バラエティ機種の設定狙いにおける基本概念|Aタイプバラエティに高設定が入る理由
今回は質問にお答えします。
題名:地元ホールのAタイプ機種高設定投入希望
日付:2018/09/10 1:24
イベントはよくわかってないですが、自分の地元である大宮、東大宮周辺にもっと設定入ってくれたらと思いコメントさせて頂きました。
特に、楽園大宮店、ことぶき大宮西口店は設定状況が酷いと感じています。
楽園は入れる必要が無いくらいに客付き、稼働がいいので中間設定ばかりで5,6が入る気がしません。ことぶきは等価じゃ無いのに渋いと感じます。
自分が通いだそうとした7月下旬にはジャグラーに5,6ぽい台を使っていたのにそれからは寒くなったと感じています。
メガガイア東大宮も渋い営業だと感じています。
ガーデン北与野、どんじゃら、やすだ東大宮、一番館東大宮、ラカータ、りっちらんど上尾はたまに高設定がちらほら見えます。
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どうも。
ご質問ありがとうございます。
地元じゃないので、埼玉の状況はみんパチを見ているイメージでしか分かりませんが、とりあえず一番優良店なのはSAP草加店というイメージはありますね。
▽埼玉県内の優良店ランキング(みんパチ)
ランキングではヤマフジ北本が1位になってますけど、このホールはちょっと特殊なので除外します。
(ちなみに、3位のチャレンジャー幸手も特殊ですねw)
つまり、王道営業でいいますとSAP草加店が埼玉県内で最も強いのではと思われます。
一方の、メガガイア東大宮店と楽園大宮店に関しては非常に厳しい営業をしているということは想像できます。
やはり、これだけの規模のホールとなってしまうとノルマがキツイですからね。
しかも、どちらの法人も新規出店が激しい法人なので、新規出店費用としての資金をプールしなければなりません。
もし新規出店が一切ないホールだとすれば、通常営業でプールした資金をイベント日に還元するという営業が可能ですが、新規出店を激しく繰り返している法人においてはその還元すべき資金が新規出店費用に回ってしまうので、自ずと営業はキツくなるということです。
昔のマルハンがずっと極悪営業でキツいキツいと言われてきたのは、まさにそれが理由です。
しかし、マルハンも今では新規出店が落ち着いてきたので、ようやく既存店で出すようになってきたのが最近の傾向であるといえますね。
ちなみに、埼玉においては等価区域ということがその状況の悪さに拍車を掛けていると思います。
“等価区域=設定は入らない”という傾向にあるのは間違いなく、
むしろ「ガーデン北与野、どんじゃら、やすだ東大宮、一番館東大宮、ラカータ、りっちらんど上尾はたまに高設定がちらほら見えます」という意見が書かれているだけでもホールとしては大分健闘しているのではといった印象を感じましたね。
ちなみに、この中では「どんじゃら」と「ラカータ」は優良店であるということは聞いていました。
どんじゃらはみんパチレビュアーの123さんが通っていますし、ラカータに関しては知り合いのプロ(超有名ブロガーです)が一時期そこで勝ちまくっていましたね。
ラカータに関してはデータ公開していないホールなのでライバルが集まりにくく、かなり美味しいって話していました。
Aタイプの高設定はバラエティに入る傾向が強い
ちなみに、質問者さんはAタイプの高設定を求めているようですが、最近のトレンドとしてはバラエティのAタイプに設定を入れるホールが多くなりましたよね。
ホールによっては、Aタイプバラエティのみのコーナーをボックスや列で作るところや、AT~ARTのバラエティの中に複数台Aタイプを入れるというパターンもありますが、いずれのパターンにおいても、そこそこ設定を使っている傾向があります(これは私の推測ではなく実際に設定表を見ての意見として話しています)。
例えば、以下のバラエティコーナーが存在したとします。
そして、イベント日などにバラエティにも設定が入っていることをアピールしたいと思うのであれば、赤で囲った機種に高設定を入れたほうがユーザーに伝わり易いですよね。
その他の、AT~ART機種ですと安定して出ないということと、データカウンター上では高設定であるということが分かりづらいので、高設定を使っているということを確実にアピールしたいのであれば絶対にAタイプのどこかに入れるということです。
ちなみに、上記の機種で第2候補として入りやすいと思うのは以下の機種となります。
理由は、AT~ART機の中でもこの中のラインナップでは高稼働で動く傾向のある機種であるからです。
やはり、高設定を使うからにはちゃんと動く機種に入れたいと考える人は多いです。
その為、北斗修羅・恵比寿マスカッツ・沖ドキトロピカルといった不人気機種に入れる可能性はほぼゼロと言って良いでしょう。
あとは、以下のような傾向がバラエティの営業には多いですね。
・若い設定師はバラエティに設定を入れる営業を好む傾向がある
・年寄りの設定師はバラエティに設定を入れたがらない
・バラエティにおいては設定師の好みが色濃く出る(過去に入っている機種に入る傾向が強い)
・稼働が低いバラエティ機種には設定は入らない
・バラエティコーナーがメインの入り口に近いホールは強化している傾向がある
・アニメ好きの設定師はアニメキャラの誕生日に対象の機種に設定を入れたりする
以上は、すべて私の実体験です。