上司とデキてる女が出世するのはパチ屋の店員もハリウッド女優も同じ
リュック・ベッソンの27歳の女優に対するセクハラ疑惑が話題になっています。
なんでもパリのホテル内でお茶していた時に紅茶の中に睡眠薬を仕込み、意識が朦朧としている間に強姦したらしい。
で、ホテル内の一室の中で女性の意識が戻った時には、近くに札束が置いたあったみたいなんだけど、まったくしょうがねえジジイだなって思う。
ただ、その時に思ったわけです。
映画に出演できるか否かは監督の一言で決まることなので、やはり監督とは良い人間関係でいなくてはならないと思うし、一線を越えた関係を求められた時も仕事をもらうためには断れない状況というのも普通に存在しているということでしょう。
上司に気に入られて出世した女性社員
よくよく考えてみるといましたわ。
かつて私が主任だった時代に、班長から主任に昇進した女性社員がいたんです。
当時の班長は6~7人くらいいて、誰を主任に昇進させようかって話になった時に、私は他の男性社員を推していたんです。
っていうのも、その6~7人の中ではどう考えても最も仕事ができると感じていたわけなんです。
当時は私以外に2人の主任も存在しており、その2人もその男性社員を推していました。
しかし、フタを開けてみると、あまり仕事ができるとは言い難い女性社員が班長から主任へと昇格したのです。
もちろん、その女性社員にはその人なりにいいところはあります。
女性ながらも心が強かったり、気配りが効いていて面倒見が良かったりなどなど。
ただ、私からみて総合的な能力としてはもっと上である班長が他に存在していたので、昇進するのであればそっちだろと思ったわけです。
そんなわけで、当時の人事においては私以外の社員も疑問を抱いていたはずです。
で、それから約半年後なんですけど・・
当時の店長は降格処分となりました。
理由は、不倫ですね。
班長から主任に昇進させた女性社員と実はデキていて、孕ませてしまったとのことでした。
それから間もなくしてその店長は自主退職となりましたが、以上のように不可解な女性社員の昇進においては、北斗無双の金保留ほどの信頼度で店長とデキていると判断して間違いありません。
ちなみに、3年前に「パチンコ店の女性副店長に蹴落とされた話」という記事を書きましたけど、そこに登場する女性社員のメンチも同様です。
その時は、同僚のメンチから度重なる嫌がらせを受けることとなり、上司であるTエリア長からもことあるごとに説教されていました。
最終的には私の上司であるTエリア長とメンチ副店長がデキていたって話ですけど、まあそういうことなんです。
ただし、考えてみるとその気持も分からなくもなくて、やはり上司も人間なわけですから「ひいきにする部下とそうでない部下」はどうしても存在してしまうものです。
実際に、よくよく考えてみると私自身も「これは完全にひいきしていたな~」なんてことは山のようにあります(特に相手が女性の場合には)。
しかし、その辺を本当に完全無欠に平等に評価できている人は、今まで見たことがないですし今後もそんな人はいないんじゃないかと思います。
人間には必ず好き嫌いがあるわけなんで、必ずそのフィルターを通して人を評価することになってしまうということです。
自分で言うのもなんですけど、私は人に対して平等に接するというスキルにおいては社内一の人間であると自負していたのですが、そんな私でさえ思い返すと「ひいきしていた」と感じてしまう何かがあったということは、そういうことはもはやどんな人間にも普通にあると思って良いのだと思います。
例えばですよ!
以下の女性2人の社員のうち一人を昇進させるとします。
能力的には左の社員の方が上となりますが、この場合においてはクロロ店長はどちらの社員を昇進させると思いますか?
宜しければアンケートにお答えください。
セクハラする奴に限ってロクな仕事ができない
今回リュック・ベッソンがセクハラ容疑に掛けられたけど、この監督は女癖が悪いようですね。
女優以外の業界関係者においても、男と対応する時はそっけないけど女と対応する時はデレデレのようです。
日本人女性記者でも、リュック・ベッソンから背中を触られたりしたなんて言っていた人もいました(その時は別に不快には感じなかったとのこと)。
基本的に映画でも音楽でもビジネスでも、成功する人って「女に対する執着心」が強かったりします。
いい女を抱きたいと思う心は、いわば野望のようなものなんで、芸術活動においても仕事においても大きな活力となることは間違いありません。
逆に「普通にのほほんと生きているだけでいいや」って思ってる人は、芸術活動はおろか仕事さえもそれなりの仕事しかやらないでしょう。
つまり、女好きであれなんであれ「ギラギラしたもの」が成功するためには絶対に必要だということです。
しかしながら、最初はそれでいいと思うのですが、一定の成功を収めた後にもそれに溺れてしまっているようだと真の意味で良い作品は作れないと思っています。
まあ、早い話が・・
セクハラする映画監督に限ってロクな映画を作ってねえ
ってことです。
だってそうでしょう?
リュック・ベッソンですよ。
「レオン」も「フィフス・エレメント」も「ジャンヌ・ダルク 」も有名だけど、そんな大した映画ではありません。
彼の映画の中で良かったのは「ニキータ」くらいなものでしょう。
このように女ったらしの映画監督の作る映画なんて、大した映画ではないってことです。
もちろん、世界的に有名な映画ではあるけど、映画史上に残るような名作は作れないってことです。
逆にアルフレッド・ヒッチコックを見てください。
彼は女っ気がないことで有名ですが「サイコ」「めまい」「裏窓」「鳥」といった、映画史上で永遠に語り継がれる数々の名作を作りました。
彼自身、金髪の女性が大好きだったようで、映画に出演させる女性はほぼ金髪の女優というキャスティングでしたが、監督という立場でそれらの女優に関係を迫ってもまったく手のひらを返されてしまったようで、つまり私生活ではまったく女っ気がなかったんです。
だから、彼自身の理想的な死に方として
「最高級のディナーを食べたあとに、金髪の美女に殺されたい」
といった有名な言葉があります。
話がなんだかズレてきたけど、要はもてない男の方が本当の意味で「仕事」や「芸術」に集中できるので、人並み外れた物凄いものが作れるってことです。
もちろん、最初は「女」や「金」といった欲望からスタートすべきなんだけど、一定の成功ラインまで達した時にそこからさらに上を目指す為には「欲望」を捨てなくてはならないってことですね。