荒らしコメントから垣間見えるその人物像と人間性
先日のコメント投稿で、すごいテンション上がったことがあって、思わずTwitterでツイートしたことがあった。
先日のコメント投稿
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そのコメントとは上記の通りである。
2014年6月27日に書いた「ホルコンの全てを教えます」という記事に対してのコメントであるのだが、最近まともなコメントが多かったので、このようなコメントを見るとある意味安心する。
マジでテンション上がりましたわ。
そう、例えるなら映画「ターミネーター(初代)」で登場したピーター・シルバーマン博士が、逮捕されたカイルを尋問した時に、カイルから聞かされた未来の話に対してテンションを上げた時のように。
「彼の話はすごいんだ!
すべて辻褄が合ってるんだ!
素晴らしい!」
以上のような感じで、カイルをさんざん持ち上げたのにも関わらず、彼を頭のおかしい犯罪者と見なしたシルバーマン博士は、次作のターミネーター2ではカイルの母親であるサラに膝をペンで刺されるという洗礼を受けることになる。
話がズレたので戻す。
今回のコメントに対して一体何が素晴らしいのか検証してみようと思う。
荒らしコメントから垣間見えるその人物像と人間性
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このコメントの素晴らしい点を赤でマーキングしたので見てほしい。
ポイント1
まず、ハンドルネームの「ウンコ太郎」という点がポイント高し。
傾向として、このような管理人を蔑むような内容のコメントを書く際には、ハンドルネームに悪意のある名前を入れるケースが多い。
従って、彼の場合はウンコ太郎と書いたわけだが、これほどまでに完璧なネーミングを思い浮かぶとは只者ではないのがわかる。
率直にいうと、小学生であればすぐに思い浮かぶネーミングなわけだが、おそらくパチンコブログを読んでいる時点で、いい大人であることは間違いはないわけで、その年齢の人が「ウンコ太郎」というネーミングを思い浮かんだということが私には、信じられなかった。
他人を蔑むワードとしての「ウンコ」。
そして、どこにでも存在する田舎の少年を彷彿とさせる名前となる「太郎」。
これを組み合わせた「ウンコ太郎」ほど、語呂がよく管理人に悪意を表しているハンドルネームはそうそうない。
並の大人であれば、まず思い浮かばないネーミングであるし、おそらく4000年前の中国で、天才と呼ばれた人物「司馬刈」の生まれ変わりであると思われる。
ポイント2
このコメントが投稿された本文の「ホルコンの全てを教えます」においては、ホルコンのシステムの詳細を真面目に書いているわけだが、
要約すると「ホルコンから遊技台に何か情報を送って遠隔といったことはできない」といったようなことが書かれている。
で、それに対する反論として、
「操作されてるってバレない様に必死さが伝わってある意味キモ(笑)」
と書いてきたわけだが、率直にいって・・
癒されるわぁ~~~。
なんかこういう真面目な記事書いても、それに同感するコメントが多くて、つまるところ「ホルコン=遠隔」と考えている人って現在の情報化社会においては極めて貴重な存在なんです。
その現在の社会において、このウンコ太郎さんは「ホルコン=遠隔」であると信じて疑わないわけですよ。
こういう人って、ブログの読者としては超重要な存在であって、パチ屋の営業でいうと毎日来店しては湯水の如く海やジャグラーにお金を使ってくれるような人なんです。
ですから、私としてはこのウンコ太郎さんは超お得意様であって、常に感謝の気持ちを持ってブログを運営していくべきだと思っております。
ポイント3
続いて「嘘書いていいわけではないんですよ(笑)」 という一文もまた素晴らしい。
月間アクセス150万PVで、毎月50万円以上の収益を発生させている超絶人気サイトを4年間近くも運営する私に対して
「ネットだからって嘘書いていいわけではないんですよ(笑)」
なんてアドバイスをしてくるとは・・。
しかも「僕ちゃん解るかな?w」
なんて赤子扱いをしている文面も、実に微笑ましい。
基本的にウンコ太郎さんのコメントは、癒やしの文面であるといえるだろう。
ポイント4
続いて「パチ屋にしか働けない低脳なんだから(笑)」 という一文も実に良い。
これはウンコ太郎さんに限らず、時々見られる文面である。
「パチ屋だから・・・」
「所詮パチンコ店員でしょ・・」
「たかだかパチンコ店員の分際で・・」
などなど、コメントでは一定の確率で、上記のような物が存在するのだが、こういったコメントを書く人に共通しているのは単純に「職業に対する偏見」である。
そして、そういった偏見を持っているということは裏を返すと「◯◯は◯◯であるべき」といった風に考える人間であることがわかる。
つまり、本人にしてみればそこまでは意識してなくても、こういった発言をする人は何事に対しても「◯◯は◯◯であるべき」と考えるクセがあり、つまりは自分の行動をも制限してしまうケースが往々にして存在するのである。
それは生きていく上で、可能性を狭めていることに他ならない。
例えば、
「たかだかパチンコ店員の分際で・・」
と言うような人は、自分自身のことも、
「たかだか工場員の分際で・・」
という風に思ってしまい、殻を破る行動をしないというわけなのだ。
だから、実際のところウンコ太郎さんは、社会の負け組確定の人なんだけど、注目点としては、
これだけパチンコ店に関する偏見が少なくなってきている今の時代において、相変わらず「パチ屋にしか働けない低脳なんだから(笑)」という言葉が平然と出てくるという点であるといえよう。
これが20年以上前であればアレなんだけど、今現在のパチンコ店はかなりアミューズメント~サービス化されてきており、つまるところバカでは務まらない。
実際に、うちの会社では大卒しか取らないし、まあ、誘惑が多い職場なんでアルバイト店員に手を出して降格~懲戒解雇する店長は後を絶たないけど、昔みたいなパンチパーマの店長みたいな奴では務まらないし、とっくの昔に淘汰されているのである。
更には、職業やその他の差別に対する偏見が少なくなってきている現在社会において相変わらず「パチ屋にしか働けない低脳なんだから(笑)」といった文面を書いてしまうという、この希少性というかほんと現在においてはそういう人はかなり少なくなってるんでウンコ太郎さんはそういった意味でも貴重な人であるということがわかる。
ポイント5
そして最後の「文句あんならいつでもこいやw」 。
いや~~~~~~。
可愛い・・。
これには、化物の撫子なみの愛くるしさを感じた。
「可愛い」だけで考えると撫子はダントツです。
以前書いた、萌えキャラダービーでも優勝しましたしね。
その可愛さを連想させるくらいの愛くるしさを「文句あんならいつでもこいやw」には感じました。
まあ、10年以上の前の2ちゃんとかであれば、こういったコメントはよく見られたと思うんだけど、最近(特に私のブログ)ではなかなかないですからね。
本当、貴重ですよ。
まとめ
率直にいって、ウンコ太郎さんからは悪意はまったく感じられませんでした。
そこがまた素晴らしいところで、これほど気持ちのよいコメントを見たのはかなり久しぶりというか、今年初レベルです。
本人は荒らしとか、ディスるつもりで書いたんでしょうけど、私としてはテンション上がってしまい、3000文字ほどの長編考察記事を書かせていただくこととなりました。
このように、たかが115文字のコメントでも、本人の人物像がわかったりするので、それがインターネットの面白いところではありますね。