パチンコ店の面接で絶対に採用される方法
業界歴20年以上で、過去に何人もの入社希望者と面接してきた私が、この業界の面接で絶対に受かるためのテクニックを伝授しようと思う。
パチンコ店の面接で重要視するポイント
見た目
コミュニケーション能力
面接で重要視するポイントは上記2点だけ。
それ以外は何もなく実にシンプルなものである。
見た目
フツーであればOK。
逆にNGなのは「もさい」「不潔」といったところか。
例えば以下の写真のような感じだろうか。
接客業なので、客に不快感を与えるような外見はNGとなる。
もちろん、入社後に変えてくれれば問題ないわけだが、面接時にあまりに見た目が酷いと、雇う側も不安になるのは言うまでもないだろう。
だから、特別格好良く見せなくても良いので、フツーであることが重要となる。
コミュニケーション能力
そして、面接のときに最も重要視するのはコミュニケーション能力となる。
その為、面接時はまずは元気な挨拶を心掛けるようにしよう。
事務所に入る際の「失礼します!」
事務所で関係者と顔を合わせた際の「こんにちは!」
面接を始める際の「よろしくお願いします!」
面接終了時の「ありがとうございました!」
事務所を出る際に女性事務員に向かっての「ともだちんこ!」
などなど、元気な挨拶を心掛けることができれば、その時点で80%は受かったも同然である。
ちなみに、パチンコ業界における業務経験も聞かれることが多いが、これに関しては未経験でもまったく気にする必要はない。
ってか、逆に未経験の方が扱いやすいと使用者側は思っている。
その理由は、下手に経験者であると、前回の店舗で働いていたときのヘンなクセが残っているので、教える側としても扱いずらいのである。
各店舗においては、それぞれのオペレーションが存在するわけであり、それらの業務を忠実にこなしてくれる人材を求めているのである。
また、これは重要なので憶えておいてほしいのだが、結局のところパチンコ店の業務は、特殊スキルを要さず誰にでもできる作業であるので、コミュニケーション能力しか求めていないといっていい。
別にそいつが、東大出てようが、弁護士の資格を持っていようが、そういったことは一切関係なく、スタッフと仲良く仕事することができるのか?といったことしか求められていない。
つまるところ、東大出身でもコミ障だったら、スタッフとしては失格なのである。
現に、私の法人では中央大学法学部や慶應義塾大学出身の社員が存在するのだが、前者は入社4年で未だに班長に甘んじており、後者は配属先のベテランアルバイトを敵に回してしまい、そのまま精神に異常をきたして退職してしまったのである。
だから、学歴と頭の良さは一切関係なく、コミュニケーション能力に長けているかどうかがすべて。
極端な話、大卒よりも高卒後、ホストクラブで2~3年働いていた奴の方が、間違いなくパチンコ店で出世すると思う。
女性の方が採用には有利なのか?
これは間違いなく有利。
特に、ギャル店員が入社すればそれだけで稼働がアップするので、おそらくギャルであれば98%といった、ガンソードの最高継続率並の確率で採用されると思う。
(ギャルが禁止となっているマルハンやダイナムは除く)
ただ、男性でも好印象で爽やかな奴であれば、ぜひ採用したい逸材なので天膳背景並の継続率(80%)で受かると思う。
ちなみに、これがパチ屋のあるあるなんだけど、
基本的に、面接に関しては大型店であれば副店長や主任がやることが多く、小型店だと店長がやることが多い。
その理由は、大型店では人が沢山いるので業務を分担できるのだが、それが小型店となると人がいないので、店長が多くの業務をこなさなくてはならないわけなのである。
しかし、面接に来る予定の人が、若い女性ということが分かると積極的に面接をやろうとするスケベな店長も存在する。
普段「面接なんて面倒くせえから他店視察に行ってくるわ」といったスタンスの人が、いきなり「明日の昼は店舗にいる予定だから面接は俺が対応しとくよ」なんてことを言い出すわけだw
ちなみに、私の場合は女との面接は気疲れするんで、あまり積極的にやろうとすることはなかった。
それよりも、男の方が気楽にできるので、そっちのほうが良かったかな。
ってか、そもそもあまり人を見る目に長けているタイプの人間ではないので、他の人に任せることが多かったですね。
「こいつはいい人材だ!」なんて思った奴が、初日から出勤しなかったりなんてことは日常茶飯事でした(^^;
ぶっちゃけ現在の面接環境は緩い
色々書いたけど、結局のところ現在ではどこのホールも人手不足なので、面接に行けば多少問題ある奴でも採用されると思う。
少なくとも女であれば、ただそれだけで採用される可能性は高い。
昔はパチンコ店で働くメリットといえば時給の高さだった。
都内であれば1200円、地方であれば1000円。
他のサービス業に関しては、時給1000円もらえるところがそうそうなかったので、その時給の高さがパチンコ店の大きな魅力であり、だからこそ求人によって人材を確保することができていた。
しかし、現在では他のサービス業においても時給は高騰気味となっている。
電気屋のSIM・スマホ販売 時給1700円
スーパーのレジスタッフ 時給1400円
ファミリーマートの深夜業務 時給1375円
などなど・・。
上記の例は全部都内だけど、他がこんなだから、パチンコ店の時給も1700円くらいにしないと入社する理由がなくなってきてるのは間違いない。
基本的に「騒音やタバコの煙といった環境の悪い職場で、重い玉運びを強いられ、なおかつチンピラ客に絡まれる為に危険がいっぱい」といったイメージを一般の人達は持っているので、余程の金銭的メリットがないと入社する理由はなくなるわけだ。
それでいて、現在の若者は金銭にこだわって仕事を選ぶケースが少なくなっており、賃金が低くても環境を優先する傾向が強い。
それだけに、昨今のパチンコ業界における人材不足は深刻な問題となっている。