パチ屋の店員と客との距離感について考える 後編
昨日の記事の続きです。
昨日の記事を読んでない方は以下のリンクの記事からお読みください。
副店長からの答え
「仲のいいお客様がお店を出る時にバイバイって手を振ってくることがあって、それを振り返したらクロロ主任から怒られたことがあったのですが、それってダメなんですか?
笑顔と挨拶を意識してお客様と仲良くするようにいつも言われていたのに、矛盾していると思うのですが…」
以上のような、アルバイト店員からの終礼での報告に関して、接客教育担当の副店長は翌日の朝礼にて答えを返したのである。
その答えとはどのようなものであったのだろうか?
そう。
副店長の出した答えは上記の通りだった。
そして、その理由について語り始めたのである。
お客様間で金が動くのがパチンコ営業である
「いいかい。
パチンコ店というものは、お客様とお客様の間でお金が動いているんだ。
例えばAさんが1万円負けたら、その1万円がBさんのものになったり、Cさんが5万円買ったら、Dさんが5万円負けたり・・。
そういったお金の動きを管理しているのが店舗側なのだけど、簡単に言うとそれはお客様の間でお金が巡り巡っているということなのだよ」
理屈っぽい副店長らしい説明である。
しかし、それが巨乳だけしか取り柄のない、頭がスッカラカンの羽生まこ似の女性アルバイト店員たちにも実に分かりやすく説明している。
これは流石は、副店長というべきであろう。
その後も、副店長は話を続けた。
「パチンコ店とはそういうシステムでお金が動いているわけだから、特定のお客様とまるで友達のような素振りを見せてしまうと、特定のお客様にお金を流してると思われる危険があるよね。だから、手を振るのはやめよう」
続けて最後に以下のように結論付けたのである。
「手を振られた際には、お辞儀をして対応するようにしよう。
流石に無視はできないだろうから」
以上のような副店長の話に対して、全スタッフは腑に落ちたようだった。
まあ、今思い出してもまったく大した話じゃないんだけど、私はどうもその時に腑に落ちない何かがあったのである。
その理由とは「お客様間で金が動いている」という副店長の発言だった。
果たして本当にそうなのだろうか?
で、今にして思ったんだけど、実は以下のような図式が正解なのではないだろうか?
「客の間で金が動いている」とも言えなくはないんだけど、やはり金の動きって実質的には「店対客」なのではないのかな?
Aさんの金がBさんに行くって表現はちょっとおかしいでしょw
皆さんはどう思います?