養分の特徴 後半【パチスロ・スロット】
前回の記事では養分の特徴の一例を上げましたが、今回もそれに関連する内容です。
私がレッドにコンサルしている中で、結局レッドは養分から脱却できなかったわけです。
もちろん「養分=悪」というはずもありません。
むしろホールにとって悪なのは「プロ(特にハイエナの)」であり「養分」は神様的存在でしょう。
しかし、その養分の特徴というものに関して私がレッドから垣間見た一部を書いてみます。
特徴① 自分以外に失敗の要因があると考える
これは誰もがやってしまうことだと思いますが、特にこういった思考が強いように感じました。
というのも、言動の中に「探しても全くボーダー以上の台がないので無理」「平日は会社が終わるのが遅いので俺には無理」「ハイエナは俺の性格には合わない」といった感じで、“○○だから無理”という言葉が多かったんですよね。
逆に「俺のメンタルが弱かったから失敗した」といった自己反省の言葉が一度もなく、それは今思うとなるほどなと思いました。
以前、現役パチプロの清志さんが以下のようなことを言ってました。
「負け癖が長い人ほどコンサルするのは難しい。僕がその時に心掛けているのは“私は今まで間違っていました”“今までの私はバカでした”と全否定してもらってから入ってもらうことなんです。負け癖が長い人ほど変な癖が付いてる。そういった人に新しい立ち回りを教えても結局元に戻ってしまって無理なんですよね。だから、元々の思考は全否定してまっさらな状態になってもらわないとダメなんです。そう“混ぜると危険”なんです。古い理論と新しい理論をね」
まさにこの言葉通り、最後は昔のオカルト理論に戻ってしまって失敗してしまったと言えます。
特徴② 短期的に物事を考える
これもよく見られる特徴ですね。
そもそもハイエナとは小さく負けながらも期待値を積むという長期的な視野で稼いでいく立ち回りなので、短期的に物事を考えるようであるとメンタルが安定しません。
例えば、初期の頃にハーデスで6000枚出した時にすごく嬉しそうだったんですよね。
もちろん普通に嬉しいものですけど「クロロでさえも6000枚以上も出したことないのに!」といった感じで、長期的に見ればほとんど意味のないことに一喜一憂していたのです。
で、その後は期待値1000円以上の台は打ってたんですけど全く結果が出ずに結局ハイエナには嫌気が差してきたようでした。
私は台数をこなせば必ずプラスになると言っていたのですが、長期的に考えることができないというかそもそも期待値という概念が腹に落ちていなかったのかもしれません。
特徴③ 執念が弱い・自分の理論に置き換える
よくスポーツ選手が「最後は本当に勝ちたいと思うほうが試合で勝つ」といいますが、それだけ勝利への執念って重要なものだと思います。
例えば、レッドがハーデスで6000枚出した時は時間がまだ夕方なのにそれで帰ろうとしていたので、ここからが勝負だから夜8時過ぎまではハイエナ稼働するように指示をしたんです。
しかし「やる気がなくなったらやめ時」という理論を展開しヤメてしまったわけですね。
ただ、今思うとこの文章こそが後々の結果を予測したものになったのかもしれません。
レッド自身が「冷静な判断ができなくなる」と言っているので、まずここでメンタルの弱さが現れています。
あとは「やる気がなくなったらやめ時」という思考もハイエナとはズレています。
ハイエナでは「やる気」とかそういった概念はないですよね。
「やる気」なんてものはあるのが前提となっているでしょう。
だから、やる気がある時とない時があるっていう状態がまず致命的ということです。
当然、ハイエナにおいてはやる気があっても全然期待値のある台が落ちていなくて打てないという状況が普通にあるわけで、それでモチベーションを落とすようではけっして続けられるものではないわけです。
時間が許す限り期待値を追い求める、ホールを何件でも回る。
基本的にこういった思考が必要でしょう。
しかも、それって専業ではなくサラリーマンの私も普通にやっているわけですが、普通の人から見ればやはり異常に見えるということはありますね。
つまり、スロットにおいてはレッドは正常で、私は異常ということです。
勝ち組になるために
以上のような感じで養分の思考の特徴を挙げましたが、このブログの読者の中にもスロットで勝てないという人は多いと思います。
そこで、今回私自身が勝ち組になるために参考にしていたメルマガをご紹介します。
パチンコの方はあまり参考にならなかったですけど、スロットは参考になりましたね。
ただし、これを読んだ時にはすでに立ち回りの基礎知識を独自に身に付けていたので、新しい発見というものがあったわけではなく、よりその立ち回りの信念に自信を持つことができたとかそういった効果が大きかったです。
そして、前回の収支で挙げたとおりそこから20ヶ月連続で勝っています。
ただ、私としてはこういったメルマガを進めるのは複雑な心境といいますか…
皆さんの立ち回りのスキルが上がってしまっては商売上がったりですからね(^^;