パチンコ店のノルマと123の営業について
今回は読者様からの質問にお答えします。
題名: 同チェーン店が近隣する場合ノルマは同じ?
メッセージ本文:
同地区10km圏内に同じ系列の店舗A店,B点あったとして、
・A店(規模中) 平日も賑わう黒字の繁盛店
・B店(規模大) 土日もガラガラ赤字の過疎店
B店近隣の客もA店に行っている状態だとします。
私なら同地区内で客が偏っている状態は、良くないと考えます。
なので、B店のノルマを下げA店ルマを上げる事によって
全体的な売り上げ及び営業コストを維持しながらB店の客付を良くしようと考えます。
以上の事から、同チェーン店が近隣する場合、過疎店に行った方が繁盛店に行くより良い?とふと思いました。
※あくまでA店、B店のみを比較した場合の話です。
素人の安易な発想で、現実はもっと厳しいのかもしれませんが、
是非エリア長に昇進されたクロロさんの意見が聞きたいです。
よろしくお願いいたします。
質問にお答えします。
結論からいうと、土日もガラガラ赤字の過疎店であるB店のノルマを下げて、立ち上げるということはしないです。
土日もガラガラという時点で、多少設定を入れたところでプロしか集まらないでしょう。
赤字がどのくらい続いているのかわからないですが、設備投資やノルマを落とすことによって復旧する見込みがあるのであればリニューアルを掛けるかもしれないですが、土日もガラガラというレベルであれば店を締めますね。
もちろん土日ガラガラでも赤字でないのであれば、細々と営業していくと思います。
撤退か立ち上げかの見極めが必要
結局のところ、その法人がB店に対してどういった営業スタンスで望むのかを見極めることが重要ですよね。
撤退を視野に入れている店舗のノルマを下げることはしないので、そんなホールで設定狙いしても稼げないでしょう。
逆に稼働が低くても、法人がそのホールに投資して稼働を立ち上げようとする意志があるのであれば、稼ぎやすいホールになるかもしれません。
ただし、ノルマを落として玉出ししたとしても、結局プロしか集まらないといった状況に陥りがちなのが難しいところです。
私も、かなり前の話ですが超赤字店舗の大型店の営業をやったことがあります。
会社はその店舗を見捨てていなかったので、ノルマを下げてどうにか黒字に転換しようと努力しましたが、なかなか一般ユーザーを集めることができずついには閉店することとなってしまいました。
まあ、その店は立地があまりにも悪くライバル店が多かったということがネックでしたね…。
結局プロを集めてもどうしようもない
例えば、関西の法人の123は関東での出店に苦戦していますよね。
関東に3店舗ほど出店してますけど、どの店も入ってないです。
私も何度か視察に行きましたが123のグランドオープンは物凄く玉出しすることは業界の中でも有名な話で、その為にプロが集結してしまい無駄な放出となりがちです。
グランドオープン後は稼働が激減し、そこで再度立ち上げようとして玉出ししても、そこだけプロに食われて終了といった状態が続いているように見受けられます。
まあ、関西ではその営業で通用したのでしょうが、関東では通用しないということですね。
123が関東から撤退する可能性もありえると見ています。