パチンコ店であった恐喝
これは5年前くらいの話ですけど、ホールを回っていたら海物語コーナーがざわついていたんです。
で、何事だと思ってそこに行ったわけですけど3人の男がすったもんだしていました。
つまり構成としてはこんな感じ。
男性A(60代くらい) 財布を落とした人間
男性B(70代くらい) 財布を盗んだ人間
男性C(50代くらい) それを目撃した人間
男性Cは男性Bを指でさしながら男性Aに対してそんなことを言いました。
その後は自分のところにやってきて、こんなことを言いました。
つまり、遊技中に男性Bのポケットからポロリと財布が落ちたのを男性Aが目撃したわけですね。
そして、その財布は椅子の下にあったわけですけど、近くで遊技していた男性Bがそれに気づいて、財布を足で自分のスペースへと寄せて、最後は男性Aに分からないように手で拾ったということです。
しかし、その一連の流れを男性Cは目撃していたのでそれに気づいたということですね。
とりあえず、状況的に島内でそんな話をしていても邪魔だしうるさいので、エントランス付近の駐車場に場所を移しました。
男性Bは財布を拾って盗もうとしたことを認めており、男性A・Cはそれを責めています。
男性A「いや~、危ねえ危ねえ。財布の中には12万も入っていたからな~」
男性C「おめえ、警察行くか!?どうするんだ?」
こんなことを話していたら男性Bが答えました。
「警察は勘弁してくれえ」
するとその後はこんな感じ。
男性C「じゅあ、どう落とし前つけるんだ!?」
男性B「金がねえんだ1万円で許してくれ」
男性A「ふざけるなテメエ!オレの財布には12万も入っていたんだぞ。そんなんで済むわけねえだろ!」
男性C「さっき海で6箱出して交換したよな?その分の金は持ってるはずだろ」
そう問いつめられると男性Bはポケットから4万円分くらいある特殊景品を出しました。
その後、近くの換金所で換金させた換金額と手持ち金との合計5万円を男性Bは男性Aに渡しました。
すると男性Bはそそくさと店を後にし、その後は男性Aは「危ねえ~!助かったよ」と言いながら受け取った5万円の中から2万円を男性Cに渡しました。
で、その後は二人とも海コーナーに戻って遊技を再開した感じです。
これは恐喝?
基本的に客同士のトラブルだったので、私は対応に割って入ることはしませんでしたが「これって恐喝じゃね?」といった疑問が沸いてしまって、その後上司に状況を報告するのを躊躇しました。
っていうのも、そんなことがあったのに突っ立って見ていたのか!と怒られると思ったからです。
ただ、幸いそうは思わなかったようで、その時の上司は「しょうがねえな」の一言で苦笑いしただけでした。
なんかその場の状況見てると、誰が悪者なのかわからなくなっちゃったんですけど皆さんはどう思いますか?