【事業者に対する冒涜の極地!】小池都知事が発表したロードマップには絶対に従うな
どうもクロロ(@Curoro_tenchou)です。
2020年5月22日に小池都知事が「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」なるものを公表しました。
今回はそちらのロードマップがパチンコ業界にどのような影響を及ぼすのかって話をしていこうと思います。
まず、ロードマップの概要は以下のリンクよりPDFをダウンロードできます。
詳細はそちらに書いてありますが、ここでは抜粋して掲載します。
緊急事態宣言の解除
安倍首相は25日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」について、全国で解除すると発表しました。
4月7日に始まった緊急事態宣言は約1カ月半で終了したことになります。
なお、5月25日に解除されるという話は以前から出ていたので、感染者数の推移を見ても解除されるということは予想していました。
ですので、東京都内で働いているパチンコ店長と話をしても、5月25日以降から開店の準備をしているという声が多かったのですが、その3日前に小池都知事が公表した「新型コロナウイルス感染症を 乗り越えるためのロードマップ」というものがあまりに酷いということで話題になっています。
小池都知事が公表したロードマップ
内容としては、緊急事態宣言の解除後にステップ1に移行し、そこから特定の条件を満たしたらステップ2やステップ3に移行する形で、あらゆる業種の休業要請を解除していくというものです。
では、どのような判断基準でステップを踏んでいくのかということなのですが、それが上の画像となります。
黒枠の『目安となる数値』というところがそうなのですが、全部で3項目(感染状況・医療体制・モニタリング)あるのに、感染状況のみの記載しかありません。
つまり、どのような判断基準でステップを踏んでいくのか不明瞭なんですよね。
しかも、そのステップにおいては2週間単位で見ていくと他のページに書かれていますので、パチンコ店の休業要請が解除されるステップ3に移行するのは順調にいっても一ヶ月以上掛かることになります。
もっと酷いのはライブハウスやジムで、こちらはステップ3までいっても解除されません。
おそらく永久に休業要請が解除されないということを暗に示しています。
ちなみに、パチンコ店は「遊戯施設」というカテゴリーに属していますが、パチンコ店はマージャン店・ゲームセンター・遊園地と同じ扱いとなっており、遊興施設であるネットカフェやストリップ劇場とも同じ扱いです。
この辺のいい加減なカテゴリーに分けもかなり酷いと思います。
その施設の建物の作りや設備状況などは業態によって様々なのに、それを一括にしてしまうのはいい加減過ぎる。
特にパチンコ店の空調施設においては、ゲームセンターやマージャン店とは比較にならないほど頻繁に空気が入れ替わるようにできており、その遊技形態からしてもマージャン店のように対面になることはほとんどないわけです。
これはパチンコ店に限らず、ネットカフェと個室ビデオを一緒にするのも間違っていると思います。
▽ネットカフェ(天井筒抜け)
▽個室ビデオ(完全隔離)
ご覧のように、天井筒抜けと完全隔離ではリスクが違います。
個室ビデオのような完全隔離の部屋であれば、その人が退室した後に消毒すれば感染することはほとんどないでしょう。
このように各カテゴリー内においても、微妙に感染リスクが変わってきますので、本来であればカテゴリー毎ではなく、業態毎に分けるべきなんですよね。
商売している方も生活が掛かってるんですから、一律一緒の適当な対応をしてもらっては困ります。
都内のパチンコ店の営業はどうなる?
東京都遊技業協同組合より2020年5月25日に以下の通達がありました。
結論から言うと、緊急事態宣言が解除されれば営業して構わないと書かれています。
私はてっきり緊急事態宣言が解除されたら、東京都内のパチンコ店は開店するものだと思っていたのですが、小池都知事のロードマップを見た時に愕然としました。
約一ヶ月半休業しているのにも関わらず、そこからさらに一ヶ月以上休業しろと?
これはあまりにも酷い。
組合の判断は的確だと思うし、以下の理由にあるように全くもって従う必要はありません。
- 十分な補償がないばかりか、そもそも未だ東京都感染拡大防止協力金も届かないなかで、既に1ヶ月半に及ぶ休業を継続し、事業継続のための資金は殆ど枯渇し倒産・廃業寸前であるところ、さらに1か月が 見込まれる休業延長には耐えられず、到底受け入れられないこと
- 本休業協力要請は、宣言に基づく特措法45条要請ではなくなり、特措法24条による協力要請となること
- 東京都が都遊協の要望について検討したかどうか、また当業界がロードマップでステップ3に位置付けられた根拠のいずれも不明であること
このロードマップは完全に頭おかしい。
よくぞここまでバカな奴が都知事やっているものだなと驚愕するし、その都知事選が7月5日に行われるようですが、そこでもこの知事が400万票を獲得して圧勝すると予想されていることに身震いします。
直近一週間の感染者を計算したら1日の平均は7.1人でしたし、世の中の施設がこのロードマップ通りに対応したら経済は大変なことになります。
知事の思惑としては、このまま都知事選まで規制を掛け続けることによって、他の立候補者が選挙活動できないようにすることが目的という話です。
自分自身の為に、都内の多くの事業者に対して多大なる迷惑を掛け、その人達の人生を踏みにじる感覚はほんと凄い・・。
このロードマップを守る必要は一切ないし、休業要請に応える必要はありません。
会社とは何か?
私は、サラリーマンであると同時に起業しているのですが、私の会社は今期で3期目を迎えます。
起業するにあたってはとても悩んだし、税理士さんと多くのやり取りして自分の会社を立ち上げた時は何物にも代えがたい喜びを感じました。
この会社を潰したくはないと思ったし、それって母親が自分の子供を想う気持ちに似ていると思っています。
私には子供が二人いるのですが、父親として子供はすごく可愛いです。
しかし、一方でその子供を生んだうちの奥さんは私以上に子供を愛しているというのが分かります。
もちろん、愛を比べたり数値化することはできないですが、母親が我が子を想う気持ちは父親とは比較にならないなんてことがよく言われたりしますよね。
その理由としては、自分自身のお腹の中から出てきたことであったり、陣痛の痛みを乗り越えたことであったり、母乳をあげたりやその他の世話をする過程で生まれた愛情であったり、元々の母性本能であったりなどなど・・。
一般的には母親が我が子を想う愛情には、父親は及ばないと言われています。
では、その一方で男性が愛情を注げるものって何かっていうと、自分自身の会社であったりビジネスであると思います。
これは言い換えると情熱とも言えます。
人間(特に男性)は基本的に何やっているのかっていうと仕事となりますよね。
いつも遊んでるわけにはいかないし、いつも恋愛やってるわけにはいかない。
基本的には人生仕事なわけです。
自分は自分自身の仕事が楽しいとずっと思っていたわけではないですが、多くの時間を捧げて付き合ってきた以上はやはり愛着がわいてくるものだし、それが起業したとなると一世一代の勝負ともいえるわけです。
自分はそれほどの覚悟を持って望んでいるからこそ、自分自身のビジネスでは一切手を抜きません。
起きてる時も寝るときも常に仕事のことを考えています。
付き合いのあるクライアントからLINEで連絡があれば秒で返信しますし、電話も午前中から深夜まで365日対応します。
この情熱は母親が我が子に注ぐ愛情に匹敵するものだと思っていて、逆にいうとそういう情熱を注げるものが自分にあるということを誇りに思います。
それは、起業の有無に関わらず、自分自身が愛する仕事があるかって話です。
そういう人生って幸せだと思います。
あるデータでは、起業して5年間会社が存続している確率は15%。
それが10年となると3%まで落ちると言われています。
そんなサバイバルの時代ですので、自分はどんな状況下でも会社を存続させるために常に必死になって考動しています。
にも関わらず、小池都知事は
平然と事業を死に至らしめるようなロードマップを制定しました。
繰り返しですが、事業が潰れるのは我が子を失う悲しみや喪失感そのものといっても過言ではありません。
カイジに登場する利根川も言ってましたけど、こういうことなんです。
多くの情熱と時間をつぎ込むことによって、お金は生み出されるものです。
自分も、10の行動を起こして2~3個多少は形になってお金を生む。
だいたいそんな感じです。
東京都内のホールである、マルハンやエスパス、そしてアイランド秋葉原やレイトギャップなどにおいても創業者の情熱の集大成なわけです。
そこまで人生掛けてビジネスやっている方が、あんな“便所のネズミのクソにも匹敵するロードマップ”に従うということは到底考えられないですが、次回の都知事選ではその辺の気持ちを理解してくれるホリエモンに当選していただきたいと真に思っています。