小遣い15,000円の既婚スロッターの切ない物語【中編】
昨日のブログの続きです。
小遣い15,000円をどうにか増やそうとグランドオープン狙いを少ない資金で繰り返しておりましたが
リニューアルオープン
機種『サンバードラゴン』
軍資金 7,000円
グランドオープン
機種『サンバードラゴン』
軍資金 15,000円
とどちらも瞬殺で終わりました。
これらは約半年間での出来事であり、これだけ長い期間を待って泣けなしの金で勝負してはやられるという、辛い状況が続いていました。
そして今度はマルハンがオープンするという情報が入り、機種指定の整理券をゲットすることができました。
そこで自分が選んだ機種はなんと『アラジンA』。
アラジンAといえばスーパーアラチャンで一撃5,000GのATにより全国的に50,000枚オーバーの記録を打ち立てるようなパチスロ史上最強の出玉スペックを秘めた爆裂機です。
それだけに荒波仕様であり、コイン持ちが非常に悪いという特性がありました。
一方、マルハンで勝負する際の自分の軍資金は20,000円であり、これはどう考えても勝負するには少ない額でした。
その為、知り合いでアラジンAよりも安定した勝負ができる「タイムパーク」の整理券を持っている人がいたので交換しようか悩んだこともありましたが、交換せずにそのまま勝負に行きました。
結果としてこの日は50,000円勝ちました。
本当にドキドキしながら打ってましたね。
リプレイ外しの時など指が震えました。
ここで負けたらまたいつスロットができるかわからないというプレッシャーは相当なものです。
何せ月15,000円の小遣いなわけですから。
その後、帰りに友達に連絡して宝島で焼肉をおごりました。
いつも職場の仲間がやっているようなスロットで勝った後に飯をおごるといった行為に憧れていたんですよね。
一度やってみたかったんです(二人での食事なので4,000円ほどでしたが)。
しかし、その後はグランドオープンもなかったために、しばらく稼げない期間が続き元手を作って増やそうと思っていた所持金の50,000円も徐々に減ってきました。
そんな時に職場の仲間と朝まで麻雀をやっていたのですが「このままスロット行く?」といった話になりました。
そこに居たのは4人なのですが一人はマルハンでアラジンAを二人はダイナムでアラジンAを打つと言っていました。
自分は金が5,000円しかないので無理と話をしたら、10,000円貸すと言ってきた人がいて先月オープンしたスロット専門店で今日は出目キングのイベントやってるからそれでAタイプの機種を打つといいんじゃないかと言われました。
ちなみに出目キングとは朝一7揃えの台は高設定というイベントです。
そういった話を聞くと勝てるイメージしか沸かなくなり10,000円負けてもプレステ2とか売れば返済できる金額なわけだし勝負することにしました。
麻雀終了後、朝一からその店に行って整理券をもらい中に入ってゲットした出目台はタイムパークでした。
タイムパーク
山佐のヒット機種タイムクロスAの後継機種。
スペックは一般的なAタイプでBIGの平均獲得枚数は380枚。
しかし、書けば書くほど切ないですね(^^;
このような軍資金のない既婚者がどのようにして常勝スロッターとなったのか。