【パチンコ店最大のミステリー】出玉が増えたというクレーム発生 前編
以前、ホール巡回中に客からこんな声を掛けられたことがあった。
「・・あのう。全部飲まれたと思ったのに出玉が増えてる
んですけど 」
出玉が増えたというクレーム発生
客からのその一声こそ、私の20年余りの勤続の中で最大のミステリーの幕開けであった。
出玉が増えただって?
そんなバカな!?
その客いわく、沖海3で1万投入し3箱出したとのことだった。
ともすれば、膳板に1箱と椅子の後ろに2箱の出玉となる。
しかし、合計3箱のうち2箱を飲まれてしまい、最後の1箱を膳板に乗せてプレイしたわけだが、それなのにふと気づくと、椅子の後ろにもう一箱出玉が増えてしまっているというのだ。
客の勘違いではないのか?
私は即座にそう思ったのだが、けっこう真剣に話をしているので妙に信憑性を感じた。
その後、事務所のホルコンで客の持ち玉を調べてみたのだが、大体残り1箱といった数値となっていた。
(ホルコンでは客がその台で遊技した時間がわかれば現在所有している持ち玉を調べることができる)
つまり、その客の本来の持ち玉は膳板に1箱のみでなければならないということであり
椅子の後ろに置かれている1箱は確かに余計なのである。
この1箱はいったい何なのであろうか?
その為、私は事務所の監視モニターで客がその場所に着席してから現在までの間の映像をチェックすることにした。
すると、思いがけない光景を目にしたのだ!
(思わず笑ってしまった)
ちなみにその時の島内の様子は以下のような感じだ。
※空⇒空き台
※数字⇒椅子の後ろに置かれているドル箱の数
なぜ、客の出玉が増えたのか?
この事件については明日の記事で解明していく。
To Be Continued