年代ごとに変わる人間の価値観
小学5年生の時に、担任の先生が授業の合間に話していた、とある雑談の内容を今でも憶えている。
その時は、モテる男の話をしていて、
小学生時代にモテるタイプの人は「面白い人」
中学生時代にモテるタイプの人は「面白いくてスポーツができる人」
高校生時代にモテるタイプの人は「勉強ができる人」
と話していた。
では、大人でモテるタイプの人はどんな人?
「それは、お金持ちの人です」
なんてことを先生は話していたのだ。
小学生時代の私には、大人になると金持ちがなぜモテるのか全く理解できなかった。
当時、小学生だった私はモテる人は先生の言うとおり「面白い人」であるということは理解していたので、それが年齢を重ねる毎に女性が求めることに変化が生じるということにおいてピンとこなかったのである。
ただ、実際は人の価値観って成長を重ねる毎に、変化していくものであり、最近そういったことについて物思うことが非常に多い。
打ち合わせ
その日は、仕事で業者との打ち合わせがあった。
最近はメーカーよりも広告宣伝業者との打ち合わせに多く携わることが多いのだが、その日はスロパチステーションの営業マンと会っていた。
っていうのも、実際に新台よりも雑誌イベントのが客が呼べるわけで、どうせ金を使うのであればそっちの方がいいとなるわけである。
以前であれば、店舗単位で機械代に3000万とか使ってたんだけど、今後登場する5.9号機はほぼ買うことはないんで(というより年末まで新台がほとんど出ない)、機械代が浮いた分、宣伝広告費に金を回そうって話なのである。
ご存知の通り、超絶人気ライターである、いそまる大先生を呼ぶのには約50万の金額が掛かるわけであるのだが、私は彼の価値を考えてみた時にそれは安過ぎると思っていて、であれば100万出すから「いそまる大先生」「よしき」「なぎさ」を3人セットで呼べないのか交渉してみたわけである。
っていうのもあれだ、私の目論見は以下のようなストーリーを描いていたのだ。
いそまる大先生・よしき・なぎさ来店!!
それによって、
北斗乱舞の北斗3兄弟揃いを連想させ、
強敵を全6で営業する!!
これがやってみたかったのである。
が、スケジュールがぶっ詰まってるってことで、その野望は一瞬にして崩れ去り、商談を終えた私は競合店の沖海4とジャグラーの稼働状況、そして巨乳ギャルの店員をチェックし、そのまま帰宅の途に着くこととなった。
帰宅の途
「帰りはどこで飯を食おうか」と考えながら車を走らせていたわけだが、夕食は何を食べようかと考えることがこの上なく苦痛だ。
っていうのも、私は単身赴任の身であり、オール外食で生活している関係上、どうしても食生活に飽きがきているのである。
妻の作る料理であれば飽きないのだが、どんなに高いものを食うにしても外食では飽きがくる。
どんなに高い料理を食べても美味しいと思えないのである。
例えば、同僚の店長は単身赴任の身でありながら、地元に家も購入して、そこに妻子が住んでいるという人が何人も存在している。
そういった人達はローンがキツいので、食事代は1日1000円しかもらえず。
月3万の食費に+αの小遣いという仕送りで生活している感じである。
一方、自慢話になってしまって申し訳ないが、私の場合はネットビジネスとスロットの収益が毎月50万以上あるので、妻からの仕送りは一切もらわず、その50万で好きなものを毎日飲み食いしているわけだ。
(もちろん、毎月食事と遊びで20万も使わないので、常に30万以上は貯まっている)
その為、いつも値段は一切気にせず好きなものを食べるんだけど、余りにも外食に飽きてしまって心底上手いとは感じられないのである。
以上のようなことを考えながら、迷った挙句最後に行き着いたのが、餃子の王将。
そこで、食したのは「キムチ焼き飯」と「もやし炒め」のセットだった。
しかし、これが食い始めるとなかなか旨くて、無心になりながらがっついて食ってしまった。
結局、食べるまでのプロセスが面倒くさいと思ってしまう人間なんだよね。
何らかの作業を止めて食べるのが面倒くさくて・・。
食べる時間があれば、仕事やブログやスロットなど好きなことをやっていたいんです。
もし、お腹が減らないのであればそれが一番。
エヴァンゲリオンの生みの親である岡田斗司夫もそれと似たようなことを言ってたんだけど、彼も食べることが大嫌いで、例えば食生活の全てをある一本のドリンクで処理できるのであればそれが一番と話していた。
普通の人からすれば、色んな食べ物を味わうのが楽しいだろうけど、そういうことには興味もないし時間がもったいないので、一切必要ないといった感じである。
もちろん、私は岡田斗司夫までのレベルにはいってないが、食欲が低い人間であるのは確か。
一方で、性欲や金欲は人一倍高いと思う。
逆に私の家内などは、食欲はあるんだけど、性欲がない。
例えば性欲においては「やるまでが面倒くさい」とはもう耳にタコができるくらい言われてきた。
で、それがおっぱじまってしまえば、家内の方がはるかに無心になってがっついてくるわけなのだが、それって私の食欲と似ているということに気づいたのである。
そんなことを考えながら食事を終えると、再び車を走らせ帰宅の途につく。
車内のBGMでは学生時代に好んで聴いていたPearl JamのDissidentが流れている。
数ヶ月前にある昼に車内で信号待ちしていると、サイゼリアとかそういった安っぽいファミレスに、大学生くらいだと思われるカップルが手を繋いで入店している光景を思い出した。
その日の太陽がカンカンとしていたこともあって、そのカップルがやけに輝いて見えたのが今でも脳裏に焼き付いている。
あのカップルにとってもそうだと思うけど、その頃の自分が最も重要視してるものって、間違いなく恋愛だった(というより女を中心に全てにおいて行動していた)。
人間歳を取ると、価値観って変わってくるよな~ってことを最近よく感じる。
小学生時代はビックリマンチョコ
中学生時代はドラクエ
高校生時代はメガドライブ
大学生時代は恋愛
が一番自分にとって重要なものだった。
その後、社会人になりパチ屋に就職後は、20代後半より完全なる社畜に染まっていくわけだが、それ以前である20代前半は仕事よりも自分の趣味を優先して生きていた。
意識高い系の奴だと、20代前半から店長を目指して猛烈に頑張っていた奴もいたけど、私はそういうのとはちょっと違ってた。
仕事は重要なんだけど、それよりも自分の趣味を大切にしたいと思っていた。
つまり、これは一言でいうと、お金に対する執着心が低かったということであり、それは現状の価値観とは大分異なるよなってことを痛感させられるわけである。
その一方で、現状のネットビジネスではビジネス仲間のほとんどが20代前半から中盤となっており、時折そういった飲み会に参加してもほとんどが20代という状態となっている。
そういった現状を見た時に、20代にして将来を見据えて金に対する執着心を持っているとは、私が若かった頃とぜんぜん違うな~と思ってしまうわけである。
ネットビジネスを志して行動している時点で、自由や金銭を手に入れたいと人一倍思っているわけだが、私が20代の頃はそんなことは夢にも思わなかった。
なんとなく店に出勤して、仕事して、
「班長に上がれたらな~」なんてことしか考えてなかったのである。
まあ、そもそも時代背景が違うんでこれは比べてもしょうがないことではあるのだが。
ただ、冒頭の話に戻ると、
大人でモテるタイプの人は「お金持ち」であるということは今では理解できる。
ホールを2件回る
以上のような取り留めのないことを考えながら車を走らせていると、すでに夜の9時を回っていたのだが、ハイエナでワンチャン狙おうかなと思って、帰り掛けにあるスロ専に寄ってみることにした。
が、打てる台がまったくない。
にも関わらず、番長3の島でMBハイエナを探している輩が存在している始末。
速攻でその店を出てもう1軒よったのだが、そこはもっと酷かった。
まず、当然打てる台がなかったのだが、それであれば黄門ちゃまで赤メーター狙いはできないものかと、メーターチェックを試みたのだが、3台設置してある黄門ちゃまがすべて0回転。
時間はすでに夜の9時過ぎですよ・・。
さらに、驚いたのは今週の最新台「セイクリッドセブン」
このホールは2台導入だったんだけど、2台中1台は開店から10Gしか回っていなかったのである!
40万で新台買って新装2日目で10Gですよ。
台売りわずか200円という・・。
一方の同時期に入った「北斗の拳 新伝説創造」に関しては流石にもっと動いてたんだけど、それでも芳しくなかった。
っていうのも、9時過ぎて稼働0で全台空き台だったわけだから(全部で4台あった)。
ちなみに、北斗創造は前作の北斗修羅と非常に似たり寄ったりの営業数値となっており、今後は修羅のような結果になるんじゃないかと懸念している。
やはり、ホールで見てみても面が良くないですね。
あの修羅に似た筐体を見たときに、打ちたいって意欲はわきません。