パチンコ店でスタッフが客の遊技台を代打ちするのは違法なのか?
今回は質問にお答えします。
題名: パチンコシンフォギアでの、玉がかり時のトラブル
日付:2018年7月11日 21:40
クロロ店長様
いつもブログ拝見させて頂いております。
先日パチンコシンフォギアでの大当たり時に、最終ラウンドの玉がかりがおこり、店員を呼びました。
駆けつけた女性店員は最終ラウンドでの出玉が無かったか確認をしますといったあと、パチンコシンフォギアの初回大当たり時に突入する、最終決戦をハンドルを回し消化し始めました。さらに保留が満タンになっているにもかかわらず、液晶15秒のカウント中に、常に右打ちをし玉を減らしております。
結果連チャンモードのシンフォギアチャンスに突入せず、通常に戻ってしまいました。
通常に戻ったあとは、最終ラウンドで消化出来なかったラウンド分の出玉を保証をしてくれたものの、それ以上の対応はありませんでした。
私も以前パチンコ屋(ガイア)にてアルバイトをしていたので、対応はこんなものだろうと思いましたが、当時店員は客の台を打つと遊戯補助扱いとなるので、パチンコだと大当たり消化、スロットではボーナスを揃えることすら禁止されておりました。
最終決戦を自分で入賞もできず、なんとなくモヤモヤしてしまいましたので、メールさせて頂きましたが、現在は店員は客の台を打ってもいいのでしょうか?
打ってもいい、打ってはいけないだけでも返信頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
題名: Re:パチンコシンフォギアでの、玉がかり時のトラブル
日付:2018年7月11日 22:55
こんばんは。
メッセージありがとうございます。
現在においても目押しやハンドルの台打ち行為は禁止になっていますね。
どこの店です?
題名:Re: パチンコシンフォギアでの、玉がかり時のトラブル
日付:2018年7月11日 23:20
早々のご返信ありがとうございます。
いつもブログ拝見させて頂いており、ご返信頂き感動しております!
シンフォギアの店名はピーアーク川口です。
今後もブログ楽しみにしております
題名:Re: パチンコシンフォギアでの、玉がかり時のトラブル
日付:2018年7月11日 23:31
かしこまりました。
どうも、ありがとうございます。
今後ともご愛読宜しくお願い致します。
※質問はお問い合わせフォームより受け付けております。
必ず目は通していますが、返信や記事に取り上げられるかはお約束できませんので予めご了承ください。
店側のスタッフによる遊技補助が禁止である理由
遊技補助(スタッフの代打ち)に関しては、風営法的にアウトだったと思います。
パチンコスロットにおいては、客の技術介入で遊技するものであり、それを店側の人間が補助するなどしては公平性を欠くとかそういった妙な理由で禁止されていたと思います。
しかし、これらのことが全国的に厳しく取り締まわれるようになったのは、7~8年前のイベント規制の時期からでした。
それ以前であれば遊技補助は黙認されていたのですが、その時期のイベント規制のタイミングで遊技補助も全面的に禁止であると大々的に通達が発せられたのです。
そして、私の法人でもそうですが、おそらく全国のパチンコ店で「遊技補助が完全NG」という通達においては深刻な問題になったと思われます。
その理由においては、日常的に客から目押しを頼まれているなかで、いきなりそれができなくなるというのは目押しができない客に対しての大きな負担になるのではないかということが不安視されました。
その結果、ホール側はどういう対応を取ったのか?
それは、
①スタッフが手拍子にて目押しをするタイミングを教えてあげる
または、
②客の指をストップボタンの上に添えてもらい、その指をスタッフが押すことによって間接的に目押しする
以上のような対応をすることによって、目押しができない客にどうにか目押しをしてもらっていたわけです。
ちなみに、私の店では目押しサービスの際に女性アルバイトスタッフに客の耳元に唇を触れさせる感じで・・
「今よ・・押して・・・・!」
と囁かせていました(女子大生アルバイト限定)。
このサービスが人気を博したようで、稼働が一気に5%以上も跳ね上がったということがありました。
まあ、そこは流石は敏腕店長といったところでしょう。
パチンコの代打ちはいかなるケースにおいてもNG
一方、パチンコの代打ちにおいても遊技補助にあたるんでNGなわけなんだけど、例えば大当たり消化中に突如緊急の電話が掛かってきたりして台を離れなければならないケースになったりしたら、中には店員に頼む客もいるわけですね。
ただ、そういう時にハンドルを持ってしまっては遊技補助にあたりますんで何が何でも断るわけです。
その結果、大当たり中のV入賞ができなくて時短に転落しても知ったこっちゃないw
これが正しい対応となります。
特に近年のST機においては、通常保留(ヘソ入賞)が点灯してる状態で確変に突入してしまうと、確変中の保留玉がなくなった時に通常保留で抽選させてしまうので、もしその時に当たってしまったらST中の大当たりなのにも関わらず通常に転落してしまう危険があるわけです。
そう考えると、一度確変に突入したら、それが終了するまで席から離れることができないので、そういうところは打っていてしんどいと思いますし、トイレに行きたい時は代打ちしてほしいと思う人はいるでしょうね。
班長時代にやらかした失敗
昔、猛獣王(4号機)を打っている客から「ストップボタンの効きが悪いんだけど」と言われたことがあって、ボタンを外して裏のセンサーに溜まっている汚れをエアスプレーで掃除したことがありました。
その後、ボタンを戻していつもどおり2~3回転まわしてちゃんとストップボタンが作動するかどうかを見極めてからその場を離れるわけですが、BIG中にそのテストをやってしまった為に、ジャックインしてしまったということがあったんです。
その瞬間に客から「なんで揃えちゃうの~!」と言われて、
私は「しまった~!」と思いました。
小役ゲームは残り20回ほどあっての3回目のジャックインだったので、ストップボタンの反応をテストするのであれば、客に打ってもらっているのを後ろから見ているか、もしくは自分でテストするのであればリプレイハズシをしなくてはならなかったということです。
小役ゲームを10Gほど早いタイミングでジャックインしてしまった為に、客は100枚前後のメダルを損したと思われますが、とっさに謝ったら「わかったよ。もういいよ」と許してもらいました。
以上のようなことがありますんで、ストップボタンの確認やシンフォギアのトラブル対応に関しても、スタッフが代わりに打つのではなく客に打ってもらい後から補償するという形が最良かと思います。
(ただし、出玉の補償に関しては地域のよっては禁止されているところもあります)