超絶ブラック企業のパチンコ店【その2】中小企業のリスク
昨日のブログの続きで、労働組合の存在しないブラック企業のパチンコ店について書いて行きたいと思う。
~過去記事はこちら~
超絶ブラック企業のパチンコ店【その1】
私が以前働いてた新潟のホールは、店舗数が全部で3店舗という小規模の企業だった。
社長や部長は度々店舗に顔を出して社員やアルバイトに対し労をねぎらっていた。
小規模ということで会社全体がある種のファミリーとなっており、それが社長であるネテロの理念であり私自身もそれは素晴らしいことだと思ったし、ネテロ社長の人柄にも素晴らしいものがあった。
ただし資金力の少ない小規模のチェーンということで、マルハンやダイナムといった競合店に客を奪われ、経営はそれほど安泰とはいえない状況ではあり、その為残業代は支給されず、人件費の兼ね合いもあって人を多く雇うことはできないので月6休という状態にも関わらず有給もほぼ使えない状態であった。
さらに拘束時間は
早番であれば朝7時から夕方7時。
遅番であれば午後3時から朝の5時。
といった感じで本来の拘束時間を過剰にオーバーすることが当たり前の状態となっていた。
その理由とは、人が少ないので業務が終わらないことと、設備が古いのでその機械トラブルを通常勤務終了後にやらなくてはならない為である。
このように既存の社員が当たり前のように会社に労働力と時間を捧げているのを見て、私はある種の違和感を覚えていたのだがその環境がますます悪化するようなある出来事が起こったのだ。