パチンコ店の会員カードの個人情報の取り扱いについて
今回は質問にお答えします。
題名: 会員カードについて
メッセージ本文:
いつも記事を楽しみにしています。
私は非等価の福岡県に住んでおり、個人情報を差し出したくないので会員カードを作成せずに毎回現金投資をするセミプロでした。
しかし、4月から就職して働くことになり、仕事のため平日は5時過ぎからしか稼働ができないので会員カードの作成を考えています。
会員カード作成に必要な個人情報や身分証のコピーは何に使用されるのでしょうか?
裏では個人情報を売買しているなどの噂を聞き、情報の流失や悪用を警戒してます。また、電話や郵便物で家族にパチンコ店通いがバレると大変なことになってしまいます。安心して会員カードを作成してもいいのでしょうか?
答えて頂けると嬉しいです。
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どうも。
ご質問ありがとうございます。
それにしても、会員カードを作らないセミプロっていうのも珍しいですねw
たしかに、たま~にそういう人はいます。
ちょっと話はズレますが、そういう人ってSNSも絶対やらなそうですよね。
特にフェイスブックとか絶対やらないでしょうね。
個人情報や身分証のコピーの使用用途
会員カードを作る際に個人情報を書いてもらうわけですが、その際に身分証のコピーを控えます。
その理由は、書いてもらった個人情報が嘘ではないということを確かめる為です。
個人情報保護法とかなんちゃらで、そもそも嘘の情報を店舗側が管理していたら、それはそれで問題なんで、まずは嘘の情報ではないということを確かめる必要があるんですよね。
ってことで、身分証をコピーするわけですが、ただどちらかというとコピーしていないホールも多いですよね。
記入事項が嘘ではないということを確認すれば問題ないので、身分証を見せてもらうだけで実は問題ないのです。
ちなみに個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)が成立したのが、2003年5月23日。
たしかに、このタイミングから個人情報の取り扱いのマニュアルが社内でもできるようになりましたね。
具体的にいうと、会員カードを作る際に記入してもらった紙には個人情報が書かれているので、鍵の掛けられた引き出しに保管して、閉店後に金庫内で厳重に保管するなどといった感じです。
個人情報の書かれた紙はメーカーに送る
ちなみに、客に書いてもらった顧客情報はホルコンのメーカー(ダイコク電器とか)に送り、その後メーカーの操作によって個人情報がホルコンに書き込まれる感じです。
例えば、個人情報の紙にはその人の住所や電話番号が書かれてあるんで、それらの情報をホルコンに加えることによって、ダイレクトメールなどのタックシールを出力できるわけです。
もちろん、メーカーに送らずにホルコンに直接入力することも可能ですが、私の場合は面倒なんで毎回メーカーに送ってました。
以上のように、個人情報の書かれたシートはメーカーに送るか店舗の金庫内で保管してますんで、情報が流失するということはありません。
もし、それらの情報が流出してしまったら、会社側は損害賠償を請求される恐れがありますので、取り扱いには十分注意していますね。