パチスロで借金して離婚した知人の話 前編
高校時代の友人の兄貴がパチスロで借金して離婚したんですけど、その話がけっこう面白かったんで日記に書こうと思います。
高校時代の友人の名前はジスパ。
入学して同じクラスだったので友達になりました。
で、ジスパの兄貴の名前は知りませんが、同じ高校の3年生にいたので数回見たことはありました。
その後、高校~大学を卒業し今のパチ屋で働くようになってから、スロットホールで何となく会ったことがある人を見掛けて「誰だろうな」と思ったんですけど、ジスパの兄貴だってことは少しして気づきました(風貌がすごく似ていたので)。
実際に、ジスパとはたまに連絡してたんですけど、兄貴が勤めている工場が、私の務めるパチ屋のすぐ近くにあるらしいんで、仕事帰りによく打ちに行っているらしいとのことでした。
貸金業から100万の請求書が届く
兄貴は2~3年前に結婚しており、子供は二人いて嫁さんの親から頭金を出してもらい、実家(兄貴の実家です)と同じ敷地に家を建てていました。
つまり同じ敷地内に、兄貴一家が住む兄貴の家と、ジスパと母親(父親は他界している)が住む実家があったということです。
しかしある日、サラ金業者から100万の請求書が家に届いて、大騒ぎになりました。
原因は兄貴がスロットで作った借金らしく、スロットで作った借金をスロットで返済しようと試みたところ借金が100万まで膨れ上がってしまったとのことでした。
その後、借金は兄貴の母親がすぐに返済し事なきを得ました。
当然、兄貴は母親と嫁さんからこっぴどく叱られました。
貸金業から50万の請求書が届く
しかしその半年後、サラ金から50万の請求書が届きました。
原因は今回も兄貴のスロットでの借金が原因でした。
私も店で度々兄貴の姿を見ていたのですが、コンチ4Xを打っていた姿は今でも記憶に残ってますw
そして、今回は兄貴の嫁さんと兄貴の母親とで借金を返済しました。
(兄貴の嫁さんとはいっても、兄貴が稼いで嫁さんが蓄えた金ですが)
今回はこっぴどく叱られた上に兄貴は車を取り上げられました。
車があるから寄り道して借金を作ってしまうということであり、それを取り上げれば会社と家との往復しかなくなると思ったわけですね。
その後、兄貴は10km以上離れた工場に自転車で通勤することになりました。
貸金業から30万の請求書が届く
しかしその1年後のある日、ジスパが目を覚ますと隣の兄貴の家から嫁さんの怒鳴り声が聞こえました。
「もういいわよ!」
「ごめんごめんごめん」
今度はスロットで作った30万の借金がバレたらしく、兄貴は平謝りしたのですが嫁さんは子供二人を連れて家を出て行ってしまいました。