳ね上がってしまうことが予想される。
イベント日の運営方法
64回のベルで天井到達となる対決演出が存在していることもあり、据え置き挙動は簡単に見抜けると思う。
さらには、ゾーンも存在するのでゾーン以外のところで対決演出に入っても、ほぼ据え置きと見抜かれる。
ってことで、イベント日にはオールリセットが必須となるのだが、番長3はそもそものスペックが甘く、それでいてリセット恩恵が強いので、イベント日にオールリセットで営業してしまうとオール1でもそれほど利益を取ることは望めないんじゃないかと思う。
にしても、やはりイベント日にはオールリセットで営業すべき。
結局、リセット後の期待値というものはART初当たり終了後に即ヤメしてこそのものなので、そこで即ヤメさせずに回してもらうことができれば当然利益は取れる。
つまり、鉄拳3rd・モンキーターン2のような打たれ方をしなければ、問題なく営業できるということだ。
特に、番長3に限ってそれはないと思うので、導入から一ヶ月くらいは問題ないかと。
以上のことから、イベント日にはけっこう狙ってきそうな機種のような気がする。
っていうのも、イベント日にはオールリセットということを考えた時に、例え1をツモったとしてもリセット後の恩恵を考えると、初回ART当選までの間であれば期待値マイナスではないから狙いやすいと考えるユーザーが多いと思われるからだ。
その点においてはアナザーゴッドポセイドンとは大きく異なる点であり、その為イベント日の反応は断然ポセイドンよりも良いと思う。
なお初歩的なところで、以下がMBの出目となるので、閉店後に必ずチェックしておくように。
※MB出目は上記以外の物も存在する模様
なお停止時は必ずフラッシュを伴うので打ち手が見逃す可能性は低い。
設定配分サンプル
通常営業日オススメの設定配分(6台導入時)
等価交換 | |||||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 |
予想アウト | 20000 枚 |
---|---|
台粗 | 6806 円 |
利益率 | 11.7% |
5.6枚交換 | |||||
---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
予想アウト | 20000 枚 |
---|---|
台粗 | 8357 円 |
利益率 | 14.4% |
番長3では理想は2ベースの運用なのだが、設定2の機械割が高い為に、等価ではどうしても1メインにせざるを得ない。
一方、5.6枚に関しては換金率差でオール2で運用しても8357円もの利益が取れる。
そういうわけで、5.6枚交換のホールにはオール2以上の営業を推奨する。
間違ってもオール1でぶっこ抜いてはならない。それは流石に利益を取り過ぎとなる。
しかし、もし非等価のホールで番長3をオール1で運営するホールがあろうものなら、みんパチで報告していただきたい。
オール1は等価では許せるが非等価では許しがたき行為だ。
そのような営業をされては、パチンコ業界の衰退を招くので、みんパチにて読者の裁きを受けるべきであろう。
イベント日オススメの設定配分(6台導入時)
等価交換 | |||||
---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 1 | 4 | 2 | 1 |
予想アウト | 20000 枚 |
---|---|
台粗 | -71 円 |
利益率 | -0.1% |
5.6枚交換 通常ver | |||||
---|---|---|---|---|---|
2 | 4 | 2 | 4 | 2 | 2 |
予想アウト | 20000 枚 |
---|---|
台粗 | -333 円 |
利益率 | -0.6% |
5.6枚交換 6ありver | |||||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 6 | 1 | 1 | 1 |
予想アウト | 20000 枚 |
---|---|
台粗 | 83 円 |
利益率 | 0.1% |
設定6の機械割が119%ということで、特に設置台数の少ない等価のホールでは、それ以外の台を全部1にしても余裕で赤字になってしまう。よって、等価店で6を使うことはまずない。
一方、5.6枚交換のホールであれば他を全部1にすれば雀の涙程度の利益は取れるというシミュレーションとなる。
しかし、そうなると出てるところと出ていないところの差が顕著となってしまうので、客滞に悪影響を及ぼしてしまう。その為、5.6枚交換でも使うとしたら4がメインとなる。
特に番長2の運営においてはハズレの台にもいかに2を入れることができるかがポイントとなる。
というのも、設定2以上の示唆が存在する上に奇偶数の挙動の差が顕著だと思われる為、6を匂われる為にも2を有効的に使うといった運営が重要となってくるのだ。
従って、4や6以外は全部2という営業が理想的。
しかし、おそらく殿様営業のパチ屋であれば、通常時はオール1。
イベント日はオール2といったエグい営業をしてくるホールも多いことと思うので、そちらは業界発展の為に随時みんパチにて報告していただきたいと思う。
今回の記事は以上だ。
基本、新装開店日からしっかりと利益をとって、ジャグラーや海を甘めに使い年配層に還元して欲しいと思うが、非等価でオール1は厳禁だ。それはくれぐれもヤメてもらいたい。