北斗の拳 新伝説創造 営業考察(設定配分・ハイエナ対策)
北斗の拳 新伝説創造が全国一斉導入となったんで、営業考察記事を書いていこうと思います~。
ちなみに、新台レポートや解析記事に関しては、最近ほぼ書いてないのだが、その理由としてはそういった記事や動画が世の中に溢れているから、このブログで書いても意味がないということと、私自身が書いていても楽しくないという2つの理由が存在している。
ぶっちゃけ、新台の解析記事に関しては、
「検索する⇒コピー&ペースト」
という作業の繰り返しとなるので、解析記事を書いているブロガーは本当に大変だなと思ってしまう。
もちろん、それ自体の作業に楽しさを見出だせるのであれば問題ないのだが、私は「検索する」という作業自体が大嫌いなので、そういった作業にはかなり辛いものがある。
「調べるという作業はせずに自分の思っていることを自分の経験や知識を元に好き勝手書きたい」
これが理想だと思っている(ただ実際はそうもいかないことが多いけど)。
それでは、前置きが長くなってしまったが、本題に入る。
いちおう目次を作ったんで、興味のあるものをタップしてお読みください。
基本スペック
導入情報
タイトル | 北斗の拳 新伝説創造 |
---|---|
メーカー | サミー |
導入台数 | 約50,000台 |
導入日 | 2017年9月4日 |
コイン単価 | 約2.6円(設定1) |
システム
タイプ | ART機 |
---|---|
1Gあたり純増 | 約1.9枚 |
千円あたりG数 | 約43G |
ゲーム数天井 | 710G+α |
恩恵 | 宿命の刻に当選 |
スルー天井 | 宿命の刻7スルー |
恩恵 | 8回目の宿命で勝利し激闘乱舞確定 |
リセット恩恵 | 天井が510G+αに短縮 |
MB出目 |
闘図柄揃い (左リールは北斗or金7でも代用可) |
MB恩恵 | 3G間に渡りベル or チェリーが成立 |
スペック
設定 | 宿命の刻 | 機械割 |
---|---|---|
1 | 1/224.3 | 97.8% |
2 | 1/220.8 | 98.9% |
3 | 1/213.3 | 100.9% |
4 | 1/191.8 | 105.2% |
5 | 1/180.1 | 108.7% |
6 | 1/157.6 | 115.1% |
天井期待値とハイエナ対策
引用:パチスロ期待値見える化
天井期待値は上記の通り。
このケースでは、等価では450Gを目安に天井狙いするユーザーが多いと思うが、店側はどのように宵越し対策するべきだろうか?
ざっくり20G刻みで期待値を算出してみた。
20G刻みの期待値
ゲーム数 | ART後 | リセット後 |
---|---|---|
0 G | -461 円 | -139 円 |
20 G | -436 円 | -79 円 |
40 G | -411 円 | -19 円 |
60 G | -386 円 | 41 円 |
80 G | -361 円 | 100 円 |
100 G | -334 円 | 159 円 |
120 G | -295 円 | 250 円 |
140 G | -256 円 | 342 円 |
160 G | -217 円 | 433 円 |
180 G | -178 円 | 525 円 |
200 G | -139 円 | 616 円 |
220 G | -79 円 | 756 円 |
240 G | -19 円 | 896 円 |
260 G | 41 円 | 1036 円 |
280 G | 100 円 | 1176 円 |
300 G | 159 円 | 1316 円 |
リセット後は天井が200G縮むので、0Gから打つと-139円となる。
・・と考えた時に、宵越し対策をするんであれば、-139円を上回ってくる220G以上のハマリ台をリセットした方が良いとなるのだが、結論からいうともうちょっと早めの180~200Gくらいからリセットした方が良さそうな気がする。
というのも、300Gに夜ステージへ移行するなどのゾーンが存在するようなので、そのゲーム数に近いほど期待値が上乗せさせる可能性があるからだ(上記の天井期待値はゾーン非考慮)。
その為、現時点においては180G以上のハマリでリセット&高確チェックを推奨。
仮に高確チェックで20G回したとすれば-79円でのスタートとなり、そうなると200Gで据え置いた方が期待値は低いとなるが、先程書いたように300Gにゾーンが存在するので、おそらくリセットした方が期待値を落とせると思う。
ただし、ART後0~160Gヤメの台においても、宿命の刻が5連続スルー以上の台は問答無用でリセット。
さらには、4連続スルーのケースでもリセット推奨となる可能性が高い。
しかしながら、その一方でリセット後1回目の宿命の刻においては、激闘乱舞への突入率が大幅アップという恩恵も考えられるので注意したい。
とりあえず、情報が入ったらリセットボーダーを調整していきます。
導入後しばらくは、朝一の大当たり履歴や、モード別の出率をホルコンでチェックすることをオヌヌメします。
また、以上のことはあくまで宵越し対策をしたい時の話であり、この形での営業を推奨しているわけではない。
ここに書いてあるようなエゲツない営業をそのまましてしまうと、一瞬にして客が飛んでしまうリスクもあるので注意。
(エナプロは飛ばしてもよいので、一般客は飛ばさないように)
設定配分考察
設定 | 台粗(等価) | 台粗(5.6枚) |
---|---|---|
1 | -9359 円 | -13493 円 |
2 | -4679 円 | -9200 円 |
3 | 3829 円 | 1543 円 |
4 | 22151 円 | 14264 円 |
5 | 37010 円 | 27471 円 |
6 | 64235 円 | 51079 円 |
とりあえず、アウト20000枚入ると想定してシミュレーションを叩いてみた。
設定を入れるとしたら4or6がメインとなるが、ざっくり4を1台入れたとしたら等価では設定の1の台が2台。5.6枚交換では設定の1の台が1台フル稼働すれば赤字が相殺されることになる。
設定配分サンプル 等価交換
北斗の拳 新伝説創造
アウト:20000枚
台粗利:3063円
設定配分サンプル 5.6枚交換
北斗の拳 新伝説創造
アウト:20000枚
台粗利:2390円
いちおう、設定配分のサンプルを掲載してみたが、設定を入れるのであれば中途半端に利益を取らずに、北斗を全体で赤字にして他の機種で回収するというケースもあるんで、あまり参考にはならないと思います。
ちなみに、設定2以上の示唆がないので2~3を入れる必要性は低く、従って1or4or6といったメリハリ営業になりやすい機種といえる。
導入後の運営パターン考察
※等価交換ホールで想定
1週目は否が応でもフル稼働するので全1で流し、やや稼働が垂れると思われる2週目からは若干利益を落とす。
そして、再び3週目のシルバーウィークにおいては全1でぶっこ抜くわけだが、16日の週末だけ北斗を赤字営業してイメージ付けするのもアリ。
なお、1~3週目においても旧イベント日であれば北斗機種単体で赤字調整するケースも考えられる(可能性は低いが)。
実際に、北斗強敵の時代においては初週から設定を入れているホールも多かったのだが、あの機種はあくまでAT機であったということと、その前の北斗転生が抜群によい機械だったので、今後の主力機種とする為の先行投資として初週から還元するホールがあったわけである。
しかし、今回の北斗創造に関しては、大コケした修羅からの続編である為に、流れが悪すぎる。
従って余程の奇跡が起きない限りは番長3のようなヒット作にはなりえないし、すごく中途半端な台として終わる可能性が高い。
特に少台数で販売された機種であれば、稼働が振るわなくても長生きするが、50000台も販売されたとなると、動かないと腐るのも早い。
唯一のプラスポイントとしては、5.5号機最後の新台であるということ。
結局、12月からAT機(旧基準機)の設置比率を30%以下に抑えなくてはならないんで、残りの70%はAタイプと5.5号機といった構成になってくる(10月から発売となる5.9号機は正直入れたくない)。
つまり、12月からはそれ以前よりも5.5号機の活躍の場が増えるということになるんで、そういった境遇においては北斗修羅よりも遥かに恵まれているといえます。