職場で嫌味を言われた際の対処法
かなり前の話なんだけど、印象に残っていることがあって、
休憩所で部下から嫌味を言われたことがあったんですよね。
まあ、これって珍しいことではなく、どこの職場でも存在する出来事ではある。
シチュエーションとしては、遅番終了後に休憩所で7~8人くらいのスタッフがそれぞれの会話をしていた時に、当時31歳で主任だった私は、自分より5つも年上の36歳のアルバイトから次のようなことを言われたのである。
「しかし、クロロ主任。
そのメガネのフレームは失敗しましたね」
「えっ。何でですか?」
「老けて見えますよ(苦笑)」
当時の私は、
「こいつ・・ハッキリいう奴だな。まあ、別にお前によく思われようとは思ってないし」
くらいにしか思ってなかったので、嫌な気分にはなったのだが、それで怒ったり機嫌が悪くなったりといったことはなかった。
ちなみに、その36歳のアルバイトとは、
昼はインストラクター系の仕事で働いているのだが、まったく収入にならないために、夜はパチ屋のバイトをすることによってなんとか生計を立てていた独身男性だった。
頭にきたメンチ
おそらく、このブログを長く愛読している方であれば、メンチの存在を知っている人も多いと思うのだが、
※メンチに関する記事はこちら
パチンコ店の女性副店長に蹴落とされた話
翌日メンチから次のようなことを言われたのである。
「昨日の◯◯さんの言葉聞いて私頭にきちゃった。
あの発言はクロロ主任のことバカにしていますよね」
当時の私とメンチはどちらも主任であったのだが、同じ部屋で36歳男性アルバイトのクロロに対する発言に関して、同僚または社員側の人間として頭に来たというわけなのである。
流石は、そこは女主任メンチである。
女はちょっとした一言においても、敏感に反応する生き物であるので、直接の会話に関わりを持たなくとも休憩所というスペース内の会話にしっかりとアンテナを立てて、把握していたのだろう。
そして、その後メンチは以下のようなことを話した。
「あれは、私が◯◯さんに対して怒らなければいけなかったのかもしれません」
つまり、◯◯の発言は職場の上下関係やチームワークにおいて、好ましいものではなかったので、
それを言われた本人ではなく、その場に居合わせた同僚であり店舗内の幹部であるメンチが◯◯に対して注意すべきだったと、感じたというわけであった。
続けてメンチは私にこう質問した。
「あの発言には頭にきましたよね?」
で、それに対する私の返答は・・
「もちろんいい感じはしなかったけど、気にしてないよ。
◯◯さんであれば仕方ないでしょ。結局、そんな感じで性格に問題があるから、30後半にもなってバイトの身なわけでしょ」
それを聞いたメンチは、あっけらかんとしていた。
「どんだけ心が広いんですかw」
気にしない強さ
職場内においては“気にしないこと”ってかなり重要。
どんな職種でも気になることのオンパレードなんで、とにかく面倒くさいことが多いわけだ。
ちょっとしたことに目くじらを立てると、そっちにパワーを持っていかれるんで、無視するのが一番。
それを邪魔するのがプライドとなるんだけど、私は人一倍プライドが低い人間なんです。
プライドが高くたっていいことはない。
例えば、離婚する夫婦の多くの原因はプライドが引き金だったりする。
ビジネスにおいても、待遇がいいのにプライドが傷つけられて、会社やめちゃったりとか色々あるじゃないですか。
さらに極端な話すると、バジリスクの甲賀と伊賀の紛争もプライドが原因なわけでしょ。
そんなわけで、プライドは人間を不幸にします。
“こだわり”は持つべきだけど“プライド”は必要ないですね。
だからこそ、声を大にして職場の女性社員に言いたいのは、
セクハラされても気にすることはないということなんです。
あんなものはプライドが邪魔しているから嫌だと思うわけであって、気にしなければ何てことはないのです。
だから、今後も思う存分セクハラさせてください。