トランプの大統領当選で感じたこと
現在、11月8日4時55分。
アメリカ大統領選挙においては共和党のトランプが当選確実となり、勝利宣言をしていた。
当然、この選挙においては全世界で注目を浴びており、日本においても連日のニュースで話題がもちきりだった。
そして、私自身もいろいろと考えさせられることが多かったので、記事に書いてみることにした。
ヒラリーに当選して欲しかった
実は午後過ぎから、バジリスク3の運営方法について自宅でシミュレーションしていたのだが、テレビでは大統領選の番組をつけていて状況を見守っていた。
本音をいうと今の世界情勢が大きく変わるようなことは好ましくないと思っているので、ヒラリーを応援していた。
それでも、私はトランプが大統領に当選する気がしてならなかった。
実際に8日2時(開票まで残り数時間)の段階で私はそれをツイートしている。
開票前まではヒラリーがやや有利とされていたのだが、どうしてもトランプが勝つという時流を感じていたのだ。
また、それに関しては一ヶ月ほど前に家内に話したことがあった。
「大統選挙はトランプが当選すると思う」
すると家内は人を見下すような冷たい目で・・
と、言われたしまったのだ。
まったく、家内の父親ゆずりの鋭い目つきには未だに威圧感を覚える。
(一方で、その目つきで見下されることになんともいえない興奮を覚えるのだが)
その後、私は
「だって、アーノルド・シュワルツェネッガーを州知事にするような国なのだから、わからないよね」
と反論したのだが、相手にされなかった。
しかし、中継ではトランプ側が圧倒的有利に選挙を展開。
そして、その映像からはバジリスクの争忍の刻がオーバーラップされた。
これはヤバイ!
ヒラリー陣営が圧倒的に不利!!
特にオハイオ州をあっけなく奪われたのがキツかった。
やはり、そこが勝敗を左右する。
例えるなら、争忍の刻で「陽炎」や「室賀豹馬」といった牙城を一気に切り崩されたような感覚である。
かくしてトランプの勝利となった。
トランプの大統領当選で感じたこと
この出来事には物凄く学ぶべき点が多いと思う。
といっても、まだバジ3の運営方法についての仕事が途中となっているので、簡潔にまとめようと思う。
学ぶべき点1 常識は覆る
「なんだか過激な発言を繰り返しているバカが大統領に出馬するらしい」
とネタにされていた奴が、本当に大統領になってしまったのだからすごい。
これは、まさに革命といえるだろう。
このように「常識は覆る」という教訓を学んだ。
同じように日本にコンビニが入ってくる時も
「コンビニは絶対に日本で流行らない」とかいわれてたし
ビル・ゲイツの開発したWindowsに関しても
「こんなものが絶対に流行るわけがない」と酷評されていた。
とにかく何が起こるかわからないという現実は頭に留めておくべきである。
学ぶべき点2 尖った人間が求められている時代
共和党候補選や大統領選において、トランプが経験豊富な有識者を次々と打ち破ってきた背景には、尖った人間が求められている時代ということを象徴しているように感じた。
全体的にバランスがとれてるけど、何がすごいのかよくわからない人物よりも
粗が目立っても、長所がハッキリしており行動力のある人間のほうが良い。
そのような社会になってきているということは、頭に留めておくべきだろう。
実際に私の会社でもそのような風潮になりつつある。
典型的なのが、行動も起こさないけど失敗もしないタイプ。
一昔前であれば、そういった無難な奴が組織内では重宝されてきた。
しかし、厳しい経済情勢によりイノベーションが求められる現代においては、そういう奴は老害でしかなくなってきた。
従って、失敗もするけど行動を起こそうとする人間が評価される風潮が、現代社会に芽生えてきた。
つまり、成果をあげる為にリスクが取れる人間を会社としても求めているのである。
そして、そういった風潮を物語っているのが、まさに今回の大統領選。
国民はリスクがあるのを承知してトランプを大統領に選んだ。
今回の大統領の結果を海外の茶番として終わらせるのではなく、自分の務めている会社に置き換えて活かせる部分は多いのではないだろうか。
学ぶべき点3 最下位にも価値がある
物事にはインパクトが重要で、最下位にも価値があるということが、今回の大統領選で明らかになった。
トランプの問題発言に関しては、You Tubeであればバッド評価を大量に付けられるような類のものである。
しかし、他の共和党候補者であるケーシックやクルーズなどインパクトに掛ける人物の中途半端な発言では、グッドもバッドも付けられることはない。
バッド評価も、評価は評価。
それよりもグッドもバッドも付けられていないという状態が最も悪である。
悪い評価で最下位になっても、そこから思わぬ利益を享受できることがあるかもしれない。
代表的なのが、アメリカの最低映画に贈られるラズベリー賞。
中途半端につまらない映画ではなく、賞をもらうほどつまらないとなれば
「どれだけ酷い映画なのだろう」と気になって観てみたくなるものだ。
以上のように今回の出来事からは
「最下位にも価値がある」ということを学んだ。
時代の変化に恐れる時点で負け組
最後にトランプが大統領になったことによって、世の中にはネガティブなニュースが流れているが、それに関して気にしているようだと負け組確定であると思う。
ヒラリーであれ、トランプであれ、安倍首相であれ、小池都知事であれ、誰が何になろうとすべては自分次第。
稼げる奴は世の中がどうなろうと稼げる。
稼げない奴は世の中がどうなろうと稼げない。
例えば、トランプは白人の中流以下の貧困層に大きな支持を受けたわけだが、それでトランプが大統領になったとしても、すべての貧困層がそこから脱却できるようなことはありえない。
移民に職を取られたのであれば、自分で「考えて」「行動し」どうにかしなければならない。
そういった努力をせずに、トランプが大統領になれば全てが変わると思っているようでは、結局は何も変わらないというわけである。
もちろん、選挙に関心を持ってそれに参加することは大事だが、選挙にばかり熱心な反面、てめえのことが何もできていない人間は、私の周りにかなり多く存在する。
スロットで稼げなくなる不安のある人について
このブログはスロットブログなので、それについても触れさせてもらうが
今後
AT機が全撤去されたり
純増が少なくなったり
天井がなくなったり
広告規制が強化されたり
遊技人口が減少したり
と様々な懸念で将来が不安視されてるが、実力がある人ほどそういった状況を楽観視する傾向にある。
そして、そのような人は
「今後スロットで稼げなくなるのが不安です」
という質問を受けても
「あまり気にしてません」
という返答がほとんど。
つまり、これに関してもさっきの話と一緒で
「稼げるのか稼げないのかは自分次第」
「業界の情勢(政治)に依存していない」
ということなのである。
つまり
「今後スロットで稼げなくなるのが不安です」
と言っているような奴は、自分では何の努力もせずにトランプを支持する白人貧困層と一緒なのである。
以上のように
外の力に依存して今の状況を変えようとするのではなく
自分の行動によって、今の状況を変える
という考え方を「7つの習慣」ではインサイド・アウトという。
7つの習慣は活字のものだとやけに分厚い本なので、漫画を購入して読んだのだが、漫画といえども内容がかなり充実しているのでまったく問題はない。
特に漫画の絵が綺麗で女の子も可愛く描けており、クオリティの高さに驚いた。
恐らくどこの会社でも読んでおかないと馬鹿にされるであろう本だから、一度は読んでおくべき。
以上。
本当に学ぶべきものが多かった今回の大統領選挙でした。
しばらくテレビでも話題持ち切りとなると思うが、コメンテーターでも私と同じようなことをいう人はけっこういるのではないだろうか。