海物語の要注意人物の話【中編】
先日のブログの続きです。
海物語の要注意人物に関して、次にルールを破ったら出入り禁止にしようとミーティングで決定し、その後すぐにその人物がガラスを激しく叩いているというインカムが入りマネージャーAが駆けつけたところからの話です。
私はそのマネージャーAの対応を事務所のモニターで見ていました。
その人物がガラスを叩いているところをマネージャーAが声掛けしています。
その人物は声掛けを無視してガラスを叩きます。
マネージャーAが顔を近づけてお願いすると、人物は「向こうへ行け」といった感じで手で遮ってきます。
その後も、マネージャーAがお願いを繰り返すと、人物は立ち上がり膳板の玉をぶちまけてマネージャーAに対して怒鳴り散らしました。
私はこれはヤバイと思って、事務所にいたもう一人のマネージャーBと一緒に現場に駆け付けました。
そのまま、マネージャー2人と私とその人物はエントランスになだれ込むように移動しましたが、その人物は興奮気味で暴れていました。
マネージャーAは胸ぐらを掴まれ、私に対しても殴り掛かってきました(実際に腹を殴られました)。
マネージャーBがその人物をなだめ、その後はまたいつものように外に移動。
人物はタバコをふかしまた「遠隔」や「接客」に対するクレームを語り始めました。
しかし、その後はマネージャーBが「すみませんが、今回は手を出してしまった(胸ぐらを掴んだり殴り掛かったこと)ので出入り禁止とさせていただきます…」といった一言を発しました。
それに対して人物は「わかった。じゃあ。もう来ねえから」といってそのまま立ち去りました。
私はこれで良かったと思いました。
出入り禁止にするには苦労しましたが、これで海の環境も良くなり稼働も上がるだろうしスタッフも余計なストレスや仕事が増えずに済むと安心しました。
しかし、その2ヶ月後にその人物が再び来店したのです。