スロットの設定を決めるシミュレーションソフトについて
今回は質問にお答えします。
題名: 設定シミュレーションソフトについて
メッセージ本文:
はじめまして。
設定配分などの記事大変参考になりました。
そこで気になったのですがスロットの設定配分はシミュレーションソフトにより配分を決めてる店舗も多いかと思いますが、その際台番までソフトにより決めている店舗も中には存在するのでしょうか?
ブログ中にあるように高設定を使う場所にも意図があると思うのですが。
全く人の手を加えず台番までソフトで指定するとなると、高設定はどの位置(角台とか末番指定)に入れるといったことが出来るんでしょうか?
こんばんは。
質問ありがとうございます。
設定配分はシミュレーションソフトというより、エクセルで作ったシュミレーション表を使用しています。
例えばスロットコーナーが1~200番台まであるとすれば
そのシミュレーション表にも1~200番台までのマスがあって、そのマス内に予想アウトと設定1~6の数値を入力すると、どのくらいの利益となるのかがエンターキー一つで算出されます。
つまり
バジリスク絆の100番台に
予想アウト:15000枚
設定:4
と入力すると
差枚数:-990枚
赤字額:19800円
といった感じで計算されます。
これを200台全てのマスで行い、その日の全体の粗利が出てくるというわけです。
(かなりざっくりで説明してます)
ちなみに、新台が登場したりレイアウト変更がある度にエクセルの計算式を変更しなければならないので、けっこう面倒くさいんです。
私の場合は主任に更新を頼んでいますが。
設定を入れる場所まで決めるソフト
これにおいては、どうなんでしょう。
今の時代あってもおかしくないですが、人間じゃないとできない作業なのかなと思います。
というのも、その台そのものの利益以外にも
・前日誰が打っていたのか
・当日のイベント内容は何か
・前日の来店客にどんな営業案内をしたのか
などなど、様々な要素を加味して設定の上げ下げを考えるからです。
そういった細かい情報まで機械に打ち込むとなると、かえって手間になりそうですし、そういった感覚的な情報を処理できるものがあるのかは分かりません。
やはり、どの場所にどういった設定を入れるのかということは人間が考えるべき作業なのかなと思います。
特定日しかシュミレーションを行わない
あとは、シュミレーションして設定を組むというのは毎日行っている業務ではありません。
通常営業においてはジャグラーが全台2でAT・ART機が1なわけですから、シュミレーションする必要がないんですよね。
適当に宵越し対策してAT・ART残りをリセットしておけばいいわけです。
あとは、ジャグラーに色を付けたいのであれば適当に設定を上げますが、その為にわざわざシミュレーションすることはないですね。
逆にシュミレーションする日とは特定日(イベント日)であり、その時はシミュレーション表で予想アウトと設定値を行い最終的にどのくらいの利益になるのかということを見ていきます。
その後、もう少し利益が欲しいようであれば高設定台を減らして、逆に利益を取り過ぎてしまう場合には高設定台を増やす感じですね。
つまり、特定日は高設定を使う日というわけなのでシミュレーション表を使って、綿密なシミュレーションを行うわけです。
逆に、全台1の通常営業日であれば設定をいじることはないのでシミュレーション表は使わないのです。