勝ち勝ちくんと設定推測ツールの話
パチンコ店のイベント日においてはスロットホールで勝ち勝ちくんが見られる光景はもはや当たり前となってきました。
昔は違ったんですよね。
例えば、5~6年前であれば勝ち勝ちくん使う奴なんて、ほんの一部でたぶん全体の2%くらいしかいなかったと思います。
勝ち勝ちくんが当たり前の時代
しかし、現在では勝ち勝ちくんの使用率は数年前よりも圧倒的に上がっています。
そして、イベント日には漠然と勝負するのではなくて、勝ち勝ちくんでデータを取ってスロマガなどのツールで判別しながら遊技していくという行動が当たり前になっています。
かつては勝ち勝ちくんの使用が禁止というホールが多かったですけど、今はそんなホールは時代遅れもはなはだしいといえるでしょう。
勝ち勝ちくんが使用禁止の理由
では、かつて勝ち勝ちくんが使用禁止とされていた理由は何だったのでしょうか?
実際のところ、プロお断りとか見栄えが悪いとか色々とありますが、一番の理由はコレです
年配層が勝ち勝ちくんを使っているスロッターを見た時に
「アレを使わねえと勝てねえんだろうな」
と思われてしまうのが怖いからです。
例えば、5~6年前であれば今よりもユーザーは多かったのでAタイプでも賑わっているホールはけっこうありました。
エヴァとかアイムジャグラーとか、それなりのホールであれば老若男女問わず満台のホールは多かったと思います。
しかし、その老若男女が遊技している中で、一人だけ勝ち勝ちくんを使って必死にデータ取りしながら打っている奴がいたら、やはり特に年配層には良い印象は与えないわけです。
しかも、勝ち勝ちくんを使うということは当時としてはプロの可能性が高く、いつも出しているパターンも多いわけですからね。
プレイヤーのレベルの向上
当時としてはユーザーも多く、ホールも潤っていたので勝ち勝ちくんを使う輩を排除しても全く問題はありませんでした。
しかし、現在は状況が変化しており、設定狙いで勝ち勝ちくんを使うことがもはや当たり前の状況となってしまったので、排除することが非常に難しく、もし排除するとなるとほとんどの客を追い出さなくてはならないという状況になってしまったわけです。
従って、多くのユーザーが勝ち勝ちくんを使用しているのを最近では当たり前の光景として目の当たりにします。
そして、その現状は裏を返せばプレイヤーのレベルが向上しているということであり“ホール側としては商売をするのが難しくなってしまった” というのが本音といえます。
・・まあ、それはそうでしょう。
ホール側にとっては養分が最も大切なお客様でありカモなわけですから、その割合が減って上手い客が増えてしまっているという現状は由々しき事態といえます。
その結果として現在では以下のような現状がホールを悩みの種となっています
・客が低設定台を見切るのが早くなり追わなくなってしまった
・イベント日に高設定を入れてないというのがバレるようになってしまった
そして「高設定を入れてないのが以前よりもバレやすい」という現状があるために、現在では以前よりも大分設定を入れるようになったなあとしみじみ感じています。
勝ち勝ちくんと設定推測ツール
では実際の勝ち勝ちくんと設定推測ツールについて商品を見ていきましょう。
勝ち勝ちくん
勝ち勝ちくんに関しては5年ほど前に買ったことがあるのですが、失くしてしまいました(^^;
今では、携帯アプリを使ってカウントする人が多く、実際に私もそうしていますが、あれって携帯のバッテリーが消耗してしまうのでよくないですよね。
しかも、設定推測ツールにデータを入力する際には携帯を使用する為に、カウントした数値を確認するというのが携帯でカウントしていると面倒くさいというデメリットもあります。
特に設定狙いにおいては高設定を掴んだ時にどれだけぶん回せるのかが重要となるので、スピード面を考えても勝ち勝ちくんが最も効率的といえますね。
設定推測ツール パチマガスロマガ
次に勝ち勝ちくんでカウントしたデータを入力する設定推測ツールについてです。
上のパチマガスロマガというものがそれなのですが、月額324円で入会するとパチンコ・スロットの解析情報が閲覧することができ、スロット各機種においては設定推測ツールが使用できるようになっています。
例えば、パチマガスロマガでバジリスクを検索すると
このような画面になるのですが、画像中央下にある「設定推測ツール」というボタンをタップすると以下のような設定推測の画面に切り替わります。
その後、勝ち勝ちくんでカウントしたデータを入力して一番下の判別開始ボタンを押せば、以下のような推測結果が出るわけです。
スロットの設定とは女の子のスカートの中みたいなもの
基本的には前述したような手順を踏むことによって、設定推測は可能となります。
月額で324円掛かりますが、私はもう2年近く利用しており、これによって高設定を度々掴むことができました。
しかしながら、確定演出がでない限り一般ユーザーは想像の中でしか設定は分からないというというのもまた事実です。
もちろん、小役カウントして推測ツールを使えば、かなり正確に設定を見抜くことができます。
でも、確定演出が出ないかぎり100%はわからないといったところが、スロットの面白いところだと思うのです。
夜中の11時過ぎにラーメン屋などに行くとパチスロ帰りのグループが
「俺の打っていたジャグラーは絶対5以上はあったぞ」とか
「今日の俺のとなりの絆は絶対6だ!BC1発でBTにバンバン入りやがったんだから!」
といった会話が聞こえてくることがあります。
こういった話をして色々と想像を膨らますことこそがスロット設定狙いの醍醐味なのではないでしょうか?
そして、それは例えるなら思春期に妄想する女の子のスカートの中と一緒です。
あのスカートの中は一体どうなっているのだろう?
決して中身はわからないけど、色々と想像を膨らます。
何だかスロットの設定と似ていますよね。
そして、ユーザーが必死になって高設定を探している中で、設定を知っている自分がその光景を傍観しながらホールを回るというのも、また優越感に浸れるひと時です。
この快感は主任以上の業界の方であれば誰もが分かると思います。
「あいつら(客)は色々と想像するけど、本当の設定は決してわからない。でも俺は全部知っている」
この優越感は女の子のスカートの中身を知って、周囲の友達よりも一足先に大人になった優越感と似ているといえるでしょう。
現実的にパチンコ店の業務は、煙と騒音の環境で働く上に2部制の重労働ともいえます。
金が掛かっているだけに客からのクレームも激しく、大金を扱うので危険な目に合うリスクもある。
そのような環境で苦労は多いですが、前述したようなささやかな楽しみもあるのがパチンコ店員といえます。
(あと、事務所の監視モニターから見る胸チラも毎日の楽しみではある)
本日もご愛読ありがとうございます。
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