繁忙期は絶好の出玉アピールの場!|年末年始・GW・お盆におけるパチンコ営業の変化
もうすぐ正月休みも終わりですね。
皆さんはいかがお過ごしでしたか?
私は正月期間も、本業と副業に毎日携わっていました。
もしネットビジネスをここまで手広くやっていなかったら、間違いなく年末年始はハイエナしていたことと思います。
年末年始という期間は、天井やゾーンがよく分かっていないようなライトユーザーが多く来店しますので、期待値のある台が頻繁に落ちている傾向がありますからね。
率直にこの期間においては“設定狙いはできないですがハイエナは美味しい”といえると思います。
パチンコ店が設定を入れ始めるタイミングは?
ちなみに、設定狙いにおいては15日以降であれば、比較的状況は良くなってくると思います。
今年に関しては、1日の元旦から6日の日曜日までが正月休みとなりますが、パチンコ業界においては成人の日の3連休明けまでは出さないという営業が一般的です。
だから、基本的には15日以降から設定状況は良くなってくるということなんです。
以上のことは先日Twitterでも、えろぱちくえすとのだてめがねさんとお話ししたことです。
昔の常識が通用しなくてなってきている
とはいえ、以上のような基本概念が現在成り立たなくなってきているのが現状のパチンコ業界です。
年末年始や正月期間においても、特に特定日においてはある程度設定を入れなくてはならないと考えているホールも少なくないし、そういう状況に入れるからこそ話題になりユーザーの記憶に残るということで、極端な話1月1日の元旦から6を使っていたホールも全国にいくつも見られました。
例に上げると、茨城にあるビックマーチ学園の森店ではバジリスク絆が全6。
愛媛にある丸之内ヘリオス1000竹原ではHEY!鏡が全6。
そしてなんと、長野にあるG&L佐久店ではアイムとみんジャグとデレブレ3とバジ3が全6だったみたいです。
(以上は全てみんパチへの書き込みによる情報です)
実は7~8年前から「繁忙期とはいえベタピンで営業するわけにはいかねえよな・・」といった類のことは現場で度々言われてきました。
実際にその時期においても現在と同様にユーザーは常に右肩下がりであり、業界人も危機感を抱いていたからです。
しかし、そんなことを言いつつも結果的に繁忙期においてはオールピンで営業し続けてきたというのがこの業界の現実だったわけです。
でもそれがいよいよ変わってきたということです。
特に過去2年間くらいから顕著に変わったと感じますが、考えてみるとその時期に並ばせ屋の山本氏が「繁忙期にも出さなくてはならない時期にきている」みたいなことをPiDEAで書いていましたね。
私はそれを見て「何をバカなこと言ってんだろう」とTwitterで思いっきり否定してやりましたが、それから2年経過して山本氏の提言した通りの時代となりました。流石はカリスマ設定師といえますね。
山本さんどうもすみませんでした。あとで、ラーメン奢ってください。
まあ、そんなわけなんでかつての業界の常識においては1月は3連休明けまで出さないですが、現在においてはそんなのまったく関係ないと言っても過言ではありません。
特に正月休み明けとなる1月7日~1月11日の特定日に関しては、信頼できるホールであれば高設定は入れてくることでしょう。
なぜ繁忙期に還元するようになったのか?
繁忙期に出すような店が現れた理由は、インターネットによる情報が発達した理由が大きいです。
もちろん、インターネットの発達は昨今の話ではないですが、ことさらパチンコ店における出玉状況においてはここ2~3年の間にインターネットで情報収集するということが当たり前のこととなりました。
(それに関してはスロパチステーションの影響が大きい)
つまり、出す店はネットで拡散されるので、ホール側にとっても「出すメリットがある」ということになります。
しかし、普通に出すのであればあまり拡散されませんよね?
世の中に、出しているホールは何店舗も存在するので、同じ「出す」にしても、より拡散性のある「出し方」をした方が宣伝効果としてはより効果的なわけです。
そのために「どうせ出すんであれば記憶に残りやすい正月・GW・お盆に出した方が良い」と考える法人も増えてきたということですね。
つまり、昔は「人が集まる繁忙期は骨の髄まで利益を搾り取る」と考えていたのですが、
そうではなく「人が集まる繁忙期を絶好の出玉アピールとして利用する」と考える法人が増えてきたということなのです。
5号機のディスクアップに思うこと
繁忙期に関する考え方が変わってきたということですが、それ以上に私が「この業界も変わったよな~」と痛感させられるのは5号機のディスクアップがこれほどまでに全国で設置されているという現実です。
ちなみに、P-WORLDにおいては全国で2,872店舗で設置と記載されており、等価ホールに設置されている例も珍しくありません。
この機械に関しては平打ちですと98.9%の機械割ですが、完全攻略で103%の出率を超えるために全国平均で赤字を叩いている状態です。
しかし、赤字を叩く一方で稼働が好調なために、利益よりも稼働を欲しているホールは積極的に導入しているということですが、一昔前であればこのような考え方には絶対になりませんでした。
一般的に稼働が高いけど利益が取れない機種のことを「問題児」と呼びますが、そのような問題児は常に低スロにいくか撤去されてきましたからね。
近年のパチンコ業界では繁忙期の営業も大分変わってきましたが、それ以上に大きな変化だと思うのはディスクアップがこれだけ世のホールに設置されているということであると思うのです。
ちなみに、ディスクアップに関する設定状況に関して、みんスロに投稿があったのでいくつか掲載しますね。
ディスクアップの設定状況に関する投稿
みんスロにおいては、各機種の釘や設定状況がパチンコ業界人や設定師より定期的に投稿されています。
また、一般ユーザーの方々においても、情報や画像を投稿するとAmazonギフト券を還元するシステムとなっていますので、良かったらご投稿ください。