弱者の恩恵

どうも。
パチンコ店長のクロロです。

基本、テレビはスポーツとニュースしか見ないんだけど、流石に部屋で飯を食う時はテレビを付けてます。

ってことで、今回はテレビに関する話題を書いていこうと思います。

最近見た中で面白いと思った番組
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「ぶっこみジャパニーズ」と「職人ワゴン」がけっこう面白いというか、自分好みの番組だった。

っていうのも

「ここがヘンだよ日本人」みたいに外国人が登場する番組がすごく好きで、何となく見ていて面白い。

ただし、最近よくやっている「YOUは何しに日本へ?」は好きではないので、外国人が登場していれば何でもかんでも好きというわけではない。

「ぶっこみジャパニーズ」と「職人ワゴン」が好きということを考えた時に、多分私は「職人」というものに憧れているのだと思う。

かといって、今さら料理人とか大工などになるつもりはないが、自分の技術で金を稼ぐということは、私のようなサラリーマンからしたら憧れる世界なわけだ。

もちろん、職人とはいえ、上司や部下や取引先とのやり取りはあるが、基本自分の技術で勝負しているわけだから、どこのサラリーマンの世界にもありがちな、くだらない処世術に頭を悩ませる必要がないわけだ。

それは、素晴らしいことだと思う。

それだけに、サラリーマン生活にうんざりしていた私がスロットやブログで稼げた時は、職人のように自分の技術で稼げているような気がして嬉しかった。

だから、例えばブログを書く時は、職人のようにプロフェッショナルの意識を持って書くことを心掛けているっていうのはある。

そういうこともあってテキトーに500文字くらいで文章を終わらせることができない。

例えば、質問者から一つの質問が送られてきてそれを記事に書く際には、その質問から様々な話題に発展させて記事を書くことがほとんどだ。

例えば29伝説のたけしさんの文章はかなりサラッとしていて一つの質問に対して、200文字前後で答えて終了という感じだが、私の場合はそれができない。

文章を書いているうちに
「この質問ならこの話題に繋げられそう」といった感じで、予想もつかない方向に話が発展してしまい気づいたら2000文字の記事となってしまうといった感じである。

それっていうのは
悪く言えば「余計な話が多い」ということであり
良く言えば「内容が深い」ということになる。

ただ、これこそが自分自身の個性であり、それが多くの読者から支持されていると感じるので、今後もそのスタイルは崩さないつもりだ。

しかしその一方で、たけしさんの贅肉を削ぎ落とした、そのシャープな文章に憧れていてかなりの大きな影響を受けているのは間違いない。

弟子の分際で外国語を話すな!
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あと、最近見た番組でタイトルは忘れたんだけど、メキシコのお金持ちのお嬢さんが日本に来た時に琴の魅力に取り憑かれてしまって、それを日本人の先生に教えてもらってマスターし、祖国に琴を広めたいって話があったんです。

で、そのメキシコ人のお嬢さんは元々音楽の英才教育を受けていたんで、通常の3倍くらいのスピードで琴をマスターしていくわけだけど、納得いかなかったのは番組の中で先生と話をする場面があるんだけど、日本語で話してなかったのだ。

なんと技術を教えてもらっている師匠に対してずっと英語で話しているわけですよ・・

その先生が50代くらいの人の良さそうなオバさんで、生徒から英語を使われることに関して気にしてなかったようだけど、これは通常であればバカにするなって話しなわけでしょう。
(師匠に対して日本語を使わないというのはタメ語で話しているよりも失礼である)

「琴を覚えるのに師匠から教えを請いたいのであれば、まずは日本語を勉強しろ」

って話だと思う。

なんかあの、日本人の先生に対して英語を使っている時点で、舐めているとしか言いようがない。

これって先生をというより日本人を舐めてるんだと思う。

日本への海外旅行で日本語を勉強する気は一切なし
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そもそも、例えばアメリカ人とかが日本に来る時に、異国の地で不安だから多少なりとも日本語を勉強してから行こうという気はサラサラない。

そして、日本にやってきて英語で道などを訪ねてきたりする。

で、英語で声を掛けられることによって、逆に日本人の方が困ったりするわけだ。

これはふざけんなって話である。

日本に来てまで偉そうに英語を使う外人なんてみんな無視してやったらいいと思う。

逆に、プライドが高いフランス人などは、例えばイギリス人やアメリカ人がフランスに来て英語で話掛けてこようものなら、英語で話掛けられてるのに全部フランス語で返答するらしい。

このあたりの感覚は全然違うなって思う。

人生負けるが勝ち?
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ただ、そんなお人好しな日本人だからこそ、海外旅行で日本に来る外国人は年々増加しているということがいえるだろう。

外国人にとって日本は
日本語が話せなくても安心して旅行できる国であり
そんなお人好しの国民性だからこそサービスの質も高い。

そういうわけで、結局のところ外国人旅行者が増えれば、そっちの方が日本にとっては儲かるわけだから、下でに出ながらも美味しい思いしているような気がする。

つまり、これって「人生負けるが勝ち」ということである。

そして、こういったことって世の中に多いと思う。

一見、負かされているような立場に見えるんだけど、実は勝っているみたいな。

こういったしたたかさは身に付けていきたいものです。

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◆発行者:北山クロロ

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2017.3.13 メルマガバックナンバーより

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“弱者の恩恵”のコメント一覧

  1. 半人前 より:

    最後まで読んで、妙に納得させてくれる文章力。

    本当に大好きです(笑)

    • グロロ より:

      クロロさんの文章は
      長ったらしいわ!!
      と読んでる内に思うけど
      一番最後にしっかりオチがあって
      尚且つそのオチのヒントが
      長ったらしい文章のどこかにあるから
      自然と読んでしまうんですよね。

      男性的というより女性的な脳の持ち主かも知れない。たけしさんは職人のイメージ

    • アバター画像 クロロ より:

      メルマガはいつも勢いで書いてますw

  2. 散々オアシス吸引Ver. より:

    日本語の文章苦手だし、今度から英語でコメントを残そうかと思わされる内容でした!(英語が得意とは言っていない)

    私の文章力が、ただただ無いだけですね、わかりました。

    • アバター画像 クロロ より:

      英語でコメントされても読めないので返信できませんw

      ロシア語なら得意ですけど。

  3. 市井無頼の徒 より:

    わが足 か弱く
    険しき 山路
    登りがたくとも 麓にありて
    楽しき調べに 絶えず歌わば
    聞きて 勇み立つ人こそあらめ

    今回の
    クロロ店長の
    お手紙を読んで
    太宰が
    小説の冒頭に引用している
    上記の讃美歌の一節をなぜか思い出しました。
    詩文に
    ブログとの連関はありませんがw

    なぜか
    妙に疲労困憊し
    ビートルズの
    A Day in the Lifeが身に染みる
    今日この頃。

    (合 掌)

  4. おく より:

    別に愛国心はないが、日本人で良かったと思う。

    • アバター画像 クロロ より:

      北欧と比べると社会福祉のキツさを感じますが、まだ恵まれている方と言えるでしょう

  5. ゴン より:

    これ過去記事ですよね?

  6. ゴンザレス より:

    日本語を習得するのに何年かかるんでしょう?その暇があるなら琴を含め技術の習得に力を入れた方が意味があるのでは?無論これが落語とか話す技術であれば、日本語の習得に意味がありますが、動作や作法の技術であれば日本語の習得にそこまで重きを置く必要もない。

    番組を見ていないから何とも言えませんが、その生徒が先生を馬鹿にした態度を取っていないのであれば、それほど目くじらをたてなくても。

    • なぁ より:

      琴の技術習得に余計な時間がかかる云々は、その外国の方の勝手な都合であり、師匠には関係ないですよね。

      もちろんネイティブ並みの日本語を習得するのは時間もかかり容易じゃないでしょうが、カタコトの覚えたての単語でいいから話す努力をしていたら印象は違ったのではないでしょうか。教えを乞う側なのですから。

      我々日本人が海外で何かを学ぼうとすれば問答無用の無条件で課せられる苦労です。

    • アバター画像 クロロ より:

      効率を考えるとそうなりますよね。

      しかし、番組中は片言の日本語すらも話すことなく、あまりにも完全英語なもんで、先生に対して気遣いの一つも見えなかったんですよね。

      北京大学やハーバード大学に留学したいのなら、中国や英語を覚えるのと一緒かと思います

      • ゴンザレス より:

        片言の「アリガトウゴザイマシタ」も無かったんですか。それは確かに多少気遣いが無かったかもしれませんね。

        ただ海外大学で現地語が必要なのは、常に通訳をつける訳にいかず授業で必要だから。例えば地域によっては正式な公用語でなくとも英語さえ使えれば何とかなる、という大学もありますし。

        通訳がいる今回の例で必要だったのは音楽の素養、という気もします。それが言語に代わりになるもの、とも。ただ思いやりとして御礼の言葉くらいは日本語を使って貰いたいとも、思いますね確かに。

  7. ヒロシ より:

    日本語を話そうとする「姿勢」があるか無いかということが重要だと思いました。演技ではダメだと思いますがたとえば、相手の話を聞くときに目を見る、メモを取るということと同じ、ごくごく当たり前のことですよね。意識しなくてもできます。日本だけの話ではなく、人間として人や物事に真剣に向き合う姿勢が必要なのだと思いました。真剣なのか?失礼だと言われても、仕方無いと思います。

    • アバター画像 クロロ より:

      特に日本人ってそういった意識が高いですが、外国人は低そうですよね

      • ヒロシ より:

        そうですね。日本人は無意識に、実社会とは別にもう一つの、見えない縦社会を心の中に持っていて、それがいろんな行動の規範になっているような気がします。外国の文化も否定はできませんが、郷に入れば郷に従えということでやれば自分をバカだと思われずに済むのに。という日本人の意見でした。なんとなくイメージですが、外国は個がメインなのですかね。個の重みの違いなのかもしれないと思いました。すごく面白い記事ありがとうございました!

        • アバター画像 クロロ より:

          日本人は99%儒教が根付いていますからね。

          それだけに今回の外国人のスタンスには目くじらを立てる人も多いと思います

  8. アリサに罵られたい より:

    日本は相手に対してデフォルトで誠意を求める文化なので、外国のやり方とは相容れない事が多いですよね。
    お琴の番組は見ていませんが、もし先生の側が「日本語が話せないなら教えません」ときっぱり言えばこの人も日本語の勉強をしてから教えを請いに来たのではないでしょうか。
    (英語でも教えてくれる先生を探すかも知れませんが)

    色々な人種の混じった社会で生活していると「普通はこう」と言う共通認識が他人と共有出来ないので、言ってあげないと分からない事が多いです。
    逆に要求すればあっさり認められたりもします。
    日本人はこの「要求」が苦手なので、「言わないでもそれくらい分かれよ」となりがちなのかなと思います。

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