パチンコ店で店長の交代するタイミングは出るのか?
今回は質問にお答えします。
題名: 店長の交代について
メッセージ本文:
クロロ様、いつも楽しく拝読しております。
さて、私のよく行くスロ専のブログに、もうすぐ現店長が別の店に行くということが書かれておりました。現店長が来たのが、昨年11月ごろでしたので、半年経たずに交代ということになりますが、店長交代の訳ってどんなものがありますか?
前々から、客はそんなにいなかった店で、それは11月に現店長が来ても変わりなかったです。設定状況も、特に変化なく、というよりむしろ悪くなったかもというところなので、店長交代には少し期待していますが。
というわけで、店長がこんなに早く交代になる訳って、どんなものがありますか?
それと、交代が発表されてから、交代するまでの間、設定状況はどんな風になりますか?抜けるだけ抜いて、実績作りに励むとか、逆にめっちゃ出すとかありますか?
もう一つ、新しい店長が来たら、設定状況は変わるものでしょうか。
長くなりまして、申し訳ないことでございます。教えていただけると嬉しゅうございます
これからも応援しております!
どうも。
ご質問ありがとうございます。
質問にお答えしますね。
店長交代の理由
店長の交代には様々な理由があります。
ざっと例を挙げると以下のような感じですかね。
(降格も含む)
・営業不審というわけではないが、特別業績が上がっているわけではないので代謝を良くする為の店長の交代
(いわゆる配置転換)
・営業不審というわけではないが、もう何年もその店舗で店長をやっているので代謝を良くする為に店長を交代
(いわゆる配置転換)
・営業不審というわけではないが、その店舗の店長に他の分野で活かせそうな能力が確認されたので、本社に転勤することになり店長が交代
(いわゆる配置転換)
・店舗の業績が上がった為に、より会社にとって重要度が高い店舗に配置転換
(栄転)
・店長が店内のスタッフやコヒレとできてしまい、それが本社等にバレた為に左遷
(主に不倫のケースなど)
5つとも普通に存在しますんで、どれが一番頻度が多いとか決めるのは難しいです。
店長交代後の営業の変化
基本的には営業のクセが変わります。
スロットの設定一つとっても、分かりやすい場所に高設定を入れる店長とその逆の店長が存在します。
また、角台に好んで入れる人がいれば、角台には絶対に入れない人もいますし、特定の末尾に集中的に入れる人もいれば末尾を全く意識しない人もいます。
このように営業に関しては、やる人間によって大きく変わります。
そして、店長が変わったタイミングで就任イベントを開催するホールも多いですよね。
このポスターのように、店長が変わったということを大々的にアピールすることによって、客は大きな期待を寄せるので集客に繋がるわけですね。
ですので、基本的には店長が変わったということをイベントに絡めるなどして活かすべきだし、逆に店長が変わったことを客によってはマイナスに捉える人も存在しますので、その辺はシビアに対応していくべきなんです。
例えば、過去に以下のようなケースが存在しました。
グリードアイランド2号店 ウイング店長のケース
ウイング店長はその月の半ばに転勤してきた。
そのホールは昔ながらの常連客が多く、店長が変わることに大して敏感に反応するような客層であった。
その為「新店長は出さない」というイメージを付けてしまっては、その後の稼働に大きく影響するとウイング店長は懸念したのである。
しかし、転勤したそのタイミングにおいては月の半ばだというのに月間ノルマの1/3しか達成されていない状態であり、残りの期間でガッツリ利益を取らないとその月のノルマを落としてしまう自体に陥っていた。
当然、ノルマを落としてしまっては自身の評価に関わる。
もちろん、転勤した時点でノルマが取れていなかったので、それが原因で月間ノルマに達成できなかったと言って前任の店長を非難するわけにもいかないので、ここは割り切ってノルマを取りに行くしかないという結論となった。
そこで、ウイング店長は全スタッフに以下のようなことを伝えたのである。
「店長が変わったということを客に知られたくない。来月までホールには一切出ないようにするよ。
また、私が事務所に出入りするところを客が見たときに“あの人誰?”とか“店長変わったの?”なんてことを客に聞かれるかもしれないけど、その時は店長が変わったということを隠してほしい。あの人だれ?と聞かれても業者の方ですと答えて誤魔化してくれ」
このようにして、ウイング店長が転勤後からの半月は店長が変わったことはおろか、ウイング店長の存在自体を客に知られないようにしたのである。
その後は鬼の営業で骨の髄まで利益を搾り取り、その月のノルマは見事達成!
翌月から店長就任という形でウイング店長を大々的にアピールし、客の期待感へと繋げていくのだった。
ヨークシンシティ相模原店 レオル店長のケース
前述したウイング店長のように、店長交代という客にとっては極めてデリケートな話題を営業にマイナスにならないように上手くコントロールする店長が存在すれば、それらのことに大して全く頭が回らない店長も存在する。
ヨークシンシティ相模原店にはウイング店長と同様に月の半ばからレオル店長という店長が配置転換により転勤してきた。
で、その店長は店内や事務所をうろつくことが多かったので、ある部下が質問したのである。
「レオル店長のことを、お客さんは不思議に思っています。
聞かれたら店長であると答えても宜しいですか?
もしくは、店長ということは伏せておいて、来週末に店長就任というイベントをやることにより営業に活かしてみてはいかがでしょう?」
その言葉に対して、レオル店長は次の返答で一蹴した。
「そんなんやっても意味ねーし。
関係ねーから、店長って答えてかまねーよ」
かなりのワンマン店長であったゆえにこのような言葉が返ってきたわけだが、その後のヨークシンシティ相模原店の稼働は低迷し、レオル店長は降格したのだった。
もちろん、この発言が原因で低迷したというわけではないが、この発言一つをとってみても問題のある人物であったことは伺える。
まあ、以上のような感じで、店長交代を気にする客は多いので、考えてる人は色々考えて対策しているってことです。