スロット設定師からの質問 宵越し対策・期待値の落とし方
今回は某パチンコ店の設定師さんからのご質問にお答え致します。
初めまして、千葉県のパチンコ店にてスロット全般に担当しております菊田と申します。 突然のメールをお許し下さい。 いつもクロロ様のブログを楽しく拝見しております。 大変共感することが多く毎日の更新がとても楽しみです。 この度はあつかましくも質問がありまして、 『クロロ様が各スロット機種の詳細解析を見るときに参考にする媒体は何ですか?』という質問です。 何故このような質問をさせていただくかと申しますと、AT・ART機の割を少しでも抑えたいからです。 詳細な解析からいわゆる期待値のある台を期待値のない状態にする調整が必要だと思っていますが、 そもそも参考にする解析元に間違いがあったら元も子も無いので。。。 『この機種の期待値の落とし方はこうやる』などの具体例も踏まえてのご教授を是非ともお願い致します。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初めまして^^
いつもご愛読ありがとうございます。
それでは、質問にお答えしますね。
スロット機種の解析を見るときに参考にする媒体
まあ、色々とありますけど実際にプライベートでハイエナする時によく見るのが29伝説とすろぱちくえすとですので、営業においてもそれらの媒体を参考にすることが多いですね。
もちろん、その他にも多くのサイトが存在するので、29やすろぱちに調べたい情報がなければ検索して出てきた他のサイトをしらみ潰しに探します。
また「そもそも参考にする解析元に間違いがあったら元も子も無いので。。。」
とありますが、間違いがあるサイトは個人的にはそうそうないと思いますね。
例えば、期待値に関してもどこのサイトでも大体似たようなゲーム数ではありますし。
その辺りは、検索を繰り返していくうちに分かってくるので、明らかにおかしい内容であれば気づくんじゃないかって思います。
期待値の落とし方について
これは、実際にハイエナで稼いでいる設定師であればそれほど難しいことではないですが、そうでない場合ではキツイでしょうね。
AT・ART機の割を少しでも抑えるのであれば、基本ハマリ台をリセットすれば期待値が落ちます。
しかし、機種によってはリセット恩恵が強い台もありますので、その場合は浅いゲーム数でリセットしてしまうと逆に期待値が上がりますからね。
具体的な例を挙げますと
アラジンA2
真モグモグ風林火山2
スーパービンゴネオ
戦国乙女2 西国参戦編
必殺仕事人
マジカルハロウィン4
やじきた道中記乙
などはリセット恩恵がほぼ存在しないので浅いゲーム数でも強気でリセットしてOKです。
例えば、ビンゴでは300Gで残してしまうと約2350円の期待値を残してしまうことになりますので、その場合はリセットした方が利益は取れるでしょう。
さらに言うと、100Gで閉店しても+20円の期待値が存在するので利益を取りたいのであればリセットすべきです。
このように恩恵がほぼ存在しない台に関しては少しでも回っていたらリセットした方が割を抑えられると思います。
一方、難しいのはリセット恩恵の存在する台ですよね。
それぞれをランク別に分けますと…
◆リセット恩恵 中◆
北斗の拳 転生の章
エウレカセブン2
魔法少女まどか☆マギカ
リング
蒼天の拳2
バジリスク絆
押忍!サラリーマン番長
◆リセット恩恵 大◆
鉄拳3rd
サラリーマン金太郎
シンデレラブレイド2
モンキーターン2
戦国コレクション2
ミリオンゴッド神々の凱旋
ざっと、こんな感じですね。
以上の台は天井の恩恵が存在するので安易にリセットすべきではありません。
リセットの判断基準
その判断基準も結局は期待値ですよね。
例えば北斗転生で360あべしで閉店になった台があったとします。
その場合にリセットを掛けるべきか否かは期待値で判断するわけですね。
それでは具体的に解説しましょう。
・リセット後0あべしからの期待値⇒80円(すろぱちくえすとより)
・AT後360あべしからの期待値⇒-1378円(スロマガより)
※条件:AT当選後即ヤメ
このように、すろぱちとスロマガで調べた結果、リセット後の方が期待値が高いということが分かりました。
ですので、利益を取りたいのであればこの場合は据え置くという判断が正しいわけですね。
ちなみにスロマガで検索した結果、472あべしの期待値が89円だったので472からリセットした方が利益が取れるという検証結果となりました。
スロマガ この台いくら?
なんか最近、スロマガの紹介ばかりしている気がしますがこの機能がとても便利なのでご紹介します。
スロマガには「この台いくら?」というゲーム数を入力することによって期待値を算出できるツールが搭載されています(全ての機種に存在するわけではないですが)。
以上のような形で、スロマガは立ち回りの一方で営業にも活かしております。
今回の記事は以上となります。
まあ、色々と期待値の落とし方について書いてきましたがこういった記事は、ハイエナ稼動の専業やセミプロの方達からはひんしゅくを買いそうですね。
「てめ~!クロロどうしてくれるんだ!」って。
ですので、菊田さん。
今回の件は二人だけの秘密でお願いしますよ^^