データから読み取るジャグラーの設定配分のクセと最近の傾向
今回は質問にお答えします。
差出人: 鬼武者
題名: 写真添付について質問です
いつも楽しく拝見させていただいております鬼武者です。
クロロさんに見せたい写真があります。
以下は、BR10回以上を査定した表です。
10回以下は設定1として計算しています
作成理由は店長の設定を入れやすい台の把握
全体の何%設定を入れているか
5のつく日の期待度と、回収日はいつあるのか
バラか、並びか、メーカー縛りかの把握
リーマンスロッターのため土日に朝からいけるのか
平日でも勝負できるのか
などの理由です
基本はハイエナですがAタイプも視野に入れようと考えてます。ハイエナでは期待値が取りにくくなっているため
クロロさんに聞きたいのは全体の平均設定と設定割合が表通りか店長として見ていただきたく送付させていただきました。ご多忙と思われますが、返答よろしくお願い致すます。
どうも。
メッセージありがとうございます。
今回は表の方を公開していいということで、掲載させていただきましたが残念ながら「BR10回以上を査定した表」という内容では設定を推測することは厳しいです。
その為、設定推測をするのであれば各台の総回転数とBIG&REG回数を記録して合成を出す形がよいと思います。
そして、ジャグラーにおいては基本的には、BIG&REG比率と合成確率で設定推測する形で問題ないでしょう。
ジャグラーのクセの読み方
質問文の中にあったように、このようにデータを付けることによってクセを掴むことは可能となってくると思います。
特に最近の知り合いの設定師では、以下のように分かりやすいところに設定を入れる人も存在します。
・特定日に全ての角台に高設定を入れる
・特定日に中央通路側に高設定を入れる
・週末にジャグラーに高設定を入れる
・5の付く日にジャグラーに高設定を入れる
・少台数のジャグラーを不意にオール高設定で営業する
あとは、基本的な運用方法として全体的に以下のような傾向がありますね。
・マイジャグとファンキーには6を使わない
(使っても5)
・ニューアイムには6を使わない
(使っても5)
・上記以外のジャグラーであれば6を使うケースもある
・意外に多いのがニューアイムの4
(この設定はBIGに偏らせて還元できるので年配層に人気)
あとはまあ、基本的な考え方として
ジャグラー系はAT~ART機よりも設定が甘くなります。
その理由は長期稼働により機械代が回収されているケースがほとんどなので、激しく抜く必要がないということと、台数を多く構えているメイン機種ということによるものです。
だから、等価であれば最低でも2。
5.6枚であれば、最低でも3を使ってきます。
逆にそれ以下の配分で営業するケースがあるとしたら、それはAT~ART機で利益を取りこぼしてしまいノルマ達成がヤバいというパターンです。
その場合は、不本意ながらAタイプの設定を下げてそこから利益を取るという苦渋の選択をすることとなります。
私自身もこれは何度か経験しており、その度にジャグラー層を飛ばす結果となってしまいました。
以上のことから言えることは、月頭であればジャグラーでぶっこ抜くことはないということです。
っていうのも、月頭でいきなりノルマ達成がヤバいということはないので、それがあるのだとしたら月末以降ということになります。
ですから、月末にジャグラーを打つのは気をつけた方がいいということです。
ただ、世の中にはハナからジャグラーで還元する気がなく、等価でも5.6枚でもオール1を使っているホールも一部存在することと思います。
そういったホールこそ本当にヤバいので足を踏み入れてはいけません。