スロット市場に蔓延していた裏モノ
昨日に続きましてスロットの裏モノについての記事を書きます。
それ以前もそうですが4号機のストック機の時代には多くの裏モノがホールに出回っていました。
代表的な機種としてはまずハイビ30。
ハイビ30
導入開始 2002年10月
ボーナス確率は通常のAタイプであり設定1で96%。
設定6では112%の機械割りなんですけど、仕事帰りに打ちに行ってなんと2万枚とか出ちゃうようなメチャクチャな裏モノでした(苦笑)
そしてビックシオ30。
この台も相当裏モノが流行りましたね。
ビッグシオ30
導入開始 2002年06月
当時は北斗や吉宗といったストック機の大ヒットでスロット産業はバブルの時代でした。
それに準じてスロット専門店も全国で爆発的に増え始めましたが、ハイビやビックシオといった沖スロの裏モノで集客していた店は沢山ありました。
このビックシオに関しても裏モノでは万枚が日常茶飯事で客を魅了しました。
ちなみにノーマルではハイビは純Aタイプですがビックシオはストック機です。
その為、ビックシオは裏モノじゃなくても3,000~5,000枚は放出する荒いゲーム性ではありました。
▽ちなみにこちらはアラジンA。裏モノ云々ではなくノーマル機自体も裏モノ以上の激しい出玉スペックを秘めていた。写真のような光景もアラジンAでは十分にありえます。全国ランキングでは7万枚といった出玉も出ていました。
さらにその他の裏モノが存在した機種です↓
南国物語
メーカー オリンピア
導入開始 2001年04月
ボーナスの連チャン性が激しく5,000枚クラスを頻繁に放出していました。
ハナハナ30
メーカー パイオニア
導入開始 2001年05月
こちらも連チャン性が激しくポテンシャルは南国物語以上でした。
万枚が日常的に出ていました。
キングパルサー
メーカー 山佐
導入開始 2001年11月
通常時の小役確率を削ってボーナスを放出させるという荒波仕様にさせる裏モノでした。
私の記憶でもオレンジの落ちが悪かったのを憶えています。
南国育ち30
メーカー オリンピア
導入開始 2004年05月
BIGとREGの振り分けが極端にBIGよりになっていた裏モノがありました。
NEW島唄30
メーカー オリンピア
導入開始 2005年12月
この機種に関しては通常Aモードの期待値が非常に高くそういった台を狙うハイエナが蔓延しました。
そして通常Aモード濃厚の台としてはBIG単発の台という一つの指標があったのですが、島唄の裏モノでは通常AモードではないのにBIG単発といった挙動を見せるという特性の台でした。
これはには数々のハイエナスロッターが泣かされたのではないでしょうか。
以上。
思い出した機種を挙げましたが、こうして見ると沖スロがめちゃくちゃ多いですね~。
そして当時の状況としては、前述したような裏モノを使用して集客したがガサ入れが入りそうになって全台をノーマルに戻し閑古鳥になってしまった店や、ガサ入れで摘発されて営業停止となって潰れた店など様々でしたね。
それに比べて全くないわけではないですが現在、裏モノを使用している店は非常少ない状態です。
万枚が日常的に出た4号機時代に関しては多少裏モノで万枚出したところで、ミリオンゴッドやアラジンAの出玉でカモフラージュされた面もありました。
しかし、特に出玉速度が当時に比べて抑えられた現在に裏モノで出玉を見せてしまうとかなり浮いてしまいすぐに噂になって警察から目を付けられてしまうと思います。
その為、現在は裏モノが下火となりホールではまず見られません。
それはユーザーが安心して遊技できる環境と言えますが、反面物足りなさを感じてしまいますね。