4号機北斗の設定6を打ち続けて勝てなかった話
先日、箱根の温泉に行ったのですが、その時に泊まったホテルのゲームコーナーに4号機の北斗の拳があったので、思わず打ってしまいました。
数ゲーム回すと第三停止でリールが全消灯するなどの激アツ演出が発生し、当たりを確信すると…
これは、ほぼほぼ確定演出ですね。
しかし、バトルボーナスは僅か1ゲームで終了。
ラオウのパンチで負けました。
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実際にゲーセンで働いてたこともあるので分かるのですが、アミューズメント仕様のスロットやパチンコは色々と改造することが許されているので、大当たり確率を始めとして連チャン機能を搭載したり天井を低くしたりモーニング(内部的大当たり)を仕込むこともできるわけです。また、それがパチンコの場合では天井機能を追加したり大当たり確率が変えることもできます。
この大当たり確率がけっこう極悪で1/1500なんて確率から1/80なんてものまで様々なんです。
まあ、アミューズメントは風営法では8号営業(パチンコ店は7号営業)にあたりますので改造が認められていてやりたい放題なんです。
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話はそれましたがパチスロ4号機の時代は今のようにイベントが規制されてなかったので色んなことをやりたい放題でした。
笑っちゃったのが設定打ち換えイベントで、あるホールでは夜の8時に音楽が掛かって設定師がホールに登場して空き台の扉を次々と開けて設定を打ち変えるんです。
その時の対象機種は北斗の拳であり、空き台の中から4~5台くらいの扉を開けて5とか6に打ち変えます(実際に設定の数字も客に分かるように見せています)。
私はいつもその人のすぐ近くで見るようにして、6に打ち変えた台を確保していました。
さらにそれだけではなく友達と4人でそのホールにいたときには3人分の台を確保することに成功し、6を2台と5を1台ゲットしたのです。
そんな感じで3~4回くらいそのイベントに参加して常に6だけを回していたのですが、勝つことはできませんでした。まあ、負けたとは言っても大負けするわけでもなく数千円の負けを繰り返していました。
これはなぜ勝てないんだろうと思いましたね。
実際にセグが6になっているところでレバーを叩いているので6なのはほぼ間違いない。
そんなことを職場で話していたら「ストックを飛ばしているのでは?」と上司に言われました。
北斗のストックは比較的溜まりやすい仕様になっているのですが、流石にストック0の状態で夜の8時から勝負するとなるとストックが溜まる前に閉店というパターンが多いと思います。これはなるほどと思いましたね。
しかしながら、その後に頭をよぎったのはオープンからストックを飛ばした台を複数台置いているということに対してでした。(注:ストックを飛ばす作業はメイン基板の配線を抜くなどかなり大掛かりなので、設定を打ち変えるタイミングでストックを飛ばすことはできない。飛ばすなら閉店後に飛ばしてオープンを迎えるしかない)
その店は、その1年後には潰れるような弱小のぼったくり店でした。
実際に北斗は20台くらいあったのですが1回転も回さずに閉店といった台もザラでした。
まあ、回さないからいいようなものをオープン時からイベント用としてストックを飛ばした台が複数台設置してあるという点が驚きですよね。
もう10年くらい前の話ですのでどうでもいい話ですが、今考えると苦笑いしてしまいます(^^;